ふろしき王子のブログ◎
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明日は、山梨の石和温泉で風呂敷講座のため
朝早めに出かける予定だが、
今はまだ新宿(21:17)。この時間ともなれば
電車はぎゅうぎゅうでないなれど、
うちに着くのは22時過ぎか。

そこからご飯食べてお風呂入ったら、寝るのは0時くらい?
早起きして着物や風呂敷を準備するが、庭の掃除や水やりもしたいので
6時には起きよう。それだけ寝ればまずまずだが、
食べ方によって睡眠は延びる。

ともあれ、楽しい明日となるよう、丁寧に動こう。

急ぐからと、物を乱雑に、音を立てて扱えば、
結局自分が消耗する。

いらいらした時にドアをバシーン!と閉めて、
スカッとした氣になっても、
自分自身が傷ついて後腐れることになる。

物の置かれるべき所は、音をたてずに置いたところだ。

要するに、表面的にそれらしくやっつけても、どういう所作で
ものしたかにより、反作用として醸される、見えない微細な振動は変わる。
それこそが雰囲氣を決定する。

しかし、見てるようで、頭で記号化し、
本当に見ることなくたかをくくっとるきらいのある
人間にとっては、表面のパッケージングさえよろしければ、
中身が糞でも味噌でも構わなくなる。

おじいさんはおじいさんというラベル、女子高生には女子高生という
ラベルを貼り、そういうフィルタに閉じる。

だけど現実には1人1人全く違った経験を持ち、
赤ちゃんとして産まれた日があり、いずれ息を引き取るときが来る。

それを思えば、一人一人の今この瞬間は尊くて、
人を肩書きによる先入観でくくることが
いかに閉じているかに氣づく。

人生においても、ガンとか肥満とか、独身とか、バツイチなど
言葉の呪いにとらわれやすいが、
さようなるものは、自分の、ローカルなほんの一部分にすぎない。

そんな条件を元に、様々な選択を限定しちゃうのは、
いみじく、をこなることよ。

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昨日はいくつも、このブログに日記を更新できたが、
その理由は、ぎゅうぎゅう満員電車の中で、今は読む本も無く、
書くいとまがあったからだ。

昨日、母に電話すると書いたが直後にゃつながらず、
僕が寝る前に風呂に入ろうとしてる時に母からかかってきた。

それで久しぶりに色々話せてよかったが、家庭菜園やニワトリをすすめておいた。

実家にいるとき、屋上で畑して、鶏(チャボ)を飼っていた。

はじめはペットショップで鶏用の配合飼料を買っていた。
しかし餌は独特の臭いがする。

輸入のとうもろこしの粉に、魚の粉などが混ぜられている。
ものによっては、フェザーミールという鶏の羽を粉砕したものも。

粉状の餌なので、ハト豆と違い表面積が広く酸化しやすい。

それで、いつの間にか餌を買わなくなり、同時に飼っていた
十姉妹の餌の、ヒエ、アワ、キビの皮付きのものに
貝殻や卵の殻を混ぜて
与えるようになった。
菜っ葉も大事で、毎日小松菜を刻んでいたが、
ある日時間が無くてそのまま撒いたら、問題なく
ニワトリは葉っぱをついばみ飲み込んでいた。

掃除も、当初は毎日糞を取り除いていたが、
上野公園から、半分腐葉土と化した落ち葉を
どっさり持ってきて、鶏小屋の床に敷いたら、糞が分解されるのか
臭わず、さらに糞のある落ち葉に板を載せておくと、
やがてそこにミミズがふえて、よい餌になった。
そうして、掃除をする必要はなくなった。

10年ほどのニワトリのいる日々の中で、思い出が色々とある。

こんど鶏を飼うときは、餌は買わない。

残飯と野菜くずと雑草、ヌカやおから、そして植物の残さに湧く
ミミズ、なめくじ、団子虫で十分なのだ。
あるものを適当にあげておけば大丈夫。

次に飼うなら卵も大きく、名古屋コーチンはいかがと考えてたけど、
小さくてもエネルギーあればよいので、今度もやはりチャボにしようと。

雄は朝3時くらいから鳴くので、メンドリのみの予定ではあるけど、
もし雄も飼える環境となったとき、自ら卵を抱きあたためる種類は、
もはやチャボとウコッケイくらいだ。
他は品種改良により、抱卵しないようだ。

ウコッケイはだいたいみんな同じ色なので、チャボのほうが色や模様を
たのしめる。

卵を自給するだけでなく、子どもたちにニワトリと暮らす
経験をさせたい。

鶏は大昔に日本に来て以来、ずっと日本人と一緒にいた。
外国でももちろん一般的な家禽だ。

江戸時代くらいまでは、小屋という小屋はなく放し飼いで、
夜は縁の下で寝たり、日常的に庭木にも止まっていた。

肉や卵が目的というより、犬のように当たり前に家の
庭にいたのだろう。目覚ましにもなるかな。

現代の家には、庭自体がほとんど無いし、鶏を不潔として
嫌がる人間もあるだろう。

しかし、スーパーで売られている肉や卵の元の鶏が、
庭で数羽飼うよりよほど不衛生な環境にある。
ブロイラーは、1平方メートルに16羽近い割合で詰め込まれている。

満員電車と同じで、病氣になって当然だから、餌に抗生物質が入れられる。

自分の食べるものを自分で育むという、人の基本へ
立ち返りたい。

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