こんどの新月前後に、川原で葛のつるを採って、
編んでみたいもの。
・鍋敷き
・みかん用のかご
・取っ手つきの買い物かご
・自転車用のかご
・うさぎの巣
・ボール
葛は、あけびや山ぶどうに比べると柔らかいのかな。
だけど、どこでも身近な素材で、毎年いくらでも
伸びてくるから、暮らしに生かしてみたい。
葛のかごを風呂敷でくるむというコラボをしたい。
葛自体、確かつるの繊維での織り物もあるから、
葛の風呂敷も可能だ。
個人的にはラミー(苧麻・からむし)も好き。
多少産毛みたいのあるから、こすれる
風呂敷としてふさわしいかは分からないが、
ラミーの服を着て旅に出るってのも時を超えてて
かっこよい。
好きな繊維の順に、
ラミー(チョマ)
ヘンプ(タイマ)
リネン(アマ)
木綿
絹
じゃの。
丈夫で乾きやすい麻系が好きだが、
女性には木綿を藍染で丈夫にしたものも、
肌触りはやさしい。
衣服は、動物のように毛皮のない人にとって、
調湿、防御、防寒、UVカットなど大切な機能を受け持つが、
素材や形や量の選択を間違えば、抵抗力を弱める毒にもなる。
加工し過ぎたものは、見えない機能を失っていることがあるから、
なるべく自然に近い状態がよく、
防寒なら、実際の大自然の寒さに耐えている北の植物等、
涼しくするなら暑さにつよい南国の植物の繊維を使えば、
既に半分は完成といえる。
あとは最小限仕立てて着るだけ。
服じゃなくて人が主役。その人を守り、引き立てる。
日本人の肌を美しく映えさせるなら、やはり藍染が好き。
色白い人ほど濃紺が似合う。
化学建てより発酵建ての色が綺麗だが、染める人の腕も重要。
それでも、植物の藍をつかうのが目的や前提ではなく、
人をよりすてきに見せることだから、
たとえ合成のケミカルでも、環境や健康への負荷がないものであれば
一向に構わないという考えだ。
元々はみんな地球の物質。
それを以下に安定的に使わせてもらうかが大事。
静かに優しく丁寧に、大切に扱えば、
人の手が入ることで、かえって環境が豊かになることだってある。
地球にとって最もよいのは、人類が絶滅すること、という意見もあるが、
人類がいてこその、より美しくて宇宙的に有意義なちきうに
するようにしなければね。
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