昨日まで岡山県下で開催されていた「第25回国民文化祭・おかやま2010」。
倉敷市美観地区周辺では、「倉敷ジャム2010 あっ晴れ!国文祭スペシャル」が行われてました。
倉敷市芸文館前の広場では、アートバザールが開かれ、たくさんのアートを志す人たちが集まり、作品の展示や販売をしている。
ステージではジャズの演奏が。
で、一番の目的はここ。
フィールド・オブ・クラフトの開いているカフェ。16時からの「チーズを味わう会」。
食器はフィールド・オブ・クラフト倉敷に出展している作家の器。
そしてチーズは、倉敷市三田の「TOFRO」から提供。
今回のチーズ。
クロミエ:パリ北東のブリー地方で作られるブリーの元祖ともいわれるチーズ。くせがなく食べやすい。
サント・モール・ド・トゥーレンヌ:フランスの庭園とも呼ばれる古城の建ち並ぶトゥーレンヌ地方の山羊のチーズ。よくあるシェーブルから思い起こされる、けもの臭さがなく、それでいて山羊のミルクの独特の旨味が溢れてくる。
ミモレット:有名なミモレットもあり。目に鮮やかなオレンジ色。カラスミの味を連想させる味。
フルム・ダンベール:オーベルニュ地方産。これ、ブルーチーズのピリッと感は少なめ。そのかわり、ねっとりミルクの甘みが舌の上で広がり最高の味わい。
テストゥン・アル・バローロ:ピエモンテ地方産。牛と山羊の混入で作られたチーズ。バローロワインの絞り粕に5~6ヵ月間漬け込んでいるとのこと。表面についたネッビオーロの絞り粕までポリポリ食べれて美味しい。一口齧ると、長期間かけてチーズに浸み込んだ葡萄の甘みが、ふわっと口腔内に拡がり、得も言われぬ幸福感に満たされる。
「TOFRO」のオーナーの熱いチーズ談義も聴くことができて、楽しく、美味しい時間を過ごさせてもらいました。大満足。