スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「きこにあ」@岡山

2012-07-03 | グルメ

岡山市北区新屋敷町にある日本料理「きこにあ」

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天ぷら膳に。

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意外とおいしかった黄ニラの汁もの。岡山住んでながら、黄ニラってあんまり食べたことないな。

もちろんサクッとした天ぷらも美味。

たまには日本料理もいいね。

読書。石田衣良 / 「40 翼 ふたたび」

「四十にして惑わず」というが、そう言い切れるのは孔子だからこそ。プロデュース業をしている40歳の主人公のもとを訪ねる同世代の依頼人たち。彼らはみんな、自分の人生、これからの生き方に迷ってばかりの人ばっかり。人生の半分が過ぎてしまったという焦燥感、そしてその先に見え隠れしている希望がうまく描かれていて面白い。

余計な荷物を全部捨ててしまっても、人生には残るものがある。それは気もちよく晴れた空や、吹き寄せる風や、大切な人のひと言といった、ごくあたりまえのかんたんなことばかりだ。そうした『かんたん』を頼りに生きていけば、幸せは誰にでも手の届くところにあるはず。

あくせく突っ走るだけじゃなく、ちょっと足を止めて周りにある見過ごしてしまいがちな小さな幸せを味わいながら人生を過ごしていかないとな。そうしたらちょっとは孔子の心境に近付けるかもね。

コメント
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