国道493号北川村小島の応急道路、
こちらは現道への取り付け部分です。
きのうの夕方、関西ナンバーの車が通りすぎたのを確認。
バリケードで道路を半分ふさいでいるのですが、
工事用車両のあとをついて、するするっと入ってきたようです。
ありゃりゃと追いかけて、
「どちらまで行きますか?」と話しを聞くと、
「ゆずの宿北川村温泉まで」と言うではありませんか。
温泉へはここから約500メートル。
ですが、崩壊地を間に挟んでいるので車で行くことはできません。
「申しわけありません。道路がなくなってしまって行けないんですよ」
通れないのは私のせいではないのですが、
遠路はるばる北川村まで来てくれた人たちに対して、
ホントになんだか申しわけなく、残念な気持ちになってしまったのです。
しかたがないので馬路村回りのルートで迂回してもらうようお願いして、
北川村温泉には遅れる旨を電話連絡。
聞くと、温泉に訪れるお客さんは台風災害以降激減しているようです。
あらためて、「ゆずの宿」と崩壊地、そして建設中の迂回路の位置関係を説明しますと、
徳島方面から東洋町経由で北川村へ入ってくると、
温泉の手前で行き止まりとなりますが、
高知市方面から奈半利町経由だと問題なく温泉まで行けます。
そして何より、北川村温泉ゆずの宿は、
台風災害以前も以後も変わりなく営業中です。
「行けない」
「やってない」
ということはありませんので、
泉質抜群の北川村温泉に、どうかおいでになってください。
(宮内)
地域に貢献し、地域と共に生きる。
「より良いモノをより早くつくる」をモットーに、
災害復旧工事から「モネの庭」まで幅広い分野の土木工事を施工しています。
発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで、住民のために工事を行う。
(有)礒部組は三方良しの公共事業を実践しています。