北川村平鍋の国道493号道路災害復旧工事。
地覆(じふく)の型枠を組み立てています。
ん?ホントに何気なく、地覆って書きましたが、これ、一般的に通用する言葉なのでしょうか?
ということでさっそく、「地覆とは?」で検索してみました。
まず、『みんなで作る土木用語辞典』には「地覆とは(ちふく)」として解説されています。
地覆とは
橋の側端部で橋面より高くなった部分。
高欄の基礎、及び雨水側溝の機能をもつ。
う~ん、残念ですがちとわかりづらい。
で、お次はコトバンクで『デジタル大辞泉』。
お、こっちは「じふく」ですね。
門・建物などの最下部に、地面に接して取り付ける横木。また、家の入り口の敷居。
橋の高欄のいちばん下に取りつける横材。
はい、見てのとおりですね。
じゃあつづいて、高欄とはなんぞや。
で、またコトバンク、今度は『世界大百科事典第2版』の解説。
こうらん[高欄]
縁、基壇、階段などの端に設ける装飾と安全を兼ねた手すりで、<勾欄>とも書かれる。
古語では<おばしま>。下から地覆(じふく)、平桁(ひらげた)、架木(ほこぎ)の横材が・・・
ということで、地覆にしても高欄にしても、こういった物を表す古くからの言葉らしい、ということが判明。
普段、何気なく使っている専門用語ですが、一般のかたにわかるように説明せよと言われると、とっさには出てこないことがままあります。
で、地覆についての結論。
地覆とは橋の欄干の基礎である。
こんなんで、どうでしょうか?
(宮内)
地域に貢献し、地域と共に生きる。
「より良いモノをより早くつくる」をモットーに、
災害復旧工事から「モネの庭」まで幅広い分野の土木工事を施工しています。
発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで、住民のために工事を行う。
(有)礒部組は三方良しの公共事業を実践しています。
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