こんばんはKEDちちです。
今日は西京極補助で京滋カップ。運営の太秦には感謝しています。決勝はそれらしい雰囲気に仕上げてもらえましたし、ボールガール達には頭が下がります。
初戦はローザのしぶとい守備と力強いカウンターに悩まされて0-0。シュートを外しちゃヘラヘラしているし、コーナーキッカーが3人とも1発目をミスるということだから、それはそうなる。PKでどうにか決勝に残る事になりました。
「そんなもん、もう1回やらせてもらう立場やで君ら」「みなみかぜはしっかり勝ち上がってきてるんやで」という感じで2試合目のウォーミングアップを開始。
あえて、スタートメンバーとスタート以外に分けて、2対2を繰り返しました。スタートが負けた場合はペナルティ2倍です。大して文句を言わないあたり、少しは精神的に成長したのか。
このヒト達もバカじゃない。直前ではなく30分前から先発を告げる意味くらい理解している。少なくともかれこれ1年くらいは私のやり方を見てきている。同時に、何かを整理させたい時には多少なりとも時間を与える必要があります。ちなみにこれらはスタートメンバーだけが対象となる話ではない。チームとして、の話。
決勝はめずらしくセットプレーからリード。16のフリーキックは「力半分、キーパーの前や」で走り込んだ9にドンピシャ。もうファミコン感覚です。
初戦後、散々私に言われて、少しはこっちも整えてきたようです。11のコーナーキックは今期最高のボール。蹴った瞬間に「ドンピシャや」と口にしてしまったのは相手チームのコーチだったそうです。
3点目も16が偶然できたスペースに持ち込んで、ひきつけたところを9へ。16のすばらしい判断と9の決定力。
4点目はまたもやコーナーですが、これは変化させました。16のマークが少しゆるかったので「16!」と叫んだら、11がそこにグラウンダーで。とっさの判断というやつ。で、16もダイレクトで合わせて強いグラウンダーのゴール。技術が必要なプレーです。
ただやはり、1本目のコーナーの印象があってこそ、2本目の変化が効いたんでしょうね。
その後、サイド突破から2失点ですが、この頃には3バックっぽくしていたので、どうにか逃げ切り。やばかった。7が前線で奮闘してくれたおかげで、流れを持っていかれずに済んだのかな。これでどうにか優勝というわけです。
おおよそ、少女サッカーに宿敵なんてものは存在しない。ましてや私らの立場だと長い目で見る事になるから、それはもう勝ったり負けたりだ。成長させてもらったり、逆もあったり。言うならば好敵手といったところかな。
ところが、ファミリーズはそうはいかないね。詳細は省くものの、勝ちたい勝ちたいの「圧」がえぐい。背中にガンガン来る。もちろん、何か言われたり、陰でしばかれているわけでは無いんだけど、それこそ空気感というか雰囲気がね。で、「カントク、今日はゴールの時に飛び上がって喜んどったなー」って、それは皆さんの「圧」で飛ばされているようなもんですわ。もし泣いてたとしたら、違う涙だと思う(うそです。すいません。)
初戦と決勝との間に、次年度の主将を決めました。多数決で16です。副将は立候補で21と15の2名。それもあってか16は決勝でフィーバーしてました。プレーには関係ないやろうって?大いに関係あります。心技体です。結果は2アシスト1ゴールです。
9は3ゴールのハットトリック。11は2アシスト。しかし決勝の9は強かったね。初戦はしょぼかったけどね。
京都テレビの取材クルーが来てて、インタビューを受けてたみたいだけど「2点目は11のゴールみたいなもんです」「中の私は合わせるだけでした」「3点目も16のゴールみたいなもんです」「私は決めるだけでした」なんて事を言ってくれてたらカッコイイんだけどどうだったのかな。
どうせ「デへへ~」と笑ってたんでしょう。ま、それもいいんだけどね。