こんばんはKEDちちです。
そりゃそんな事もあるだろうなという話です。
駅前のチープな飲み屋で、とりあえずの生中を頼んだら店員が「おいカントク!」と。
なんだチミは?とマスクを外させると2014シーズンの背番号4が出てきた。
「マスク外したら、また太ったとか言うやろ」「そんなんいいけど、バイト?いつから?」「最近よ」「ああそう」
日常的なアルコール摂取のはずが、そこからテンションがグン上がり。
「ホタルイカでーす」「あ、何これ?生ちゃうん」「メニューに干したものって書いてましたよね?」
もう最低レベルの接客だが、確かに干してあるヤツの方がうまい。酒がすすむ。酔いがすすむ。
同僚が「小学生の時はどんなんだったんですか」「うーん、ま、ヘタクソでねぇ~」
そこまで話したら、なぜか涙がじわっとあふれてきて無言に。あれっ?なにこれ?
気を利かせた同僚が「彼氏がダレとか気になるんちゃいますか?」
「そうやねんな。勝手な親心やわな!」(一同笑い)
彼女はそう、ダンシングドールだった。三重でのサウス、スーパーゴールキーパー相手のゴールは見事やったのよ。
そんな事は話題に出せなかったけど、パスを受けてからゴールまでの美しい動きをこっそり思い出してた。
気軽な飲み屋だけど、ここはタバコも吸えるし、いい店だな。
今日からここは、私の中ではスナック小夜だ。
これを見たママさんは、ラインで娘のシフト表を毎月初送るように。たくさん連れてイヤと言うほど通ってやろう。
君のファンを私以外にもたくさん作ってやろう。