むらさきちきぶ３２２

こんばんはKEDちちです。

今日は練習。しかし暖かいですね。練習中に汗だくで半袖になった６が、そのままチャリで帰ろうとしてたので、風邪ひくぞと制止しましたが、大丈夫だからと去って行きました。確かに大丈夫かもなという感じの気候。

練習メニューってのは何回か重ねれば上達するものですが、様子をよく見てないと変なクセも一緒についてしまう。そしてまた、選手らはすぐに飽きる。

そのために、いろいろな声かけをしていくわけです。私の役割の大半はこれです。

うまくいくと選手らは『アッチィー』とか言いながら服を脱いでは放り投げる時があります。私はそれについて、行儀がどうこう言うのを控えるタイプです。２時間トレーニングでハートが熱くなる時間はたかだか数分だからです。

今日はNBAコーチのランメニューも並行で。『フォームの悪い人が呼ばれるんやろ？』と呼ばれない８が確認にきましたから『オレが速くしたいと思う人だけが呼ばれるんや』とちょっとイジワルで返しました。正確には、限られた時間内で最大の成果が出るための人選です。

毎年のことですが、ミニゲームを見ているのが楽しくなってくる時期です。ミスが減り、意図と意図がぶつかり合うようになるとね。だから今日はコートの中心でボールに座りながら観戦。選手の目線で表情を見ました。視線とかね。ルックアラウンドがまあまあなのは、８と１０と１１だけ。１４は意識して取り組んでいるのは確認できました。今、選手らには４対４のゲーム形式ならば、自分以外７人の位置を頭に入れるように言っています。ルックアラウンドをせよという事ですが、多分、そのあたりまでならできるようになる。

午後、暁U１５に行きました。社会人リーグに中学生主体で臨むそうです。ジャイアントキリングなんか望まないけど、良い経験にするためにも少しは準備がいるわな。DFラインはOGが並ぶみたいですから、１１人制のポイントをいくつか押さえてもらいましたが、どうでしょうね。

小学生男子との練習試合で、なかなかの展開からダイレクトボレーでゴール。やたら喜んでるなと思ったらOGのティッフィーでした。『あれ決めたのオマエ？』『そや』『なかなかのゴールやったやん』『アタシ、得点したん５年ぶりやで』『おお、じゃ次も５年後とか？』『ホンマや。次は大学生や。ワハハハ』『高校時代は無し？』『無しやな。ワハハハ』

本人はご満悦。しかし、つまりは５年前のゴールをずっと思っていたという事でしょう。そして折にふれ、指おり数えていたんでしょう。なんか、イイですよね。

動画更新

1月10日 U-12　トレーニングマッチ ＆ 第1回CELESTE CUP U-10 大会決勝戦　八幡市民スポーツ公園の動画を更新しました。

動画
http://kitakamiinkyoto.blog.fc2.com/

MTK父

むらさきちきぶ３２１

こんばんはKEDちちです。

今日は八幡でU１０の大会。U１２は隣で太秦スマセレと練習試合。

練習試合の位置付けはいろいろですが、今日の場合は練習ですよということで。１２、１３、１８らのイマイチ五年生FW達にも同じように出場機会が。私に散々走らされましたが、それは攻守の切り替えスピードと守備範囲を体で覚えてもらうためのことです。最終的には全員クリア。３人は良いライバル関係にあって、良いか悪いかは別としても横一線。だからこういうチャレンジの場面でも横一線。その線を高めに設定した場合も成果は横一線。こっちとしてはありがたいです。

１２はうまくスペースを見つけて起点になることができ、３人の中では最もゴールセンスがある。１８はボールタッチに安定感があり、ああ見えて体の使い方がうまい。１３はスピードがあり、かなりハイレベルなパスセンスを持つ。三者三様ですね。

この人達のがんばりがチームへの刺激になっていました。このメンバーを出場させるといつも手助けプレーが多くなってしまう８です。今までは苦笑いで見逃していました。今日は『そのひと達にやらせなさい』という指示をすることができました。

つまり『助けることでうやむやにしていた部分を、はっきりさせて』ということです。そして、足りない部分があらわになるけれど、自力で何とかできるところまで来たんだよということでもあります。

３と２。だいぶ減ったとはいえ、まだ相手FWへのプレゼントトラップが多い。クリアばっかりの選手とトラップばっかりの選手は、どちらもつまらない。今まで難しい方からやってきたので課題は簡単なようで、実はそうでもない。判断によってプレーを変えなさいという話だから、新たな境地なのです。

何回も繰り返し言ってきたチームの生命線。１１が前線で背負って８が受ける。１１のコントロール力というよりは、８の意識改革が必要でした。ウラ飛び出しばかりじゃ芸がないねという話ですが、なかなか伝わらなくてね。『ぶっちゃけ、８が走るポイントに１１が後ろ向きからどうやってパス出すのさ？』でご納得頂けました。

ウラ抜けは１１が前を向いている時ならアリ。それよりも、前を向いて８が持つ回数が増える方がいいと思う。

そこで８にはもうひとつ。自分が決める以外の判断は無いのか？と。

これは、チャレンジ意欲を削ぐというデメリットもありますが、チャンスシーンでも周囲に目をやれるようになる方が先だという考えから。

そうなると、今までの苦労は何だったのと１１にチャンスボールが連続で。苦労してきた分、狭いところでもプレーできるようになっていて、ひさびさのビューティフルゴール。ベンチでは、今日のFWがんばりメンバーらと『あいつにはあのシュートがある。なんかずるいね』などと。

ただし、らしさを出したプレーも別にあって、スマセレ守備陣のスキを突こうとした強引な突破は、さすがに激しくガードされたものの、迫力があった。個人的にはこっちの方が楽しみ。

１０がクロスを選択せず、運ぶようにゴールに迫ったシーン。昨日のミニゲーム中に兆しはあったものの、スルスルという感じでした。または相手DF2名の位置をよく見て、その間をブチ抜いてからシュートまでいったシーン。特にスルスルドリブルの方は『相手がスマセレだからできたプレー』です。あれっ？っていう感じだと思う。クロスちゃうの？聞いてませんけど？かな。

４が、たまにはクロス上げんか！と言われるとか。１４がダイレクトパスばっかりしてると怒られるとか。６はヘディングしろとかシュートしろとか。

つまり、こういうことです。

まず、もうひとつのプレーをできるようになる。次に、今はどっちが良いかを考えてプレーする。ここからはそういう時期。今日も動画撮影して頂いてますが、そういう視点で自分達のプレーを見て欲しいものです。

そして選手達がこういうことを考えるようになると、ひとつ副産物ができる『どう考えても今はこれしか無いやん！』がそれです。そしてこの思索結果こそがココ一番のプレーをよりダイナミックなものにする。

そこで初めて、選手達が円陣で意味もあやふやなまま叫んでいる『一蹴入魂』ってのが現実的なものになる。さて、そこまでたどり着けますかな？

ただし、がんばりトリオは、まだここまでいってない。だけど、そのうち到着するから先に想像しておいてもいい。今日のプレーならOK。これが続きますように。

むらさきちきぶ３２０

こんばんはKEDちちです。

年が明けてはじめての練習でした。ほんとに暖かいです。

どんな感じかなと不安でしたが、選手達は気力体力ともに充実している感じです。よかった。

練習はひとつのテーマにこだわりながら、複数のメニューを。残り３カ月間で、今まで積み上げてきたものを発揮させるためのワンポイントです。これがワンポイントだというのは年末年始にきっちり分析済みですから、多分合ってるはず。

ここから３ヶ月は大会参加が続きます。彼女達自身のゴールはここではないとしながらも、チームとしてはいい思いをさせてあげたいなというのが正直な気持ちです。最終クォーターはそういう感じで。

今日、普段あまりゲームに出ない５年生メンバーがよかったです。これ重要。このあたりが、先発メンバーに入ってくると、チーム力がアップする。それがこのクォーターの特徴です。と思っています。

まぁそれにしても、今年は天候でチーム予定が流れることが少ないですね。暖冬だしね。これはウチだけが恩恵を受けているわけではありませんから、全体的に選手がレベルアップしているような気がします。

選手諸君、がんばっているのはウチだけじゃないと思うよ。