こんばんはKEDちちです。
今日も京都選抜でビッグレイク。結局、ウチは16人そろっていなかったので参考試合だったんだけど、どこもそうみたいで昨日の結果はリーグ3位とのことでした。
その結果をふまえ、今日は8チームでのトーナメント。トレセン助っ人はGKの1のみ。本来の姿に。さぁどうなることか。
石川0-0 三重0-0 ともにPK戦で勝ち上がってなんと決勝戦だ。おいおい。
決勝戦前にほっこりしてたら、対戦相手となる静岡トレセン選手らの「勝ちたいね京都に」「トロフィー持って帰りたいね」という会話があり、それを聞いていた私と太秦の親分とで「もう持っていったらいいよ、トロフィー」「大丈夫だから心配しないでいいよ」とか。
決勝は好きなようにやられましたけど、それでも0-4。よくやった方です。
決勝前、立ち位置が定まっていない選手らを集めて「静岡の選手は、キミらみたいなもんにも全力でぶつかってくる。だから王者なんだ」と言い放ち「で、先に教えてあげたんだから、キミらも全力でいこう。キミらの全力でいいから」ということで整理させました。
そして「うまい下手はもうわかってる。全力出せるか出せないかの勝負。それをやらないと『良い経験』にはならないよ」そんなことで決勝戦に挑み、まぁ結果的には「良い経験」になったということでいいでしょうね。
PK勝ちについて。もちろん1への安心感みたいなものが作用したことは間違いない。正直、1のねらい通りの展開。オンステージだ。ディナーショーだ。
「私、PK戦って経験ないからアカンよ」「お、良かったな。外した時の言い訳あるやん」で、YUNAはしっかり決めました。
しかし、このなんちゃって選抜が勝ち上がったのは単に「PKやろ?」だけでは終わらないように思う。点は取れずとも、無失点で乗り切っているのだ。しかも3ピリオド制。今日は11人だからフル出場的な選手もいる。体力できびしい部分は、うまく連携をしながら、各トレセンの攻撃をしのいでいる。ここからのミドルシュートなら1はストップする。そんな距離感もばっちりだからディフェンスラインも高くコンパクトに保てている。事実、静岡戦では何度オフサイドでしのいだことか。
ウチにも、そこそこできる選手は数名いるとはいえ、どこまでいってもなんちゃって選抜だ。勝ち上がるには何か理由あるはず。何だろう。答えは最終戦のベンチにあったかもしれない。ケガをしていたので参加できないと聞いていた選手が応援に来ていたのでベンチに座らせていたのです。
くそ寒いんだから家にいりゃいい。それでも気になったからわざわざ来てくれたのでしょう。そうなってくると、このなんちゃって選抜は彼女にとっての「マイチーム」みたいなものになってきているのかもしれない。もっとはっきり言うと、今までの経験上、ケガで出場できない選手が応援に来たことなんて無いんだわ。
ベンチで応援するMIKUのような気持ちが、他のメンバーにも少しずつ芽生えてきていたのであれば、今回の結果にも少しは納得できる。選抜って言いながらも、特に選ばれたわけではないこの選手達だけど、それでもこのチームにほんの少しでも愛情を持ってくれていたのであれば、それはもう「なんちゃって」ではない。今年の場合は宝ヶ池での練習試合も関係しているのかもしれない。
さて、今年は年始にも大会参加があるそうです。例年には無い事だからラッキーですね。それを経験して、最終は木村コーチ率いるキャノンガールズエイトにつながっていく。木村コーチからは距離の話がありました。
静岡トレセン選手と君たちとの距離だ。差だ。ガチでやったんだから間違うわけないね。あとは練習だ。
さて、北上としてはどうだったか。準優勝だからチームにいろいろモノを頂けたんだけど、ことごとくジャンケンでそれらを奪っていったのが北上メンバー達。ま、ジャンケンだからね。トロフィー6。ボール5。賞状7。で、MVPも1だけどこれは文句なしだ。
決勝の途中。0-3。「あと2失点までならゆるしてやるよ」「もう1点もやらんっ!!」
今回は5試合で8失点。もちろんミスっぽいものは無いのだけど、さすがに飛んでくるシュートがえぐかったろ?。中学に行くまでにこれを経験して欲しかったので、今回は、なかば強引に連れてきました。つまりこうだ、君にはまだまだやらなければならない事がたくさんあるのだ。
監督賞は長岡のHARUNA。もとがどのレベルだったかは置いておこう。2日間で間違いなく伸びてる。少なくとも2倍以上。この選手の良いところのひとつは、独り言が多いところ。試合中もブツブツやってる。真面目なんだな。弟たちのあこがれの選手になれたらいいな。
最後に。私にガンガン怒鳴られながらも、ウサギ顔を真っ赤にさせた11が、静岡トレセン選手を狩りに行ってました。君のサッカー人生は本当に充実しているね。サッカー始めて1年やそこらで?ビッグレイクで?静岡と決勝戦で?
もっと肉を食べなさい。まだまだ走るのだ。ゴールはもうすぐだ。