早いもので新年を迎えたと思ったら、もう2月がそこまできております。
今月15日は松下電器(現パナソニック)の創業者「松下幸之助」の言葉を取り上げました。
一代で「パナソニック」を日本を代表する企業に育て上げた方の含蓄のある言葉を肝に銘じて毎日を送りたいものです。
(以下引用文)
年があらたまれば、心もあらたまる。心があらたまれば、おめでたい。
正月だけがめでたいのではない。心があらたまったとき、それはいつもめでたい。
昨日も今日も、自然の動きに何ら変わりはない。照る陽(ひ)、吹く風、みな同じ。
それでも心があらたまれば、見るもの聞くものが、みな新しい。
年の初めは元日で、一日の初めは朝起きた時。
年の初めがおめでたければ、朝起きた時も同じこと。
毎朝、心があらたまれば、毎日がお正月。
あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい。
きのうはきのう、きょうはきょう。
昨日の苦労を今日まで持ち越すことはない。
「一日の苦労は一日にて足(た)れり」というように、今日はまた今日の運命がひらける。
昨日の分まで背負ってはいられない。
毎日が新しく、毎日が門出である。
「日々是新(ひびこれあらた)なれば、すなわち日々是好日(ひびこれこうじつ)」
素直で謙虚で、しかも創意に富む人は、毎日が明るく、毎日が元気。
さあ、みんな元気で、新しい日を迎えよう。
松下幸之助
今日も良い一日を!
南海放送ラジオのキャピーリポーターが三津嚴島神社に来られ、厄除け三年祈祷について取材されました。
厄年に該当する方は
男性が25、42、61歳
女性が19、33、37、61歳の方です。
厄年の方は厄年の前年が前厄(まえやく)、厄年が本厄(ほんやく)、厄年の前年が後厄(あとやく)となります。
前厄、本厄、後厄と3回お祓いすることを厄除け三年祈祷と申します。
該当の方は1年間が厄年になりますので、
年初めに厄祓いされることをお勧めします。
2月3日までは予約なしで受付をしており、申し込み後に御祈祷を行います。
【厄除け三年祈祷】
日程:1月1日~ 毎日
時間:午前9時~午後4時半まで
※土日の10時~13時頃は混み合いますので、ゆったりと御祈祷されたい方はそのほかの時間帯をお勧めします。
上記の画像では数え年で表記しています。
数え年とは生まれた時の年齢を0歳ではなく、1歳として数え、それから年を迎える度に1歳を加える数え方です。
つまり、その年に誕生日が過ぎていない人は年齢に2歳加え、誕生日を過ぎている人は1歳を加えると数え年になります。
この年齢の数え方は、赤ちゃんが生まれた時ではなく、
身ごもったときに既に生命が誕生していると考え、
生まれた時には1歳になっているということになります。
松山に初雪が舞った8日
松山北高校中島分校の茶華道部の生徒たちが花手水を奉納してくれました。
テーマは「新春の祝い」。
和名で極楽鳥花というオレンジ色の花ストレリチアや菊など10種類以上の花を使い、和のめでたさが表現されています。
また、受験生への応援の気持ちも込められており、
中島産のイヨカンを浮かべて「いい予感」。
カンザクラで「桜咲く」など縁起の良い語呂合わせの花も使われています。
この花手水は1月25日までとなり、26日以降は華道草月流の先生による花手水になります。
生徒たちはたくさんの報道陣に取材され嬉しそうにされていました。
NHK、南海放送、あいテレビ、
ご奉納いただき誠にありがとうございました。
年間通してお飾りしている花手水。
コロナ禍の際に使用中断をした手水鉢を利用して花を活けたところ、
好評いただきましたので、継続して行っています。
正月1日から花乃真央さんより奉納いただきました。
色とりどりの美しい花たちが浮かび、初詣に来られたお参りの方にも楽しんでいただいています。
誠にありがとうございます。
今後の花手水の予定を記載します。
・12月31日~1月7日 花乃真央(松山市三番町7丁目2−26) 奉納
・1月8日~25日 松山北高校中島分校 奉納
・1月26日~ 華道 草月流師範 奉納
新年 明けまして おめでとうございます。
冒頭の和歌は「石川啄木(たくぼく)」の「正月のうた」からの抜粋です。
昨年は「今年の漢字」で「金」が選ばれたように、パリ五輪で多数の金メダルを獲得した日本人選手の活躍など日本中が沸いた話題もありましたが反面、政治資金の裏金問題や家計を圧迫した物価の高騰、あいつぐ自然災害や凶悪犯罪など重苦しい話題もたくさんありました。
今年こそは良い年であって欲しいと、冒頭の歌のような思いで新年を迎えられた方も多いことでしょう。
今年は「乙巳(きのとみ)年」
「乙」は「いまだ発展途上の状態」を表し「巳」は「植物が最大限まで成長した状態」を意味します。この組み合わせは「これまでの努力や準備が実を結び始める時期」を示唆しています。
すなわち「努力してきたことが実を結び、才能が一気に開花することが期待できる年」でもあります。
本年が皆様方にとって良い事の重なる年となりますよう、お祈り申し上げます。
神道では「神様の恵みを受けるには、ひたすら祈ることが第一で、ご加護を戴くには心の中が正直で清らかである事が大切である」と考えます。
ご神前ではこの気持ちを忘れずに、新しい年を迎えて、より深い祈りを捧げましょう。
本年が皆様にとって希望に満ちた穏やかな一年となりますことをお祈り申し上げます。