三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

第34回 観月神楽の夕べ

2016年09月26日 | 神道青年会
愛媛県神道青年会主催の
第34回 観月神楽の夕べが
松山市保免西に鎮座する日招八幡大神社にて行われました。

愛媛県神道青年会は、県内の神社に奉職する40歳以下の若手神職の会で、
地域の伝統文化の継承や青少年の教化育成、啓蒙活動などに取り組んでいます。

昭和58年より、毎年中秋の名月の頃、神様の御心をお慰めする為に県内神社で開催して、地元の皆様にも喜ばれております。


心配していた天候も開式までにはがも上がり、大勢の参拝も頂き盛大に執り行われました!

愛媛県神道青年会による雅楽
1200年以上の歴史があり、現存する合奏音楽としては世界最古のものです。

伊豫豆比古命神社の巫女さんの舞




国の無形文化財の伊豫神楽

と多くの方に御協力頂き、見どころの多い観月神楽となりました。
皆様大変お世話に大変お世話になりました。
ありがとうございました。

愛媛新聞にも取り上げられました。

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神道青年四国地区協議会 第19回神道行法錬成会

2016年09月14日 | 神道青年会
香川県の手島という島をご存知ですか?


四国の若手神主が集まり、そこで神道行法錬成会を行いました。

手島は丸亀港からフェリーでほかの島を経由して2時間程かかるところにある
人口30人にも満たない島です。
平家の落人が住みついて集落ができたと伝えられています。

休校中の手島小・中学校の校舎を利用した手島自然教育センターを拠点とし
海で禊(みそぎ)


心身の罪穢れを清めました。


神社にお参りの際、手水で清めることも禊と同じ意味合いです。

のどかな島で体を清め、なんだか元気をもらって帰りました。
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愛媛県神道青年会 慰問神楽

2016年01月29日 | 神道青年会
1月28日
愛媛県神道青年会主催の慰問神楽(いもんかぐら)が三津浜小学校にて行われました。

今までは幼稚園・保育園にて雅楽演奏・巫女舞・御神楽を演奏していましたが、
今回は初めて小学校での開催。
更に演奏会ではなく音楽の授業として行うことになり、一同期待と不安の中行いました。

4~6年生114名と保護者の前に音楽の教科書にも掲載されている海松色(みるいろ)の直垂(したたれ)に身を包んだ同青年会会員達がそろうと、
体育館が雅楽の舞台に早変わり。
雅楽伴奏による国歌斉唱から始まり

雅楽演奏は勿論のこと、歴史や楽器の説明をしながら

伊豫豆比古命神社の巫女による浦安の舞

国の重要無形民俗文化財に指定されている伊予神楽(いよかぐら)かんなぎ会の神躰鈿女之舞(しんたいうずめのまい)も披露

雅楽楽器を学年ごとに体験してもらうと

生徒たちは興味のある楽器に群がり、瞬く間に行列が出来ました。

中には体験時間が終わっても、吹くことをやめない生徒も

CATV愛媛新聞にも取り上げられ、神青としては初の試みとなった雅楽授業は笑顔に包まれて終わることが出来ました。

三津浜小学校徳本校長先生始め御協力頂きました皆様、ありがとうございました。
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神道青年四国地区協議会設立20周年記念事業 福島支援

2015年09月10日 | 神道青年会

9月8日~10日まで
神道青年四国地区協議会設立20周年記念事業である福島支援に参加致しました。


四国地区周年事務局として福島神青さんと段取りを進めてきた事業でもあり、個人的にも東北への復興支援に直接行くことが出来ていなかったので、特に思い入れのある事業でした。

東日本大震災から4年以上経ち、復興が進んでいる地域もありますが、福島県が他の被災地と違うのは福島第一原子力発電所事故により放射能物質による汚染があるということ。

勿論、報道などで知っている方も多いと思いますが、実際に見ると放射能汚染により全く手つかずの状態になっている場所もあり、唖然となりました。

汚染により、まだ寝泊まりが出来ない地区、通常立ち入ることの出来ない地区等があり、

復興にむけたスタート地点にもたててない 被災した状態のままになっている地区が未だにあります。


立ち入り禁止が解除されても住民の考え方にも差があり、地域によっては戻って来る住民の方は1割程の場所もあります。

放射能汚染があった地域では世帯によって差はあるものの家が1件建つほどの補助金が入ることもあり、4年半ほど経った今から解除にになっても、既に別の地域で家を建てている方も多いようです。
(一方でいわき市等では避難された方が新たに家を建てる等し、地価が上がり、震災バブルと言われる現象が未だにあるとのこと。)

浴びても症状が即座に出るわけでもなく、目に見えず、臭いや味もしない放射能。
復興に大きく歯止めをかけ、故郷を安心して住めない場所にしてしまいました。
それでもなお原発関連の仕事をしている方も多いそうで、大っぴらに批判することも出来ず、晴れの日はいつも作業車両で町は渋滞しているとのこと。


今回、住民が誰も住んでいない地区にある神社の清掃作業をさせていただきました。



草に埋もれた境内で、昼間しか立ち入れない地区でしたが、お賽銭が入っていました。




神は人の敬により威を増す。

この言葉が頭を過りました。



微力ながら、少しずつ
皆が笑って暮らせる生活へ
共に歩んでいきたいと思います。
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禊(みそぎ)

2015年09月02日 | 神道青年会
神道青年四国地区協議会 主催 神道行法錬成会に参加致しました。

高知県では今まで川での禊ぎでしたが、今回初めて海で開催

上空をオスプレイが通過する中、波に揺られ、心身ともに清められました。

次の日は役員会が行われ、9月8~10日に行う周年記念周年記念事業 福島支援について説明いたしました。
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第70回終戦記念日祭 伶人奉仕

2015年08月15日 | 神道青年会
愛媛縣護國神社にて斎行された第70回終戦記念日祭に
愛媛県神道青年会の一員として伶人奉仕致しました。

祭員、伶人、参列合わせて14名の会員と共に、先の大戦にて祖国の為に散華なされた英霊に改めて慰霊と感謝を意を捧げました。

愛媛神青は40歳以下の団体なので、勿論 戦争を実際に体験した者はいませんが、
尊い命を懸けて国を守ってくれた祖先がいたからこそ、ここに立っていられます。

国を守った英霊に感謝し、ご奉仕致しました。
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神道青年四国地区協議会設立20周年 記念式典

2015年08月12日 | 神道青年会
地域や組織などで青年部があるところがありますが

実は我々神主にもその組織があり
全国で組織されるものを「神道青年全国協議会」
四国地区が「神道青年四国地区協議会」
愛媛県の場合は「愛媛県神道青年会」といいます。

今年は神道青年四国地区協議会設立20周年の節目の年に当たり

8月11日に その式典が松山にて行われました。


先ずは愛媛縣護國神社に参拝し

となりの みゆき会館にて第21回定例総会を行い

全議案異議なく承認頂き


松山全日空ホテルに移動して式典・講演会・祝賀会
愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」に出迎えて頂き、

式典は知事(副知事代理出席)、市長にも来ていただき

記念講演は米田誠司先生に「これからの地域とまちづくり」のテーマにて
街づくりと神青のような組織作りについて話して頂きました。

全国各地から総勢80名程の皆様に出席頂き、盛大に執り行うことが出来ました。

先輩たちが築き上げた功績を更に成熟させて、未来につなげていきたいと思います。
ご協力頂きました皆様、ありがとうございました!
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平成27年度 愛媛県神道青年会 第3回役員会

2015年06月22日 | 神道青年会
八幡浜の八幡神社にて愛媛県神道青年会の役員会が行われました。

18時~行われた役員会も気が付けば21時も過ぎ、終わって帰宅した頃には時計の針は23時を回っていました。


40歳以下の若手神職の団体である神道青年会。
役員一同、知恵を絞って計画しています。

9月には福島県への東日本大震災復興支援活動へ行くことも決定致しました。
若いうちだからこそできる活動をこれからも模索していきます。
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憲法改正 街頭署名活動

2015年06月20日 | 神道青年会
憲法改正の実現にむけて街頭署名活動を行いました。


ここに改正したいところを列記します。

*憲法の成り立ちについて

日本国憲法は、70年前の大東亜戦争敗戦後、アメリカを中心とする占領軍が、日本を弱体化するために押し付けた、占領憲法です。わずか一週間で、英文で作られたものを翻訳したものであり、外国製の憲法なのです。本来憲法は、自国民の手で作られなくてはなりません。終戦70年を迎えた今こそ、日本国憲法を見直し、我が國の歴史、伝統、文化にもとづいた美しい日本の憲法を、日本国民の手で作って参りましょう。



*前文について

日本国憲法前文には、「平和を愛する諸国民の校正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあります。しかし、「安全と生存」は本来、自分の国、自分の国民の手で守るべきものであります。それを他国にゆだねるというのは、尋常ではありません。隣国の北朝鮮や中国は、「平和を愛する国」といえるでしょうか。このような異常な前文は改め、独立国にふさわしい前文に変えていかなくてはなりません。



*元首規定について

国際社会では、天皇は我が国の元首として扱われています。しかし、国内では「天皇は単なる象徴にすぎない」とか、「元首は首相だ、国会の議長だ」という憲法論議が絶えません。国の代表は、「天皇である」と憲法に明記する必要があります。天皇陛下は、常に国民の幸福を祈って下さっています。今の天皇陛下は、第125代天皇でいらっしゃいます。世界で最も古く長く続いている皇室をいただく我が国の国柄を憲法にきちんと盛り込みましょう。



*防衛

自衛隊は国防の要であり、さらに世界の平和貢献活動や大規模自然災害支援にも大きな役割を果たしています。しかし、憲法にその存在が明記されておらず、「違憲」の疑いがあると指摘され、自衛隊の憲法上の根拠はあいまいです。そこで、憲法9条の第一項の平和主義は堅持しつつ、9条第二項を改正して自衛隊を「軍」として明記することが求められています。そのことにより、戦争を防ぐことができます。それは、皆さんが外出するときに家にカギをかけるのと同じことです。国の平和と安全を守るために、どの国も自国を守る軍隊を持っています。それは戦争をするためではなく戦争を防ぎ、国民の平和と安全を守るためなのです。憲法9条第二項を見直して、真の平和と安全を築きましょう。



*家族規定

家族は、国家社会の基礎となる共同体です。社会の発展や子供達の教育などを支える家族を、国が保護育成することは、世界各国でも憲法に規定されている重要な項目です。

憲法に家族保護規定を盛り込みましょう。



*緊急事態対処規定

近年発生した東日本大震災や阪神淡路大震災など、我が国は地震大国とも言われるほど地震の多い国です。しかし、憲法に緊急時の対処規定がないため、これまでの大地震の際の政府の危機対応力不足が指摘されています。今後、首都直下型地震も予想されており、大きな災害に備えるためにも、非常事態において迅速な対応ができるよう憲法に緊急事態対処規定を盛り込む必要があります。



*憲法改正規定

憲法96条では、憲法改正には、衆参両議院のぞれぞれ3分の2以上の賛成、そして国民投票の過半数の賛成が必要です。これは世界で最もハードルの高い憲法改正規定です。逆にいえば国会議員の3分の1が反対すると改正ができないのです。憲法改正に国民の意志を反映させるため、憲法改正要件の緩和が必要です。



*各国の憲法改正

世界の主要国も必要に応じて憲法を改正しています。アメリカは6回、フランスが27回、イタリアは15回、ドイツにいたっては59回改正を行っています。憲法のために国家、国民があるのではなく、国家国民のために憲法があるのです。憲法に不備があるならば改正してよりよいものにする改正を行うべきなのです。


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愛媛県神道青年会 平成27年度 第1回役員会

2015年04月14日 | 神道青年会

愛媛県神道青年会  第1回役員会が今治の吹揚神社にて行われました。

十亀雅史新会長体制になり初の役員会


1回目から議題満載にて内容の濃い会議になりました!

今期は筆頭の副会長として内外に青年神職のやるべき活動を行い、
会員との親睦も深めながら楽しんで一期をやり遂げたいと思います。

宜しくお願い申し上げます。
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神道青年全国協議会主催 中央研修in和歌山県

2015年03月19日 | 神道青年会
神道青年全国協議会主催の中央研修が和歌山県にて行われました。


前日夜に東予港からフェリーにて向かっておりましたが、濃霧の為、周りが全く見えず

しばらく止まっていましたが、結局引き返すこととなったので・・新幹線で行くことに。

岡山県まではアンパンマン号

しかもアンパンマン席でした・・。


今回の中央研修は

「和」の誇り〜世界へと誇れ日本の精神と伝統文化〜

をテーマに地元に因んだ3人の講師陣が選ばれ

全国から360人程の青年神職を前に其々貴重なお話をして頂きました。
第一日目
【第一講】講 演「古式伝統捕鯨から見る和の文化と精神」
          講 師 サイモン・ワーン 先生(映像ジャーナリスト・和歌山大学観光学部特任助教)
          ※通訳付きの講演

【第二講】講 演「和の教育論~三人の子供を育てて~夢をあきらめない」
          講 師 田中 章二 先生(和歌山県立和歌山北高校体操部監督)

第二日目
 【第三講】講 演「海を越えた握手~国家間の友情~エルトゥールル号遭難事件」
      講 師 福本 出 先生(元海将・元海上自衛隊幹部学校長


第三講の福本先生にはエルトゥールル号遭難事件についてお話頂きましたが、
長年国を守る立場だった方が、今気運が盛り上がってきている憲法改正について どのようなお考えをお持ちなのか知りたかったので質問をさせて頂きました。

お話の中で特に印象的だったのは、
国を守ること、国が平和であることを第一に考えている。ただ時には日本刀のように腰にさすだけで相手を牽制出来るようなものも必要。
その刀が鞘から抜いた時、錆びついていては意味がない。それを研いでいつでも万全の状態にしておくのが自衛隊の役目。
ただ、その刀を使うことはないだろう。あってはならない。
といったお話。
貴重なご講演ありがとうございました。
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手水舎に氷が・・・! 愛媛県神道青年会 役員会

2015年02月09日 | 神道青年会
朝方、毎日のように手水舎を見てみると、

なんと表面に氷が張ってました!


柄杓を置いてもこの通り、三津では珍しい光景です。

午後から神道青年会の第9回役員会の為、東温市に向かいましたが粉雪が舞っていました!

暦の上では春ですが、厳しい寒さまだ続きます。
どうぞお身体ご自愛ください。
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愛媛県神道青年会 新年研修会・新年互礼会

2015年01月29日 | 神道青年会
今年に入り初めてとなる愛媛県神道青年会の事業が行われました。

先ずは愛媛縣護國神社に年頭の正式参拝

その後、場所を移動し役員会が行われ

青年会の今年初事業、新年研修会。今年のテーマは「防災対策」。
元自衛官で松山市危機管理担当部長付 災害対策指導監である上野 惠先生に防災対策についてご講義をして頂きました。

聞いている時は納得するのですが、訓練を行ったり、備蓄確保、連絡担当の選任、災害時のマニュアル作り、避難場所の確認等、実際自発的に行おうとすると個人では中々一歩踏み出せません。
ただそのひと手間をするのか、しないのかで生死を分けることもあり得るのが現実。
東日本大震災の際、とある幼稚園では災害時には親が高台にある幼稚園に園児を迎えに来るマニュアルを作製をしていたのも関わらず、とっさの判断で不安がる園児をバスに乗せ家に送迎するという違う対応をしました。結果バスが津波に巻き込まれる悲劇が起きたそうです。

危機管理・災害への備え・地震発生初動対応・また支援時の受援者側への要望などプロならではのお話をして頂き、何よりも机上の訓練ではなく実践想定の相互支援訓練の大事さを改めて感じることが出来ました。

研修終了の後、新年互礼会

来期の執行部紹介もあり、私も筆頭の副会長を拝命頂き抱負を述べさせていただきました。

若輩者にも関わらず、大役を仰せつかり恐縮していますが、来期会長をしっかりと支えていけるように尽力し、青年会らしい活動をしていきたいと思います。
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第二回 中国五県青年神職協議会・神道青年四国地区協議会 合同会

2014年12月06日 | 神道青年会
12月2日
中国地区五県と四国地区四県の青年神職約60名が集まり合同会を行いました。

始めにに伊佐爾波神社にて正式参拝を行い、記念撮影

その後ボウリング会場へ移動し、親睦ボウリング大会を開催

因みに栄光の会長杯を手に入れたのは、空気を読めず優勝した我ら開催県の愛媛県

更に会場を移し国際ホテル松山にて、十亀博行前四国地区会長より「東日本大震災から見る災害支援ネットワークの必要性」の講義をして頂きました。台風被害を例題に災害時の連携対応の順序について細かく説明して頂きました。

続いて、神道青年全国協議会南坊城光興会長の立会いの下、中国地区の金田祐季会長と四国地区の吉野慶会長により姉妹地区締結証の調印式

全国初となる姉妹地区の締結を行い、目出度い雰囲気の中、祝賀会が行われました。


初対面同士の会員も多く、至る所で名刺交換が行われ、お酒を酌み交わし親睦と絆を深めながら和やかな中に合同会を取り納めることが出来ました。

私は司会者として終始裏方に徹しましたが、無事姉妹地区が締結され安心しました。

この締結が良いモデルケースになるよう継続して充実した青年会活動に邁進していきたいと思います。
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平成26年 愛媛県神道青年会 臨時総会

2014年10月26日 | 神道青年会
平成26年 愛媛県神道青年会 臨時総会が伊豫豆比古命神社にて行われました。

例年ですと1月に行っていましたが、人事の関係で早めに開催しました。

参加会員の皆様の満場一致を頂きまして、議案が承認されました。

来期の役員は決定しましたが、今期もあと半年ほどあります!

気を引き締め直して有終の美を飾り、来期に繋げていきたいと思います。
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