サンケイスポーツ 2014.5.29 05:03
W杯開幕を控えるブラジルで混乱が続いている。強豪イタリアとイングランドの代表が宿泊するホテルでは、消費期限切れのエビなどが大量に見つかった。首都ブラジリアではW杯開催に反対するデモ参加者が放った矢で警官が負傷。こんな状況で無事に開くことができる?
W杯開幕まで2週間と迫るなか、優勝候補の一角、イタリアとイングランドが大会期間中に滞在予定のホテルで大量の消費期限切れの食材が見つかった。リオデジャネイロ州の担当部署などが調査し、27日明らかにした。
イタリアが宿泊するリオ近郊マンガラチバのホテルでは、消費期限切れのエビなど海産物やマーガリン、パスタなど約25キロが見つかった。期限が明記されていない肉やチーズなども約24キロあった。また、イングランドの拠点となるリオの宿泊先からはバターやハムなど約2キロが発見された。
イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトなどによると、チームは食材や調理器具など約20トン分を持ち込むことを決めたという。日本は魚などを大量に空輸するほか、事前合宿地の米国で米を調達。専属シェフを帯同させることが決まっている。
一方、首都ブラジリアでは27日、開催に反対するデモがあり、警官隊が催涙弾で鎮圧しようとしたところ、デモ参加者の先住民が矢を放つ騒ぎとなった。この矢で警官1人が負傷した。
この騒ぎで、W杯会場のブラジリア国立競技場で行われる予定だったW杯優勝トロフィー展示会は中止になった。
(紙面から)
http://www.sanspo.com/geino/news/20140529/tro14052905030004-n1.html
W杯開幕を控えるブラジルで混乱が続いている。強豪イタリアとイングランドの代表が宿泊するホテルでは、消費期限切れのエビなどが大量に見つかった。首都ブラジリアではW杯開催に反対するデモ参加者が放った矢で警官が負傷。こんな状況で無事に開くことができる?
W杯開幕まで2週間と迫るなか、優勝候補の一角、イタリアとイングランドが大会期間中に滞在予定のホテルで大量の消費期限切れの食材が見つかった。リオデジャネイロ州の担当部署などが調査し、27日明らかにした。
イタリアが宿泊するリオ近郊マンガラチバのホテルでは、消費期限切れのエビなど海産物やマーガリン、パスタなど約25キロが見つかった。期限が明記されていない肉やチーズなども約24キロあった。また、イングランドの拠点となるリオの宿泊先からはバターやハムなど約2キロが発見された。
イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトなどによると、チームは食材や調理器具など約20トン分を持ち込むことを決めたという。日本は魚などを大量に空輸するほか、事前合宿地の米国で米を調達。専属シェフを帯同させることが決まっている。
一方、首都ブラジリアでは27日、開催に反対するデモがあり、警官隊が催涙弾で鎮圧しようとしたところ、デモ参加者の先住民が矢を放つ騒ぎとなった。この矢で警官1人が負傷した。
この騒ぎで、W杯会場のブラジリア国立競技場で行われる予定だったW杯優勝トロフィー展示会は中止になった。
(紙面から)
http://www.sanspo.com/geino/news/20140529/tro14052905030004-n1.html