室蘭民報 【2014年5月8日(木)朝刊】
伊達市内在住の画家、彫刻家による「伊達の6人展~いまを創る」が6日、だて歴史の杜カルチャーセンターで始まった。
伊達美術協会の会員で自身の主張やテーマを基に、抽象・半具象的な表現を続ける作家6人による合同展。今年は節目の5回目として、作品数を昨年の25点から57点に増やし、各自6~10点の油彩やスケッチ、デッサン、木彫などを出展した。道文化賞受賞者の野本醇さんが油彩「トロイの馬」を賛助出品した。
菊池喜美代さんはアイヌ文様をモチーフに斜線や図形、色を複雑に重ね合わせた「カムイ・ミンダラ」、佐藤光雄さんは魂の響きや躍動感を人の上半身の造形で表現した「伝説トルソの構図」、牧輝子さんは鮮烈な黄色が印象的な「廃墟のまち」、芳賀雪子さんは縄文土器をモチーフにした「いにしえのうた」、黒田孝さんは原発事故をテーマにした「土は見ている」、熊谷建さんはユーモラスでありながら存在感あふれる木の彫刻「こだま発生装置」「木鐸」などを並べ、“六人六様”の表現が訪れた市民らの目を楽しませている。9日午後4時まで。
(諸田豊)
【写真=六人六様の表現で市民を楽しませる「伊達の6人展」】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/05/08/20140508m_07.html
伊達市内在住の画家、彫刻家による「伊達の6人展~いまを創る」が6日、だて歴史の杜カルチャーセンターで始まった。
伊達美術協会の会員で自身の主張やテーマを基に、抽象・半具象的な表現を続ける作家6人による合同展。今年は節目の5回目として、作品数を昨年の25点から57点に増やし、各自6~10点の油彩やスケッチ、デッサン、木彫などを出展した。道文化賞受賞者の野本醇さんが油彩「トロイの馬」を賛助出品した。
菊池喜美代さんはアイヌ文様をモチーフに斜線や図形、色を複雑に重ね合わせた「カムイ・ミンダラ」、佐藤光雄さんは魂の響きや躍動感を人の上半身の造形で表現した「伝説トルソの構図」、牧輝子さんは鮮烈な黄色が印象的な「廃墟のまち」、芳賀雪子さんは縄文土器をモチーフにした「いにしえのうた」、黒田孝さんは原発事故をテーマにした「土は見ている」、熊谷建さんはユーモラスでありながら存在感あふれる木の彫刻「こだま発生装置」「木鐸」などを並べ、“六人六様”の表現が訪れた市民らの目を楽しませている。9日午後4時まで。
(諸田豊)
【写真=六人六様の表現で市民を楽しませる「伊達の6人展」】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/05/08/20140508m_07.html