先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

田中美術館で「棟方志功」展開幕 井原、独自世界がファン魅了

2016-09-17 | アイヌ民族関連
山陽新聞 (2016年09月16日 21時51分 更新)

棟方の作品に見入る美術ファンら
 版画家・棟方志功(1903~75年)を紹介する井原市立田中美術館(同市井原町)の特別展「棟方志功―平櫛田中を『先醒(せんせい)』と呼んだ板画家」(山陽新聞社共催)が16日、同美術館で開幕。訪れた美術ファンが、棟方の作風を特徴づける勢いのある線や面、ふくよかな女性像を描いた作品などを堪能している。
 棟方は青森県に生まれ、自作を「板画」と称した。木に生命の息吹を宿らせる制作姿勢を、自らに先んじて貫いた先輩として、井原市出身の彫刻家・平櫛田中(1872~1979年)を「先醒」と呼び、親交を深めた。作品や書を贈り合ったほか、棟方は田中100歳の祝いに駆けつけ、田中も棟方の個展をたびたび訪ねている。
 会場には棟方の女人像、神仏や自然、文学をテーマにした版画や絵画、交流のあった芸術家の作品など約100点を展示。棟方が田中の文化勲章受章を記念して制作した版画「二菩薩(ぼさつ)釈迦(しゃか)十大弟子」全12枚、アイヌの祭りに着想を得た幅7メートル、高さ2メートルの大作「花矢の柵」などが並んでいる。
 総社市の男性(80)は「作品から、がむしゃらに版木と向き合う棟方の心が感じられるようです」と話していた。
 会期は11月6日まで。前期(10月10日まで)、後期(同12日から)で一部展示替えがある。月曜(祝日の場合は翌日)休館。
http://www.sanyonews.jp/article/416701


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春風亭昇太、徹子を前にマニアック過ぎる城トーク

2016-09-17 | アイヌ民族関連
スポーツ報知 2016年9月16日14時17分

 「笑点」司会者に抜てきされた落語家の春風亭昇太(56)が16日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜、正午)に出演。マニアック過ぎる城トークを展開した。
 昇太は日本全国での落語会の合間を縫って、城を巡るのが趣味。きっかけは自身が静岡県静岡市清水区二の丸町生まれだったこと。「二の丸」と城を連想させる地名ながら、城の形跡がなかったことから興味を持ち、調べたところ「江尻城」があったことが分かったという。趣味が高じて11年に「城あるきのススメ」という著書を出版している。
 昇太によると日本には3000もの城があったそう。紹介されたアイヌの城「チャシ」の写真は一見野原で「まったく普通(の景色)」と話す徹子に対し、昇太は「あのくぼんでるところが堀の跡なんですよ」。昇太は堀の掘り方で今川家、徳川家、武田家などがわかるといい「はー」「へーっ」と徹子は感心しきりだった。
 昇太はほかにも「昭和の家電」「自宅に客用のカウンター」「グループサウンズのバンド活動」といった“独身貴族”ならではの多趣味な一面を披露。「せっかく生んでもらったんで楽しいことをたくさんしたい。日本は豊かな国。せっかくこういう国に今いるんだから、楽しいことをたくさんしようと思って。“当たるを幸い”にいろんなことをしています」と昇太。“独身仲間”の徹子も「そうそう」と相づちを打っていた。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160916-OHT1T50134.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タトゥー入浴、悩む施設 増える訪日客、分かれる対応

2016-09-17 | 先住民族関連
NIKKEI STYLE 9月16日(金)7時0分配信
 首都圏の温浴施設や旅館でタトゥー(入れ墨)をしている人の入浴を認めるかで対応が分かれている。ファッションのほか文化的な理由で、タトゥーをしている外国人観光客の来館が増えているためだ。シールで隠すなどの対応で認める施設も登場している。ただ、他の利用者への影響を懸念し、慎重な施設が大半だ。増え続ける外国人と既存の顧客への配慮との間で各施設は頭を悩ませている。
 温泉道場(埼玉県ときがわ町)が運営する温浴施設「おふろcafe utatane」(さいたま市)はタトゥーをシールで隠せば入浴できるようにした。縦13センチメートル、横18センチメートル程度のシールを200円で販売しており、タトゥーの大きさはこのシールで隠せることを条件としている。徐々に利用者に浸透。7月には15件の利用があった。
 「湯につかるお風呂文化を外国人にも楽しんでほしい」との思いから始めた取り組みで、利用状況を見極めたうえで県内の他施設に広げることも視野にいれている。
 星野リゾートも神奈川県箱根町などで展開する温泉旅館「界」でシールを使って、入浴できるようにしている。昨年10月から試験運用し、今後も外国人の増加が見込まれるため4月から本格運用を始めた。
 1施設当たり月に1、2件程度の利用があり、外国人客のタトゥーに気づいたスタッフがシールを渡すなどしている。
 「入れ墨がある方もご利用いただけます」。タトゥーを認めることをホームページ上でうたっているのは日帰り温泉「大和の湯」(千葉県成田市)。成田空港に近いことから、外国人旅行者も多い。インターネットなどを通じて情報を知った外国人客からの電話の問い合わせも多いという。同施設は「タトゥーを入れる理由は、宗教、文化、ファッションなど様々。入れ墨そのものが問題視される時代ではない」と指摘する。
 神奈川県のある温浴施設では、タトゥーがある利用者が1人の場合に限り入浴を認めている。「団体だと周囲に威圧感を与える」との判断からだ。
 ただ、タトゥーについて反社会的な印象を抱く人は少なくないのも実情で、原則として入浴を認めない施設がなお大勢だ。観光庁が2015年にホテルや旅館を対象に実施した調査では、入れ墨がある場合に断っている施設は56%にのぼり、断っていないとの回答の31%を上回っている。
 横浜市などで温浴施設を運営する万葉倶楽部(神奈川県小田原市)は「他の利用者に不快感を与える可能性がある」とタトゥーの大きさや利用者の国籍に関わらず入浴を断っている。外国人の利用者は増加しているが、現状では制限を緩和する予定はないという。

■観光庁、対応策など例示/利用者との摩擦回避探る
 2020年の東京五輪・パラリンピックを控え今後も訪日外国人が増え続ける見通しで、タトゥーがある観光客の入浴について国も対応に乗り出した。観光庁は3月、シールで覆う方法や入浴する時間帯を分けるなどの対応を例示した文書を公表。業界団体や各都道府県の観光協会を通じて各施設に周知している。
 文書では「宗教、文化、ファッションなどの様々な理由で入れ墨をしている場合がある」としたうえで施設と利用者の摩擦回避の必要性を強調している。ニュージーランドの先住民族であるマオリ族など、伝統文化や宗教を理由に入れ墨を入れているケースもあるためだ。
 ただ、同庁は「一律の基準を設けることは難しく、最終的には各施設が決めるべきこと」とのスタンスだ。業界団体も「個別の施設の判断」(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合)との姿勢が目立つ。
 現状では外国人のタトゥーについて、対応の必要性は感じつつ既存の利用者の反発を懸念し身動きが取れない施設は多い。温浴施設向けのコンサルティングを手掛けるアクトパス(東京・中央)の望月義尚社長は「難しい問題だがマーケットが縮小しないように、業界全体や行政も含めた議論が必要だ」と話す。
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO06273760Z10C16A8L83000/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする