先住民族関連ニュース

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[沖縄本コレ読んだ?]照屋寛徳著「ウチナーンチュ ときどき 日本人」 沖縄 ...

2016-09-26 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス-2016/09/24

ゆい出版・1620円
 ウチナーンチュのワジワジーは消えることはない。つい最近も新たなワジワジーのネタができたばかりである。
 沖縄と国の関係は、これまでもさまざま論じられて来ているが、本書では、ウチナーンチュはどのような時に日本人として扱われ、いつから日本人になったのかが触れられている。筆者が国会議員として政府とやりとりする中でその過程が明かされる。
 ウチナーンチュは1899(明治32)年、旧国籍法の施行で法的に日本人になった。これまで私の認識は、1879(明治12)年の琉球処分でウチナーンチュは日本人になったと思っていたのだが、そうではなかった。
 かつて兵役は国民の義務とされていた。沖縄で徴兵制が施行されたのは、1898(明治31)年のことである。いまだ正式に日本国民となっていないにもかかわらず、政府は沖縄に徴兵制を適用した。
 当時、沖縄では兵役逃れのために多種多様な方法がとられたという。詳細は省くが、海外移民もその一つであったようだ。今年は「世界のウチナーンチュ大会」が開催される。第6回を迎える今大会は10月26日に開幕し、最終日の30日には「世界のウチナーンチュの日」が知事の宣言で制定される予定だという。世界に根を張るウチナーンチュのネットワークにこのような始まりがあったことも記憶していいかもしれない。
 沖縄と国の関係、ウチナーンチュのアイデンティティーについて考えるためにも本書は格好の素材と考える。本書が出版されて10年余が経(た)つ。ウチナーンチュとはどのような人々か。その答えはまだ見つかっていないし、沖縄をめぐる状況は当時よりもさらに悪化しているかもしれない。
 民族自立論や、先住民族、沖縄独立論などウチナーンチュのスタンスは「日本」とは距離を置く方向に進んでいるようにも見えるのだが穿(うが)ち過ぎだろうか。(松田米雄・ゆい出版編集発行人)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/63558

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ツーリズムEXPOジャパン2016のAステージは島根の伝統芸能「石見神楽」で幕開け

2016-09-26 | アイヌ民族関連
北海道の魅力を伝える「いこうよ。気軽に北海道」ではアイヌ姉妹の伝統楽器演奏など
トラベル Watch-2016年9月25日 01:11安田 剛
 ツーリズムEXPOジャパン2016の会場では、ホール内に3カ所のステージを用意して、地域のパフォーマンスや観光情報の発信を行なっている。東4ホールの奥、航空会社のブースに囲まれるように設けられているのが「Aステージ」だ。24日のプログラムは「観る」「ファミリー向け」に絞ってさまざまなステージが展開された。
石見神楽「大蛇(おろち)」
 Aステージのオープニングを飾ったのは島根県西部の石見地方に伝わる伝統芸能「石見神楽」。神事をはじめ古事記や日本書紀を元にした能舞など、多くの演目のなかからから選ばれたのが、今回披露された「大蛇」だ。
 物語のベースとなったのは日本書紀に記された八岐大蛇(ヤマタノオロチ)。出雲国で娘をさらい続け、年老いた夫婦を悲しませていたヤマタノオロチを、酒で酔わせて素戔嗚尊(スサノオノミコト)が退治する。このお馴染みのストーリーが明快かつ迫力満点に進行していく。
 生きているかのように舞う6頭の大蛇と、それを一刀両断するスサノオノミコトの見事な太刀さばきは、開場直後でまだ暖まっていないステージまわりを一気にヒートアップさせた。

カピウ&アパッポによるアイヌミュージックライブ
 北海道観光振興機構によるステージは、阿寒湖・アイヌコタン出身のアイヌ姉妹「カピウ&アパッポ」による伝統楽器による演奏と歌でスタート。「ムックリ」&「トンコリ」の独特の音色と素朴な歌など3曲を披露した。
 続いて北海道出身の若手アーティスト、ご当地シンガーソングライターの熱田ゆかさん、恩返しをテーマに「恩楽」を歌う佐藤広大さんがミニライブと、北海道発の音楽で会場を魅了。
 その後はガラッと雰囲気を一変。北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」をはじめ、北海道新幹線PRキャラクター 「どこでもユキちゃん」、とかち観光誘致空港利用推進協議会の「リッキー」、木古内町キャラクター「キーコ」、釧路湿原・阿寒・摩周観光圏協議会キャラクター「つるまる」、洞爺湖町「洞龍くん」、登別ゆるキャラ 「えんまくん」らが道内各地から大集合。カピウ&アパッポの歌に合わせて踊りを披露した。
http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1021626.html

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石狩とサケ歴史感じて 24、25日まつり 運上屋にいろり再現

2016-09-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/24 16:00
 【石狩】石狩市三大秋祭りの最後を飾る「第53回石狩さけまつり」(石狩観光協会主催)が24、25の両日午前9時~午後4時半、市内弁天町の弁天歴史通り一帯で開かれる。今年は初めて、石狩のサケの歴史や文化を観光に生かすためのフォーラムを開くほか、まつりのメイン会場となる「運上屋(うんじょうや)棟」の内部に江戸時代のいろりを再現した。石狩に古くから伝わる貴重なサケ文化をあらためて見つめ直す機会にもなりそうだ。
 フォーラムは、25日午前11時から弁天会館(本町)で。市の産業振興アドバイザーの吉田和彦さんが、観光を切り口とした地域活性化策について講演する。無料。参加希望者は直接会場へ。
 運上屋棟は、江戸時代に松前藩がアイヌ民族との交易の拠点とした建物「運上屋」を再現した観光案内施設で、サケ漁の歴史資料などを展示している。往時の雰囲気により近づけるため、まつりの開催に合わせて、いしかりボランティアガイドの会が、施設内にいろりを設営した。市内の漁業者が古くから使っていた、天井から鉄瓶をつるす「自在かぎ」などを借り受けて設置。運上屋の歴史を紹介する古文書や絵図も新たに展示した。
 このほか、各日午前9時からサケの即売会を行う。抽選で各回50人が参加できるサケのつかみ取りを24日午後3時半、25日午前11時半、午後4時の3回実施。24日午前11時半から、大鍋で千人分を用意する石狩鍋を1杯100円で振る舞う。問い合わせは石狩観光協会(電)0133・62・4611へ。(成田智加)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0319543.html

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