先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

横山むつみさん死去 68歳 銀のしずく記念館長

2016-09-22 | アイヌ民族関連
09/21 16:00、09/21 16:17 更新

横山むつみさん
 【登別】アイヌ民族の神話や伝説をまとめた「アイヌ神謡集」を著した 知里幸恵 (ちりゆきえ)(1903~22年)のめいで、登別市の「知里幸恵銀のしずく記念館」館長の横山むつみ(よこやま・むつみ)さんが21日午前0時50分、がんのため死去した。68歳。登別市出身。自宅は登別市登別本町2の36の1。通夜は近親者で行い、告別式・お別れ会は23日午前10時から、登別市登別本町2、同記念館で。喪主は夫孝雄(たかお)さん。
 国学院大卒。80年に首都圏のアイヌ民族団体「関東ウタリ会」結成に参加し、アイヌ新法の制定運動に取り組んだ。97年、登別に戻り、市民からの寄付金を基に2010年、幸恵の生家近くに銀のしずく記念館を開設。幸恵や叔父でアイヌ語研究者の知里真志保(ましほ)の資料など、約300点を収蔵する同記念館の初代館長に就任し、アイヌ文化の普及活動に尽力した。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0318554.html


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横山むつみさん死去 知里幸恵記念館館長

2016-09-22 | アイヌ民族関連
産経ニュース 2016.9.21 21:46更新
 横山むつみさん(よこやま・むつみ=知里幸恵 銀のしずく記念館館長)21日、がんのため死去、68歳。北海道登別市出身。お別れ会は23日午前10時から登別市登別本町2の34の7、知里幸恵 銀のしずく記念館で。喪主は夫、孝雄(たかお)氏。
 アイヌ民族として初めて、カムイユカラ(神謡)を文字化した「アイヌ神謡集」の著者、知里幸恵のめい。国内外からの寄付を元に、幸恵の業績を伝える記念館を生家近くに開いた。
http://www.sankei.com/life/news/160921/lif1609210035-n1.html

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アイヌ民話の人形劇、大阪で12月上演 阿寒の工芸協同組合

2016-09-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/21 05:00、09/21 18:07 更新

阿寒湖アイヌシアターで上演された人形劇「ふんだりけったりクマ神さま」=2012年4月29日
 【阿寒湖温泉】釧路市阿寒湖畔の民芸品店などでつくる阿寒アイヌ工芸協同組合は12月、国立民族学博物館(大阪府吹田市)で、アイヌ民話を原作にした人形劇「ふんだりけったりクマ神さま」を上演する。同館が6月に「アイヌの文化」展示を大幅刷新した記念事業の一環として招待した。
 同館はアイヌ民族をはじめ、世界各地の民族資料を展示している。今回の改装では阿寒湖畔の関係者も展示方法などについて助言した。
 記念事業は12月から来年2月まで、アイヌ民族のアーティストや研究者による公演や講話などのイベントを展開する予定で、人形劇はその開幕公演となる。
 人形劇は、同組合が阿寒湖畔にある 阿寒湖アイヌシアター「イコロ」 で、アイヌ民族を中心とした約10人が2012年の開館当初から上演している。13年には岡山県倉敷市の音楽祭に招かれて道外で初めて上演し、これを見た博物館職員が「記念事業でぜひ披露してほしい」と依頼した。
 演目は、サケを捕るためにクマの姿になって人間界を訪れた「クマ神さま」が、思いがけない出来事に出合う物語。色彩豊かな大型の人形が多数登場し、人形を操る人間も役者として一緒に舞台で演じる。
 上演は12月3日の午前と午後の2回。これに先立ち、1日は同組合メンバーがアイヌ民族の伝統儀式カムイノミ(神への祈り)も同館で行う予定で、総勢20人ほどが大阪入りする。
 同組合の西田正男代表理事は「世界中の民族に関する展示が一堂に会する民族学博物館で上演できるのは、非常に意義深い。アイヌ文化の理解を深めてもらうきっかけにしたい」と話す。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0318304.html?memberonly=true

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アイヌ民族とアボリジニの遺骨交換か 東大と豪博物館

2016-09-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/21 05:00、09/21 17:14 更新
 オーストラリアの博物館が、1930年代に東大からアイヌ民族の遺骨の提供を受け、それと交換する形で同国の先住民族 アボリジニ の遺骨3体を送った記録があると、北海道新聞の取材に明らかにした。東大は「現在、調査中」(広報課)としている。オーストラリア政府は国内の先住民族と共同で海外に持ち出された遺骨を取り戻す政策を進めており、日本国内でアボリジニの遺骨の保管が判明すれば、両国の間で返還問題が浮上しそうだ。
 アイヌ民族の遺骨をめぐっては、今年に入ってドイツの博物館が保管を認めるなど、研究目的で海外に渡った遺骨の事例が相次ぎ明るみに出た。今回判明したのは、反対に海外の先住民族の遺骨が日本にもたらされていた可能性を示すこれまで知られていなかったケース。日本政府はほかの交換事例があるかも含めて実態調査が課題となり、各国にあるアイヌ民族の遺骨返還をどう進めていくかも問われそうだ。
 遺骨交換記録の存在を明らかにしたのは、ビクトリア州立の各博物館を統括する「ミュージアム・ビクトリア」のリンディ・アレン上級学芸員。文書で同ミュージアムに保存されていた。当時の国立ビクトリア博物館が36年(昭和11年)4月、北部準州のアボリジニの遺骨2体をアイヌ民族の1体との交換で東大に送り、さらにこの年の10月に1体ずつを交換したとしている。
 ミュージアム・ビクトリアは現在、同博物館が受け取った2体のアイヌ民族の遺骨を保管しているという。アボリジニの3体について「保管されているか東大に照会したい」との意向を示している。
 遺骨交換がどちらからの提案かは不明だが、記録には仲介者として、ドイツで解剖学、人類学を学び、36年以前に東大教授を定年退官していた故小金井良精(よしきよ)博士の名が記されているという。
 博士は1894年(明治27年)にアイヌ民族はどの人種とも類縁性がないとする「人種の島(孤島)説」を展開したが、27年(昭和2年)には島説を維持しつつも、「オーストラリア原住民とアイヌ民族の頭骨や容貌に類同性があることは否定できない」との見方を示していた。(報道センター編集委員 小坂洋右)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0318386.html


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佐藤健が「この漫画の世界に入りたい!」と熱望する心理バトル漫画 直木賞作家との交流も明かす

2016-09-22 | アイヌ民族関連
Book Bang編集部 2016年9月21日 掲載

 9月17日放送のTBS「王様のブランチ」のブックコーナーに俳優の佐藤健さん(27)が出演し、お気に入りの本を紹介し、直木賞作家朝井リョウさん(27)との交流も明かした。
■この漫画の世界に入りたい!
 自宅には1000冊を超える漫画があるという佐藤さん。そのなかでも「僕の今イチオシ作品です」と薦めたのが『ゴールデンカムイ』野田サトル[著](集英社)。『ゴールデンカムイ』は2016年のマンガ大賞の受賞作。日露戦争後の北海道を舞台に莫大な埋蔵金をめぐる戦いが繰り広げられる。アイヌの文化を楽しめる人気作でもある。
 佐藤さんは「登場人物がチャーミングでかっこよくて魅力的」と語る。またギャグ要素も人気でクールなイメージある佐藤さんも「最高に面白い。クスクス笑います」とその面白さを絶賛していた。
 続いて佐藤さんが紹介したのは『ACMA:GAME(アクマゲーム)』恵広史[著]メーブ[原著](講談社)。頭脳戦と心理バトルで圧倒的な人気を誇る作品。「敗者は勝者の要求を拒否できない」というアクマゲームに巻き込まれた主人公が命をかけた遊戯に挑む。佐藤さんはゲームや謎解きが好きだと語り、この作品は「もう僕の一番好きなジャンル。この漫画の世界に入りたい」と熱く語った。
■直木賞作家との交流
 文芸書もよく読むという佐藤さん。元々友達だという直木賞作家の朝井リョウさんが「最近いい」という。2人は朝井さんの直木賞受賞作、就職活動中の若者たちを描いた『何者』(新潮社)が映画化され佐藤さんが主演を務めるという関係でもある。
 佐藤さんが朝井さんの作品のなかでお薦めするのは『スペードの3』(講談社)。それぞれにコンプレックスを抱えた3人の女性が自らの居場所を探す様子が描かれる。それぞれの優越感や劣等感が描かれ、佐藤さんは「人間ってやっぱこうだよねと、ひねくれた部分、自分が一番な部分が男女問わず誰しもあるよねっていうことを思いました」と、リアルで巧みに描かれた女性たちの本音に共感をあらわした。
 そして朝井さんに対し「彼以上にひねくれた人間をみたことがないです。君ひねくれてるよね、こういうこと普段から思ってるんでしょ、っていうと『いや全然』ていうんですよ。そこら辺がひねくれてる」と友人同士のやりとりを明かした。
 また佐藤さんの俳優生活10周年を記念した写真集+DVDブックの『X(ten)』(ワニブックス)も紹介された。
「王様のブランチ」はTBSにて毎週土曜日9:30から放送中。
http://www.bookbang.jp/article/518158

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テレビ局を訴えたらどうなる? 近年の法廷バトルの顛末!!

2016-09-22 | 先住民族関連
Japan芸能カルチャー研究所 (プレスリリース)-2016.09.21
今月9日、TBS系バラエティー番組「マツコの知らない世界」に自分の元妻が出演した際、企画とは関係ない過去の離婚の経緯などが放送されたことで名誉を毀損されたとして、神奈川県内の自営業の男性が同局に対して、慰謝料など約1100万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。
訴状によると、番組は今年2月に放送。
元妻がゲストとして出演し、収集したミニチュア玩具を紹介したが、番組の中で元妻は男性との離婚について話を切り出し、「結婚してから生活費を一切もらえなかった」との趣旨の発言が放送された。
これに対して、原告側は「人気番組での発言によって社会的評価が低下した。内容も虚偽なのに、テロップを付けるなどして面白おかしく編集して放送した」と主張している。
大手制作会社の幹部は、今回の訴訟に至った経緯をこう明かす。
「出演した元妻という女性は番組を面白くするため、かなり話を盛りまくっていた印象です。それに対して元夫が激怒したんでしょう。まあ、TBSとしては、ああいった番組は制作会社にほぼ丸投げしているでしょうし、“もらい事故”くらいにしか思っていないでしょう。おそらく、制作会社が何らかの責任を取らされることになるんじゃないですかね」
何かと“炎上”しやすい昨今。
世間のテレビに対する風当たりは強く、視聴者からの番組へのクレームなどは一昔前に比べると格段に増えているようだが、その内容を巡って訴訟沙汰になるケースも珍しくない。
09年にはNHKが放送した日本の台湾統治を扱った番組で名誉を傷つけられたとして、出演した台湾先住民族の女性が損害賠償を求め提訴。
一審では名誉毀損を認めずに女性の請求を棄却、二審ではNHKに100万円の支払いが命じられたが、今年1月に最高裁は女性の請求を棄却し、女性の逆転敗訴が確定した。
また、11年には里子の女児を暴行して死なせたとして逮捕され、傷害致死罪で実刑が確定した女性受刑者が、証拠隠滅を図ったとするフジテレビの報道で名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めて提訴。
15年に東京地裁は「報道は事実でなく、裏付け取材が不十分」としてフジに20万円の支払いを命じた。
さらに、近年大きな話題を集めたのが、現在は日本テレビのアナウンサーとして活躍する笹崎里菜アナが、入社前の13年に同局を訴えた騒動だ。
笹崎アナは大学生時代に同局のアナウンサー職の内定を得たものの、「ホステスの勤務歴があった」として内定を取り消されたことに納得できず、同局を相手に地位確認請求の訴訟を起こした。
結果、同局との和解が成立して入社が受け入れられ、現在はアナウンサーとして活躍している。
同局の編成担当は当時を振り返る。
「局の上層部も当初は徹底抗戦の構えを見せたけど、内定取り消しの理由である『アナウンサーに求められる清廉性に欠ける』という表現が世間を刺激してしまった。『ホステスやキャバクラ嬢に対する職業差別ではないか?』や『清廉性のない女子アナもたくさんいるだろ!』といった声もあがり、形勢が悪くなりましたね。まあ、局のお偉いさんは女子アナにクリーンなイメージを持っているのかもしれませんけど、我々現場レベルの人間は、女子アナに清廉性なんか求めてもいないし、感じてもいませんでしたけど(笑)」
そのうえで、テレビ局に関わる訴訟沙汰についてこう明かす。
「番組に関するさまざまな問題については、BPOが窓口になっていることもあり、局が直接訴えられるケースはそれほど多くありませんが、裁判で負けるとお金以上にイメージの問題でダメージは大きいですね。ウチらの場合、CMスポンサーとの兼ね合いもありますし。とはいえ、すべての番組を放送前に完璧にチェックするのは難しい。まして昔に比べると制作費も下がっているし、かける人手も減少傾向にありますから」
テレビ局にとっては、できれば訴訟沙汰は避けたいところだろうが、リスクが高まっているのが実状のようだ。
http://japan-culture-labo.com/4102


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「KANO」の先住民球児記念した野球大会、約30年ぶり開催へ/台湾

2016-09-22 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾2016/09/21 11:55

後列左からウェイ・ダーション氏、陳瑩氏、元台湾プロ野球選手の王光輝氏、陳義信氏
(台北 21日 中央社)昨年日本でも公開された台湾の大ヒット映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」。その基となった嘉義農林学校(嘉農)野球部の台湾原住民(先住民)選手、陳耕元(日本名:上松耕一)氏を記念して開催されていた少年野球大会が、23日から27年ぶりに行われることとなった。20日には立法院(国会)で記者会見が開かれた。
陳氏の孫で、昨年出身地、台東県の野球委員会のトップに就任した与党・民進党の陳瑩立法委員(国会議員)は会見で、かつて祖父の名を冠した野球大会が1985年から開催されていたが、1989年の第5回を最後に中断していたと指摘。今年、ついに大会を再開することができたと語った。
陳耕元氏はプユマ族の出身で、嘉農野球部では遊撃手として1931(昭和6)年夏の甲子園での準優勝に貢献。嘉農卒業後、日本に留学した。戦後、台東農業職業学校の校長を務めていた際には、のちに「アジアの鉄人」と呼ばれる中華民国(台湾)初の五輪銀メダリスト、楊伝広氏の才能を見抜き、野球から陸上競技への転向を勧めるなど各方面に影響を与えた。
このほか、会見には映画「KANO」のプロデューサー、ウェイ・ダーション(魏徳聖)氏も出席。台湾野球には良い選手だけでなく、観客を育てることも必要だと述べ、大会復活を喜んだ。
試合は23日から25日まで、台東県で行われる。
(蘇龍麒/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/aart/201609210002.aspx


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「アメリカ歴代大統領の通信簿」八幡和郎著

2016-09-22 | 先住民族関連
日刊ゲンダイ-2016年9月21日

 歴代大統領の功績を通信簿化して、米民主主義の歴史と未来を俯瞰する解説書。
 最高評価は
、ワシントン(初代)、ポーク(11代)、リンカーン(16代)、セオドア(26代)とフランクリン(32代)の両ルーズベルトの5人。
 ワシントンは、米大統領というポストは、彼という適任者がいたからこそ創始されたというくらい別格的存在だという。普通ならジェファーソン(3代)も最高ランクなのだが、先住民族に対する抑圧政策の立役者だからとBランクに。一方、戦後はすべて低レベルで、中でもブッシュ(子・43代)にいたっては、すべての面で評価すべきことが見当たらないと最低評価。大統領選の仕組みと問題点なども解説したタイムリー本。(祥伝社 700円+税)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/190189

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