先住民族関連ニュース

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アイヌ遺骨返還に国際協力を――世界考古学会議で訴え

2016-09-30 | アイヌ民族関連
週刊金曜日2016年9月29日4:56PM

海外のアイヌ遺骨の返還へ、研究者の後押しを求める北海道アイヌ協会の加藤忠理事長。9月1日、京都市。(撮影/井澤宏明)
世界最大規模の考古学の学会、世界考古学会議(WAC)の京都大会で9月1日、北海道アイヌ協会の加藤忠理事長(77歳)が演説し、海外に研究資料として渡ったアイヌ民族の遺骨返還への協力を呼び掛けた。大会では、アイヌを始めとする先住民の遺骨返還を後押しするため、研究者の間で各国の遺骨の保管状況について情報交換していくことを確認した。
同会議は1986年に発足。考古学の社会的責任を重視し、先住民やマイノリティ自身の研究参加にも積極的に取り組んできた。京都大会は、約80の国や地域から約1600人が参加し、9月2日までの6日間開催された。
加藤理事長は演説で、国内の大学や博物館などに約1700体のアイヌ遺骨が保管され、ドイツやロシアなど海外にも渡っていることを説明。「国の責任の下、発掘時の姿にするのが、あるべき慰霊の姿。日本の先住民政策への取り組みについて、国際的な後押しと、継続的なモニタリングを」と訴えた。
米・ハワイの先住民マオリの文化人類学者は、「アメリカ先住民墓地保護・返還法」成立後、研究機関などから約6000体の遺骨が返還されたことを、米・スミソニアン国立自然史博物館の遺骨返還担当でチョクトー族の女性は、返還作業に先住民自身が携わることの意義について、報告した。
遺骨収集が、国際的な研究者間のネットワークを使って行なわれていたことを示す報告もあった。オーストラリアの研究者によると、メルボルン博物館にあるアイヌ遺骨1体について、日本の人類学者と同博物館の研究者の間で、先住民アボリジニーの遺骨と引き換えに入手した記録が残っているという。
北海道大アイヌ・先住民研究センターの加藤博文教授(考古学)は「国内の研究機関に海外先住民の遺骨があるかどうか調べ、確認されたら、先住民への返還を考えていく必要がある」と話している。
(井澤宏明・ジャーナリスト、9月16日号)
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=6240


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苫小牧うぽぽ、10月1日にマオリ族の学生と交流

2016-09-30 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2016年 9/29)

苫小牧市生活館で練習するうぽぽのメンバーたち
 ニュージーランド先住民のマオリ族の生徒たちが1日、苫小牧市内を訪れ、アイヌ文化の伝承に取り組む苫小牧うぽぽ(佐々木義春会長)と交流する。互いに民族の踊りなどを披露する予定だ。うぽぽは昨年、ニュージーランドを訪問し、生徒たちが通う学校でアイヌ文化を紹介しており、その時の縁が今回の交流につながった。
 来苫するのは、ニュージーランドのロトルア市にあるマオリ民族が通う学校の生徒13人。日本では中学生に当たる。引率の教師を含めた20人は修学旅行で22日に来日。東京や大阪、栃木(日光市)を回った後、来道し、札幌市内を観光。10月1日に苫小牧入りする。
 うぽぽは昨年11月、メンバー約10人が文化交流で同校を訪問し、民族の踊りなどを披露。今年5月に同校から佐々木会長に「日本に行くので交流できないか」との打診があった。
 交流会は1日午後5時半から市生活館(矢代町)で開催。うぽぽは、神々に祈りをささげる儀式「カムイノミ」や舞踊などを、マオリ族の生徒たちも民族の歌や踊りを披露することになっている。
 うぽぽからはメンバー10人が参加予定。交流会が決まってからメンバーは熱心に、踊りなどの練習を重ねており、佐々木会長は「苫小牧に来てよかったと思ってもらえれば」と話している。
 一行は2日に白老町のアイヌ民族博物館、3日は苫小牧市内の小中学校も訪れる予定。その後、平取町二風谷に移動し、5日に離道する。
 交流会は見学可能だが、事前に連絡が必要。
 問い合わせは佐々木会長 電話0144(67)4122。
http://www.tomamin.co.jp/20160943008

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もっと知りたい北方領土(2)“世界で最も美しい二重火山”は国後島に

2016-09-30 | アイヌ民族関連
ニフティニュース-2016年09月29日 12時00分

国後島にある北方領土最高峰・世界一美しい二重火山「爺爺岳」(内閣府北方対策本部提供)
 終戦から71年経過しましたが、いまだに解決していないのが、不法占拠されたままとなっている北方領土の問題です。ことしは、平和条約締結後に歯舞群島、色丹島の引渡しを決めた1956年の「日ソ共同宣言」からちょうど60年の節目になりますが、まだ平和条約も、北方4島の返還も実現していません。そうした中、9月に行われた日露首脳会談で、12月にプーチン大統領の来日が決まり、領土交渉の進展が期待されています。
 あらためて、北方領土とはどんな場所なのか、どのような自然や産業があったのか。どのような生活を送っていたのか。そして、4島をめぐる今の人々の思いなどを、紹介していきます。
 第2回は、北方4島の自然や風土を紹介します。
穏やかな気候変化 珍しい生き物が多数生息
 北方四島周辺の気候は、北海道内陸部より寒暖差が小さく、穏やかに推移します。最も暑い8月の気温は15度前後、最も寒い2月の平均気温はマイナス6度前後で、北海道東部とほとんど差がありません。また、四島周辺は曇りと霧の日が多く、日照時間が短いことが特徴です。
 動物はヒグマ、キツネ、イタチなどが観測されています。流氷が運ぶ植物プランクトンにより魚が豊富にいるため、周辺水域にはゴマフアザラシ、トド、クジラ、イルカ、ラッコなどが生息しています。渡り鳥や水鳥も多く、シマフクロウのほか、鮮やかな飾り羽と橙色のくちばしを持つエトピリカといった珍しい海鳥がみられます。ちなみにエトピリカとはアイヌ語で「くちばしが美しい」という意味です。
穏やかな丘陵地「歯舞群島」
 各島の自然をみていきます。
 北海道本島に最も近い歯舞群島は、根室半島の沖合約50キロに点在する「貝殻島」「水晶島」「秋勇留(あきゆり)島」「勇留(ゆり)島」「志発(しぼつ)島」「多楽(たらく)島」などの小さな島々からなっています。どの島も緩やかな起伏のある丘陵地で、笹が生い茂り、樹木はほとんど生えていません。
 根室半島先端、納沙布(のさっぷ)岬から3.7キロと最も近い貝殻島は、高潮時には水没してしまいますが、1937(昭和12)年に日本が建設した貝殻島灯台があり、現在はロシアが管理しています。老朽化から傾いている様子が目視で確認できます。
 次に近い水晶島は12平方キロメートルの平坦な小島で、秋勇留島はわずか2平方キロメートル、勇留島も10平方キロメートルしかありません。歯舞群島最大の志発島は58平方キロメートル、多楽島は11平方キロメートルです。歯舞の名称の由来は、「流氷のある島」という意味のアイヌ語です。(※歯舞群島各島の面積の数値は平成27年度国土地理院「全国都道府県市町村別面積調」より)
“東洋の箱庭”「色丹島」は高山植物の宝庫
 歯舞群島の北東20数キロに位置する色丹島は、島東側の斜古丹(しゃこたん)岳413メートルを最高峰に、ゆるやかな丘陵地帯となっています。高山植物の宝庫で、島全体が濃淡の緑に覆われ、戦前は「東洋の箱庭」と呼ばれた美しい景色が広がります。島の東南側には小島が多く点在し、西北側は断崖部が連なり、穴澗(あなま)港などの良港があります。「大きな集落のある地」という意味のアイヌ語が色丹島の名称の由来です。
世界で最も美しい二重火山・景勝地が多数存在「国後島」
 国後島は十数箇所の温泉が存在する火山島です。世界で最も美しい二重火山のひとつと呼ばれる、北方四島の最高峰の爺爺(ちゃちゃ)岳(1772メートル)のほかに、活火山の羅臼(らうす)山(882メートル)、海底火山で出来た垂直の奇岩「材木岩」や「ロウソク岩」といった景勝地に恵まれています。
 北方四島を訪れるときの玄関口となる入出域手続きが行われる古釜布(ふるかまっぷ)港は、この国後島の中心部にあります。国後島の名称の由来は「草の島」を意味するアイヌ語です。
1000メートル級の山々がずらり 日本最北端の島「択捉島」
 北方四島最大の択捉島は、国後島と同じ火山島です。別飛(べっとぶ)温泉などの温泉もあります。島北端のカモイワッカ岬は、北緯45度33分にあり、日本最北端になります。西単冠(にしひとかっぷ)山(1629メートル)、散布(ちりっぷ)山(1582メートル)など1000メートル級の山々に覆われ、起伏の豊かな雄大な景色が広がります。島東部には落差約140メートル、途中に段差がない直瀑(ちょくばく)の滝としては日本最大の「ラッキベツの滝」があります。ちなみに同じ直瀑の滝として名高い華厳の滝は落差97メートルです。択捉島の名称の由来は、アイヌ語の「岬のあるところ」です。
(※内閣府北方対策本部ホームページ・同本部作成パンフレット「平成28年度北方対策~北方領土の返還実現にむけて~」参照)
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12177-09214/


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日本語のために 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集30 河出書房新社

2016-09-30 | アイヌ民族関連
dot.-(更新 2016/9/29 11:19) by 永江朗

まるで文体カタログ
 日本語がこんなにも豊かで多様だったとは! 驚いたというよりも、感動した。
『日本語のために』は「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」の第30巻。
「古事記」から現代までさまざまな日本文学を集めた全集のなかで、この巻は異色だ。まるで文体カタログである。たとえば「六月晦大祓」という祝詞。「みなづきのつごもりのおほはらへ」とルビがついている。奈良時代の日本語だ。菅原道真や良寛の漢詩もある。「仏教の文体」として「般若心経」と蓮如の「白骨」を、それぞれ原文と伊藤比呂美による現代語訳で紹介している。
 周辺的に扱われがちな言葉も入っている。琉球語からは「おもろさうし」と「琉歌」が、アイヌ語からは「アイヌ神謡集」「あいぬ物語」「萱野茂のアイヌ語辞典」が紹介されている。そうそう、「キリスト教の文体」の章に出てくる「ケセン語訳 マタイによる福音書」は、東北の気仙地方の言葉であるケセン語で書かれている。
 言葉のことになると、人は頑迷固陋なナショナリストになりがちだ。「乱れている」「誤用だ」と怒ったりして。でも、7章「音韻と表記」や10章「日本語の性格」を読むと、凝り固まった日本語観がほぐれてくる。
 9章「政治の言葉」にある丸谷才一「文章論的憲法論」には教えられるところが多い。丸谷は大日本帝国憲法と日本国憲法を、日本語の文章という観点から比較して論じ、後者のほうがまだましなのだという。日本国憲法のほうが、ものごとを論理的に伝えようとしているからだ。
 本書はすべての日本語を読む人書く人におすすめだ。一家に1冊、いやひとり1冊。
※週刊朝日 2016年10月7日号
https://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2016092900081.html

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バナナと日本人』のその後はどうなっているのか?~深刻な農薬被害

2016-09-30 | 先住民族関連
レイバーネット日本-2016-09-29 13:21:16

 *ドキュメンタリー『毒の雨』
 かつて、『バナナと日本人』という大ベストセラーの本がありました。あの本で告発されていたバナナ・プランテーション、残念ながら今もフィリピン・ミンダナオで拡大しつつあります。プランテーションで働く労働者だけでなく、その家族からも健康の問題について不安が高まっています。出生障害、麻痺や原因不明の病気でなくなるケースなども報告されており、その実態は深刻です。
 その状況を知るために訪問団が9月初旬に派遣されました。その報告会が今週土曜日に開かれます。会場は東京の連合会館(御茶ノ水)になります。ぜひご参加いただけますようお願いいたします。
 これに先立ち、バナナ・プランテーションで使われている農薬がいかに危険なものであるか、アジアでの農薬規制、日本での農薬政策の問題などについて学習会を行い、そのまとめを作っています。16ページですぐに読めます。ぜひご活用ください。
http://altertrade.jp/archives/12800
 日本のバナナ市場にバナナを出荷する住友系のスミフルのプランテーションで農薬空中散布が行われており、先住民族の村が被害を受けている状況を現地のNGOがドキュメンタリーとして制作しています。その日本語字幕版もぜひご覧ください。(印鑰 智哉)
『毒の雨』(Poison Rain)
https://www.youtube.com/watch?v=d_24-TUKkdA
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フィリピン・ミンダナオと私たちの今を考える
『バナナと日本人』で描かれた問題は現在、どうなっているか?
ミンダナオ訪問団報告
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私たちの食卓と海外の産地がどうつながっているか、バナナを通じて追求した鶴見良行著『バナナと日本人』が出版されたのは1982年でした。日本にあふれるようになったフィリピン・バナナが危険な農薬が空中散布される中、過酷な労働条件のもと、バナナ・プランテーションで働かざるをえなくなっていった人びとによって作られていること、しかも、日本のバナナ市場のために多国籍企業によってそのプランテーションが作られていったことを明快に描き、日本社会に大きな衝撃を与えた名著です。
それから30年あまりがたちましたが、今なお、日本で消費されるバナナの9割以上はフィリピン、ミンダナオ島のプランテーションから来るバナナです。現地での状況はほとんど報道されることはありませんが、その現状はどうなっているのでしょうか?
日本に輸入されたプランテーション・バナナからは国際農薬監視行動ネットワークなどが使用禁止を世界中で訴えている危険度の高い農薬やネオニコチノイド系農薬の残留が確認されています(東京都健康安全研究センター研究年報2013など参照)。それを生産する現場では環境や現地の人びとの暮らしや健康に何が起きているのでしょうか? プランテーション・バナナに代わるオルタナティブは存在するのでしょうか?
そうした状況を確かめるために、9月上旬にミンダナオ現地に訪問団が派遣されました。参加者は農薬問題や現地の社会問題を研究する研究者や生協関係者の方たちです。現地報告をもとに、フィリピン・ミンダナオの人びとと私たちの関係を考えます。
ぜひ、この機会にご参加ください。
【日時】2016年10月1日(土) 14:00~16:30 (開場13:30)
【場所】連合会館 201会議室 (東京都千代田区神田駿河台3-2-11) http://rengokaikan.jp/access/index.html
【参加費】800円
【定員】90名(申込み先着順)
【お申込み先】
【お問い合わせ】オルター・トレード・ジャパン(ATJ)政策室
電話 03-5273-8176
FAX 03-5273-8162
http://www.labornetjp.org/news/2016/0929banana

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眞子内親王殿下 パラグアイご訪問を終えられてのご印象

2016-09-30 | 先住民族関連
宮内庁-2016/09/28
パラグアイ訪問を終えて(平成28年9月28日(水))
「パラグアイ日本人移住80周年」という記念すべき年に,パラグアイ共和国政府のお招きにより同国を公式訪問できましたことを誠に嬉しく思います。
このたびの訪問では,カルテス大統領閣下を表敬訪問し,親しくお話しをする機会をいただきました。その後には,閣下が夕食会を催してくださるなど,優しくお迎えいただき,たいへんありがたく存じました。私の訪問にあたり,ご尽力いただいた多くの方々,そして各地で受けた温かい歓迎と様々なご配慮に対し,心より感謝の気持ちを表したく思います。
パラグアイでは,訪問した先々で思い出深い出会いがありました。首都アスンシオンでは,独立の家(歴史博物館)や観光情報センター,日本パラグアイ学院や泥博物館(民俗博物館)を訪問し,パラグアイ・日本・人造りセンターで開催された歓迎式典に出席いたしました。南部のエンカルナシオンでは,世界遺産のトリニダ遺跡とコスタネーラ遊歩道を訪れ,イタプア県知事主催の夕食会に出席いたしました。東部のシウダ・デル・エステでは,世界有数の発電能力を誇るイタイプダムと,先住民族博物館を訪れました。アスンシオンとエンカルナシオンからは市の鍵,イタプア県とアルト・パラナ県からは名誉訪問者賞を頂きました。これら様々な機会を通してパラグアイに親しむことができ,喜ばしく思っております。
パラグアイ日本人移住80周年記念式典と祝賀会は,誠に盛大なものでした。
本80周年には,パラグアイ国と同政府による日系社会の貢献に対する感謝,そして,日系社会による自分たちを受け入れてくれたパラグアイの人々に対する感謝,という双方の思いが込められていると伺っておりました。これらの催しに参加された方々の間に強い絆を感じ,このような特別な年を祝う場に出席できたことを幸せに思いました。
また,1936年に最初の入植者が足を踏み入れたラ・コルメナを始めとして,チャベス,ラ・パス,ピラポ,イグアスの5つの移住地を訪れるという大切な機会も頂きました。どの訪問先でも,日系社会の方々が心を込めて歓迎してくださいましたことに,深く感謝しております。日本の歌や踊り,和太鼓,小学生相撲などの楽しい出し物や,地元で採れた作物を使ったおいしい日本料理などで,おもてなしをしてくださいました。そして,各移住地の慰霊碑や記念碑,学校,移住史料館,農業協同組合等の施設を見学し,移住から今日までの歴史に思いを馳せました。これらの移住地やアスンシオン,エンカルナシオン,エステ,アマンバイの日系社会の方々,日本に関係の深いパラグアイの方々,JICA関係の方々とお会いできましたことを,たいへん嬉しく思います。
ご高齢の方から私と同年代の方まで,日系社会の様々な方々と,移住への思いや現在の生活,お仕事や活動など,いろいろなお話ができましたことは,忘れられない思い出となりました。想像を絶するような困難を勤勉さと誠実さで乗り越え,努力を積み重ねて現在の生活を築かれたことと思いますが,穏やかな表情で今の暮らしへの感謝を語られる一世の方が多いことは印象的でした。日本人移住者とその子孫の皆様が,パラグアイの発展に貢献され,パラグアイの人々から厚い信頼を得て,日本・パラグアイ両国の友好の掛け橋となってこられたことに,心より敬意を表します。
これからも,日系社会の方々がお元気で末永く活躍されるとともに,日系社会が一層発展しますよう,また今後とも日本とパラグアイが寄り添える関係でありますよう,そして両国の友好関係がますます深まりますよう願っております。
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/13

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映画『彷徨える河』アマゾン奥地で交わる過去と現在、原住民と生物学者 ...

2016-09-30 | 先住民族関連
okmusic UP's-2016/09/28 提供元:FASHION PRESS
映画『彷徨える河』が2016年10月29日(土)より、シアター・イメージフォーラム他で全国順次公開される。
本作は、20世紀初頭と中盤にアマゾンに足を踏み入れた2人の白人探検家の手記に触発されて作られた物語。神秘的な幻覚や呪術に彩られたマジックリアリズム的な世界観を、美しいモノクロームの映像と情感溢れる多層に重ねられた音によって描き出した作品だ。
監督は、米エンタメ業界紙『Variety』にて、「2016年に注目すべき監督10人」に選出されるなど、 近年世界的な注目を受けているコロンビアの俊英、シーロ・ゲーラ。本作も2015年カンヌ国際映画祭監督週間芸術映画賞受賞、2016年アカデミー賞外国語映画賞ノミネートなど、数々の映画祭で高い評価を得ている。
■ストーリー
アマゾン流域の奥深いジャングル。侵略者によって滅ぼされた先住民族の村、唯一の生き残りとして、他者と交わることなく孤独に生きているシャーマンのカラマカテ。ある日、彼を頼って、重篤な病に侵されたドイツ人民族誌学者がやってくる。白人を忌み嫌うカラマカテは一度は治療を拒否するが、病を治す唯一の手段となる幻の聖なる植物ヤクルナを求めてカヌーを漕ぎ出す。数十年後、孤独によって記憶や感情を失ったカラマカテは、ヤクルナを求めるアメリカ人植物学者との出会いによって再び旅に出る。過去と現在、二つの時が交錯する中で、カラマカテたちは、狂気、幻影、混沌が蔓延するアマゾンの深部を遡上する。彼らが向かう闇の奥にあるものとは...。
【概要】
映画『彷徨える河』
公開時期:2016年10月29日(土)シアター・イメージフォーラム他で全国順次公開
監督・脚本:シーロ・ゲーラ
出演:ヤン・ベイヴート、ブリオン・デイビス、アントニオ・ボリバル・サルバドール、ニルビオ・トーレス
2015/コロンビア・ベネズエラ・アルゼンチン/B&W+color/2.35:1/124 /原題:El abrazo de la serpiente
©Ciudad Lunar Producciones
http://okmusic.jp/#!/news/137680

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映画『アバター』のインタラクティブ展示が12月に台湾で開始

2016-09-30 | 先住民族関連
ヴァラエティ ジャパン-2016/9/28 15:00
映画『アバター』のインタラクティブ展示“Avatar: Discover Pandora”が、ジェームズ・キャメロン監督が手掛ける『アバター』の続編4本のうちの最初の1本の劇場公開日のおよそ2年前にあたる12月7日に、台湾台北市でスタートする。
この発表は、世界的なイベントを提供するGESと、ライトストーム・エンターテイメント、米20世紀フォックス・コンシューマー・プロダクツによって、9月19日(現地時間)に行われた。
GESは、ビースト・キングダムとパートナーを組み、“Avatar: Discover Pandora”を、新光三越が所有する信義区で3か月に渡るショーケースとして開催する。同展示では、パンドラに住む多様な動植物やエキゾチックな野生動物、先住民族ナヴィの文化と神話を強調した実体験のように感じられる一連の環境を見ることが出来る。
ライトストーム、フォックスと共同制作しているGESは、台湾の後には世界市場で展示を行っていく予定だ。
ライトストームのフランチャイズ開発部門社長のケイシー・フランクリンは、「世界中のファンが私たちに、パンドラの世界を実際に旅してみたいとよく言いますが、この展示をツアー開催することは、彼らをパンドラの魅惑的な世界に連れていくためのユニークな機会となります。この展示は、4本の続編映画の劇場公開を待ちながら、パンドラの世界を新しい方法で経験したいと考えるファンや、エキサイティングなアクティビティを求める家族たち、そして、刺激的なレンズを通じて科学を探求したいと考える学校のグループに至るまで、誰の心にも響く何かがあります」と、語った。
2009年に公開された『アバター』は、全世界での興行総収入28億ドルを記録し、史上最高の収益を上げている。
http://variety.co.jp/archives/12157

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キャサリン妃、カナダで履いていたブーツは12年前からの愛用品!

2016-09-30 | 先住民族関連
ELLE ONLINE 2016/9/28(水)

着回し上手で知られるキャサリン妃。なんと12年前のブーツを今でも愛用していることが明らかに!
キャサリン妃(Catherine Duchess of Cambridge) photo : AFLO
現在カナダを訪問中のキャサリン妃とウィリアム王子。9月26日(月)にはブリティッシュコロンビアのベラベラで先住民族の伝統儀式に参加、熱帯雨林を訪れたそう。そして今回注目を浴びているのはこのときに妃が履いていたブーツ!
ブーツはイギリスのブランド「ペネロペ シルヴァーズ」のものでレザーはスペイン製。お値段は674ドル(6万7000円)だそう。実はこのブーツを12年前から愛用していて、2004年にもブレナム宮殿で行われた野外イベントなどでもこのブーツを履いていたそう。また今年4月にウィリアム王子とブータンを訪れたときにも、このブーツでハイキングへ! 「ペネロペ シルヴァーズ」の担当者は「私たちが妃に初めて作ったブーツを10年も履いてくれているのは素晴らしいことだと思う。妃のブーツは年を経て素敵になっている」と喜びのコメントを発表。
ちなみにカナダで妃がブーツに合わせていたのは「ザラ」のデニム。リーズナブルなものを着こなすセンスは以前から定評があるけれど、気に入ったアイテムを長年大切にするのも妃のポリシー。お手本にしたい!
http://www.elle.co.jp/culture/celebgossip/catherine-duchess16_0928


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道、来春ハワイ州と姉妹提携 観光、民族文化で交流

2016-09-30 | 先住民族関連
北海道新聞09/28 05:00
 道は来春、米国ハワイ州と姉妹提携を結ぶ方針を固めた。最終調整のために10月19~22日、道と道議会などの訪問団がハワイを訪れ、州知事や州議会議長らと協議を進める。提携により観光や農業、教育、先住民族交流など幅広い分野で関係強化が期待される。
 道とハワイ州の間では、2012年10月にハワイアン航空の新千歳―ホノルル直行便が就航。観光客の往来や経済交流が活発となり、両地域は14年1月に将来の姉妹提携を視野に入れた協力覚書に調印した。昨年8月にはハワイ州議会の議員団が道内を訪れた。
 今回、ハワイを訪問するのは山谷吉宏副知事や遠藤連議長、日米友好促進道議会議員連盟の議員6人のほか、北洋銀行やテレビ局の幹部ら計17人。19日にハワイ入りし、デービッド・イゲ州知事や州議会上下院議長と20日会談し、修学旅行で現地を訪れている札幌国際情報高と地元カイザー高との交流を視察する。
 21日には大型ショッピングセンター「アラモアナセンター」で、道産品をPRする「北海道キャンペーン」を見学。地元の人気テレビ司会者でミュージシャンのパリ・カアイフエさんを、海外で北海道の魅力を発信する「ほっかいどうスマイルアンバサダー」に任命する。
 道は姉妹提携を通じて、ハワイを窓口として欧米などの観光客の誘致や道産品の輸出拡大、道内企業の進出につなげたい考え。農業技術の伝達にも取り組み、アイヌ文化とハワイの先住民族文化を通した交流も進める予定だ。
 道は現在、6カ国9地域と姉妹・友好提携を結んでいる。ハワイ州との提携について、道は「観光や物流など多方面で効果が大きい」とし、遠藤議長は「世界的な観光地であるハワイに学ぶことは大きい。人とモノの交流促進に期待したい」と話している。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0320750.html


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