北海道新聞 12/14 16:00
【阿寒湖温泉】アイヌ民族が長い年月をかけて作り上げた独特の文様「アイヌ文様」の可能性について考える「アイヌアートシンポジウム」が12日、釧路市阿寒湖温泉の阿寒湖アイヌシアターイコロで開かれた。
阿寒湖温泉アイヌ文化推進実行委が主催し、市民ら約100人が参加した。北大アイヌ・先住民研究センターの山崎幸治准教授が基調講演し、公共施設などで使用が増えているアイヌ文様について「造形が立体的で、使う素材に合わせてデザインしている」と魅力を語った。
その後のパネルディスカッションで、日高管内平取町の二風谷民芸組合の貝沢徹理事は「アイヌ文様の作品は博物館ではなく美術館に展示してもらいたい」と要望。アイヌ文化を多く取り入れたホテルを経営する阿寒グランドホテルの大西希取締役は「アイヌアートは古くならず、時間がたつごとに魅力が増す」と語った。また道教大釧路校の福江良純准教授は「『美しい物』として世界に伝えるためには、アイヌ文様の特質を整理し、焦点を絞って発信すべきだ」とアドバイスした。(山崎真理子)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0212906.html
【阿寒湖温泉】アイヌ民族が長い年月をかけて作り上げた独特の文様「アイヌ文様」の可能性について考える「アイヌアートシンポジウム」が12日、釧路市阿寒湖温泉の阿寒湖アイヌシアターイコロで開かれた。
阿寒湖温泉アイヌ文化推進実行委が主催し、市民ら約100人が参加した。北大アイヌ・先住民研究センターの山崎幸治准教授が基調講演し、公共施設などで使用が増えているアイヌ文様について「造形が立体的で、使う素材に合わせてデザインしている」と魅力を語った。
その後のパネルディスカッションで、日高管内平取町の二風谷民芸組合の貝沢徹理事は「アイヌ文様の作品は博物館ではなく美術館に展示してもらいたい」と要望。アイヌ文化を多く取り入れたホテルを経営する阿寒グランドホテルの大西希取締役は「アイヌアートは古くならず、時間がたつごとに魅力が増す」と語った。また道教大釧路校の福江良純准教授は「『美しい物』として世界に伝えるためには、アイヌ文様の特質を整理し、焦点を絞って発信すべきだ」とアドバイスした。(山崎真理子)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0212906.html