(毎日新聞 2009年5月18日 地方版)
絶滅にひんしているシマフクロウの生息環境復元に向けた「第16回シマフクロウの森づくり100年事業植樹祭」が17日、釧路管内標茶町虹別の西別川上流部で行われた。
家族連れら約350人がスコップやくわを手にミズナラ、ハンノキ、ハルニレなど約3000本を植え、16年間で植樹した苗は計5万1500本に達した。
西別川流域は、かつてはアイヌ民族が「村の守り神」として崇めていたシマフクロウの鳴き声が聞こえる流域だったが、開発などの影響で減少。危機感を抱いた「虹別コロカムイの会」(舘定宣会長、73人)が94年から、100年先の生息環境の復元を目指して広葉樹の苗を植え始めた。網走管内斜里町から家族4人で参加した横内秋里ちゃん(5)は「植えた木がすっごく大きくなるといいな」と、将来に思いをはせていた。【本間浩昭】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090518ddlk01040121000c.html
絶滅にひんしているシマフクロウの生息環境復元に向けた「第16回シマフクロウの森づくり100年事業植樹祭」が17日、釧路管内標茶町虹別の西別川上流部で行われた。
家族連れら約350人がスコップやくわを手にミズナラ、ハンノキ、ハルニレなど約3000本を植え、16年間で植樹した苗は計5万1500本に達した。
西別川流域は、かつてはアイヌ民族が「村の守り神」として崇めていたシマフクロウの鳴き声が聞こえる流域だったが、開発などの影響で減少。危機感を抱いた「虹別コロカムイの会」(舘定宣会長、73人)が94年から、100年先の生息環境の復元を目指して広葉樹の苗を植え始めた。網走管内斜里町から家族4人で参加した横内秋里ちゃん(5)は「植えた木がすっごく大きくなるといいな」と、将来に思いをはせていた。【本間浩昭】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090518ddlk01040121000c.html