本郷由美子 会員限定記事
北海道新聞2024年11月29日 21:27
政府が29日に閣議決定した2024年度補正予算案には、25年度に大阪・関西万博で予定しているアイヌ文化に関する展示ブースの設置や、胆振管内白老町の「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で行われる先住民族の国際シンポジウムなど、アイヌ文化振興に関する予算1億円が盛り込まれた。
25年4月開幕の万博では、6月10~12日に約300平方メートルの展示ブースでウポポイの活動を紹介。伝統衣装の樹皮衣「アットゥシ」などの工芸品に触れるコーナーを設け、道内各地で活躍する工芸作家の作品を展示、販売する。
万博開催を記念し、ウポポイでも25年度中に、1873年(明治6年)のウィーン万博に出展されたアイヌ文化関連の資料をドイツ・ベルリン国立民族学博物館や東京国立博物館から取り寄せて展示する。
また、25年度中にウポポイで・・・・・・
※「アットゥシ」の「シ」は小さい字