先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

道職員が水増し指示 アイヌ協会支部の不適切会計 08年度

2009-11-11 | 日記
(北海道新聞 11/11 07:34)
 道が道アイヌ協会札幌支部に委託している職業訓練事業に不適切な会計処理があった問題で、道は10日の道議会決算特別委員会で、2008年度に道職員が同支部に対し、実際にかかった経費を水増しして報告するよう指示していたことを明らかにした。道は職員を処分する方針だ。
 自民党・道民会議の小野寺秀氏(帯広市)の質問に答えた。
 職業訓練は、アイヌ民族の求職者を対象に、道立札幌高等技術専門学院が同支部に委託して実施。道が毎年、概算で同支部と委託契約を結んだ後、同支部が訓練にかかった実費を記した収支精算書を道に提出。道は精算書に基づいて委託料を支払っている。
 道によると、08年度は実際には木材工芸や刺しゅう工芸の材料代などの実費が契約額(約260万円)を25万円下回っていたにもかかわらず、札幌高等技術専門学院の職員が契約額と同額で請求するよう、同支部に指示していたという。
 道の宮原真太郎労働局長は同特別委で「職員の対応は適切さを欠いた」と述べた。
 道によると、職員の水増し指示があったかどうかは確認されていないが、07年度も契約段階の概算費用と収支精算の額が同額で、こうした会計処理は長年にわたって慣例化していた可能性があるという。
 職員の指示による水増しの25万円を含めた不適切な支出は07、08年度で計47万円に上り、道は年度内に同支部に対し、返還を請求する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/199296.html

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アイヌの美 あす最終日 貴重な資料知る機会 ぜひ来て

2009-11-11 | 日記
(十勝毎日新聞 2009年11月10日 13時52分)
 9月18日から道立帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)で開かれているアイヌ工芸品展「アイヌの美〜カムイと創造する世界〜」(アイヌ文化振興・研究推進機構、十勝毎日新聞社など主催)が11日で最終日を迎える。
 同展ではロシア・サンクトペテルブルク市のロシア民族学博物館が所蔵する着物や民具など215点を、「まかなう」「まとう」「いのる」の3つのテーマに分けて展示。また、帯広百年記念館(同)で同時開催中のアイヌ絵展では、同国オムスク市のオムスク造形美術館が所蔵する平沢屏山(びょうざん)の日本初公開作品12点を含むアイヌ風俗画59点を展示している。
 開館時間は両館とも午前9時半〜午後5時(入場は同4時半まで)。

http://www.tokachi.co.jp/news/200911/20091110-0003273.php

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アイヌ民族職業訓練で不適切会計 道、47万円返還請求へ

2009-11-10 | 日記
(北海道新聞 11/10 07:04)
 道が北海道アイヌ協会札幌支部に委託している職業訓練事業で不適切な会計処理が指摘されていた問題で、道は9日、2007~08年度の委託料のうち47万円を返還するように同支部と受講者に請求する方針を決めた。職業訓練の材料費などを実際より水増し請求するなど、同支部が公金を不適切に受け取っていたと判断した。
 10日の道議会決算特別委員会で、自民党・道民会議の小野寺秀氏(帯広市)の質問に答える。
 職業訓練は、アイヌ民族の求職者を対象に、道立札幌高等技術専門学院が同支部に委託し、1979年から続いていた。道が04~08年度の5年間分の委託料を対象に調べた結果、関係資料が残っていた07、08年度分(総額約500万円)だけで47万円の不適切な支出が確認された。
 木材工芸などの職業訓練で、材料費など実際にかかった経費を水増しして道に報告し、同支部で不正分も含めて委託料を受け取っていた。職業訓練に通う交通費としてバスなどの定期代を受け取った後、実際には定期を解約して自家用車を使っていた受講者もいたという。
 道は同支部の「実績報告」に基づいて委託料を支払っていたが、領収書の添付を求めず、支出内容の確認もしていなかった。
 道は札幌支部の支出内容をさらに詳しく調べ、他支部も調査する方針。「指導監督が不適切だった」として、関係職員の処分についても検討する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/199064.html

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旅:アイヌ文化を訪ねて 北海道・釧路

2009-11-10 | 日記
(毎日新聞 2009年11月10日 東京朝刊)
 ◇満天の星、幻想の舞台
 ◇大自然を満喫 伝統食や動物観察も
 北海道のアイヌ民族は自然と一体の生活様式を持っていた。クマの魂を神の世界に送る儀式「イオマンテ」の火祭りもいまに伝わる。エゾシカがたたずみ、タンチョウが羽を休める北海道の大自然や文化に触れたい--。身も心もリフレッシュするため、空路北へ向かった。【田後真里】
 10月末、「たんちょう釧路空港」に降り立った。厚着をしていたが、想像以上の寒さにうろたえる。幣舞橋(ぬさまいばし)を渡って到着した夕暮れの釧路港に詩人・石川啄木の銅像がたたずんでいる。
 啄木が釧路新聞の記者としてこの地に足を踏み入れたのは1908(明治41)年1月のことだ。「さいはての 駅に下り立ち……」という歌も詠んでいる。編集長格として健筆を振るったが、結局は「つくづくと、釧路がイヤになった」などの言葉を残して76日で去った。市内には計26基の歌碑がある。
 夜は、アイヌ文化を取り入れるフランス料理店「イオマンテ」(電話0154・65・1802)で食事した。血糖値の上昇を抑える効果がある地元産の「キクイモ」をふんだんに使った料理を味わう。キノコのような芳香ととろりとした粘りが特徴だ。アイヌの人々は、食に旬のものを巧みに取り入れ、乱獲をせず食べる分だけを収穫したという。気候条件を利用した長期保存の工夫も豊富だ。
 シェフ、舟崎一馬さん(30)が言う。「すべての命に感謝する食文化に感銘を受けた。旅を終えても、健康的な食生活をしてもらえるようにアイヌの心を伝えたい」
    □  □
 翌朝、釧路湿原国立公園内の塘路湖畔(とうろこはん)にある体験観光施設「レイクサイドとうろ」(電話015・487・2172)から、釧路川をカヌーで下る。こぎ出ると、ヨシが風に揺れる音と、船底にあたる水の響きだけが聞こえる。時折、すぐそばの茂みからマガモが飛び立ち、「フィー」とエゾシカの高い声が響き渡る。蛇行した川を下ること約1時間半、岸辺に子エゾシカが1頭たたずんでいた。
 まりも国道を北へひた走るバスの車窓から、特別天然記念物指定種のタンチョウや、ウシ、ウマ、シカなどをながめ、夕刻に阿寒湖温泉街に着いた。コタン(集落)に行くと、エカシ(長老)の秋辺今吉さん(87)に話を聞くことができた。
 --6歳のとき父親がヒグマを殺し、目も開かない子グマを連れ帰った。母親が母乳を与え、兄弟のように育った。それでも、成長したクマを殺すイオマンテはやってきた。肉は食用、毛皮は衣服になる。父親に泣いてやめるようせがんだ。
 秋辺さんはつぶやいた。「実は、いい思い出がないんだ」
 午後9時、満天の星の下、イオマンテが始まった。エカシが弓で火を放つと、4メートルはある火柱が立った。9月にユネスコ無形文化遺産に登録されたアイヌ古式舞踊や伝統楽器の演奏が舞台で披露される。独特のリズムで繰り広げられる幻想的な芸術にうっとりする。
 五感を総動員する夢のような時間だった。
 ◇健康チェックとセットで
 参加したのは「くしろ圏生活習慣病改善モニターツアー」(2泊3日)という企画。医療機関、観光施設、レストランなどが協力し「心身ともに健康に」と計画を進めている。
 アイヌ文化に触れる旅と健康チェックがセットになり、動脈硬化測定や腹部エコーを含む全74項目を調べてくれる。空港から釧路市医師会検診センターに直行し、空腹のまま検査。午前11時すぎに開始し全項目を終えたのは午後4時半だった。8万円程度(東京からの航空運賃含む)で実現に向けて研究しているという。
http://mainichi.jp/life/today/news/20091110ddm013100199000c.html

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アイヌ職業訓練不適正経理で、道が40万返還請求へ

2009-11-10 | 日記
(読売新聞 2009年11月10日)
 北海道立札幌高等技術専門学院が、アイヌ民族の就労推進策として、道アイヌ協会札幌支部に委託して実施した職業訓練事業の収支決算に不透明な経理処理があった問題で道は9日、事業を委託した北海道アイヌ協会札幌支部に対し、委託費の一部(約40万円)の返還を求める方針を固めた。
 関係者によると、訓練事業関連の支出の一部に不適正な処理があり、同支部が委託費を本来よりも多く受給していたことが確認されたとして、道は返還を求めることを決めたという。10日の道議会決算特別委員会で報告する。
 同事業を巡っては、今年6月、2007年度と08年度の収支決算で、訓練事業の事務費や講師手当などの決算の一部に、証拠となる書類の内容と精算書の記載が合致しないものがあったことなどが、道議会の指摘で明らかになっていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20091110-OYT8T00039.htm

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憂楽帳:ある閉店

2009-11-10 | 日記
毎日新聞 2009年11月9日 東京夕刊
 豊かな日本語文化は多くの借用語が支えている。英語やポルトガル語由来の言葉が多いのは知られているが、アイヌ語からもあることを知る人は少ない。水族館の人気者「ラッコ」や「シシャモ」がそうだ。サハリンと大陸の間の海峡に名を残す探検家・間宮林蔵は日本には生息しない角の大きなシカを現地のアイヌが「トナカイ」と呼ぶと報告した。サンタクロースを乗せてくる「真っ赤なお鼻」のあの動物だ。
 アイヌ社会は自然との共存が図られていたとされる。そんな伝統も伝えていた、専門店としては東京都内唯一のアイヌ料理店「レラ・チセ」(中野区)が7日閉店した。化学調味料を使わず素材を生かした料理を提供し、店内では「ムックリ」(口琴)の哀愁を帯びた音色も流れる中、会話が弾んだ。
 東京は北海道に次いでアイヌの多い土地だが、昨年来の不況で売り上げは激減していたという。阿寒湖畔のコタン(集落)出身の松田弘治店長は「いつか再開を」と語る。豊かな多文化社会を目指すなら、そのとりでが消えるのは、あまりに惜しい。【竹中拓実】
http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20091109dde041070110000c.html

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夜な夜な科学@カフェ

2009-11-10 | 日記
(朝日新聞 2009年11月07日)
 ■小倉北、専門家招き談義
 おしゃれなカフェで食事やお酒を楽しみながら、様々な分野の専門家の話に耳を傾ける。そんな集まりが北九州市小倉北区で続いている。何かに熱中している人の面白い話をただ聞くだけでなく、疑問を感じたらわいわい尋ねることもできる。堅苦しい講演会やシンポジウムとはひと味違った、ざっくばらんなムードが大きな魅力になっている。
(渡辺翔太郎)
 小倉北区馬借1丁目にある人気のカフェ「cream」。店内の一角にはスクリーンが張り出され、約40人の聴衆がトマトソースのパスタやビール、シフォンケーキなどを味わっていた。
 この日は、科学夜話「カフェ・ペディア」の第21夜。語り手は市内にある到津の森公園の岩野俊郎園長で、テーマは「アフリカでわしも考えた―動物園長の旅行記」だった。
 だが、岩野園長は「珍しい動物がいる動物園」というイメージをどう崩すか、動物園の抱える課題、これからの動物園はどうあるべきかを熱く語り出す。聴衆がぐいぐい引き込まれていった。
 約30分後、「先生、アフリカの話を……」という司会の声に、「ああ、アフリカの話が必要だったですよね」と、笑いとともに話が本題に。スクリーンに野生動物や風景の写真が次々と映し出され、集まった人が「かわいい」などとつぶやいていた。
 カフェ・ペディアが始まったのは08年2月。北九州市職員の梅野岳さん(36)らが「幅広い分野の専門家をゲストに呼んで、その話をさかなにお酒を飲もうよ」と動き出した。
 これまでのテーマは「シーラカンスと魚類化石」「宇宙からの落下物(デプリ)」から、「ギャンブルする心と人間性の進化」「アイヌの『ウフフ話』」「古代日本のお葬式」など硬軟さまざまだ。
 ビールを飲みながら語る人や、車座になって語る人。話し手と聞き手の垣根が低く、話が一段落した後にはみんなで話し手を囲み、酒席が盛り上がっているようにわいわいとにぎわうのが特徴だ。
 梅野さんは「専門家は、その分野について熱中して研究している、その道の名人。そんな名人たちのいろんな話を聞くと、新しい世界がどんどん見えてくる。おもしろい人たちが集まっている場所にしたいし、そこにふらっと、遊びに来てほしい」と話す。
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000911090002

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チェーホフから村上春樹まで 21日から道立文学館で企画展「サハリンを読む」

2009-11-08 | 日記
(BNN 北海道365 09年11月08日(日) 12時45分)
文芸作品や絵はがき、写真、地図など約500点を展示。
 敷香(しすか)や真岡(まおか)といった異国風の地名、蟹の缶詰、渡り者の労働者、北方先住民族、残留ロシア人、戦後の日本人引き揚げ・・・。
 宗谷からオホーツク海を隔てて位置する「サハリン(樺太)」の情景は、アントン・チェーホフの「サハリン島」から村上春樹の「1Q84」まで、さまざまな文芸作品で取り上げられてきた。
 北海道立文学館は、こうした文芸作品などから読み取れる樺太の社会的・文化的課題を見つめ直そうと、21日から「サハリンを読む-遥か[樺太]の記憶」を開催する。
 「サハリンを読む」は、樺太に関する文芸作品や絵はがき、写真、地図、映像など500点を展示。また、作中の一節を抜き書きしたパネルなどで、樺太の情景や歴史を紹介する。
 開催期間は来年1月17日まで(祝日を除く月曜と、12月28日~1月4日は休館)。開館時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)。観覧料は一般400円、高校・大学生200円、中学生以下・65歳以上は無料。
 また、文学館は「サハリンを読む」の期間中に、「文芸講演会『樺太文学』の現在」や「映像作品(樺太1945年 氷雪の門)鑑賞のつどい」、「サハリンアイヌの弦楽器トンコリ演奏会」などの関連イベントを実施する。関連イベントの詳細または申し込みは下記関連サイト参照。(文・糸田)

北海道立文学館 企画展「サハリンを読む-遥か[樺太]の記憶」
http://www.h-bungaku.or.jp/

http://www.hokkaido-365.com/news/2009/11/post-539.html

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14日アイヌ文化に触れる催し、阿寒湖畔

2009-11-08 | 日記
(釧路新聞 2009年11月08日)
  アイヌ民族の女流文学者知里幸恵の生涯と業績について理解を深めながら、民族音楽を堪能するイベント「マイェピリカ」~その美しい響き~(実行委、釧路アイヌ文化懇話会主催)が14日、阿寒湖温泉のアイヌコタン・オンネチセで開かれる。幸恵が最後に書き残した手紙をめいの横山むつみさんが朗読するなど、知られざる一面もつまびらかにする。登別市に生まれた幸恵は、言語学者金田一京助の要請を受け、アイヌが口承してきた叙事詩「カムイユカラ」の和訳に取り組んだ。重い心臓病を患っていたが、病気をおして翻訳作業を続け、翻訳本「アイヌ神謡集」は1922年9月に完成。幸恵は完成直後に19歳で短い生涯を終えた。
http://www.news-kushiro.jp/news/20091108/200911086.html

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アイヌ料理「レラ・チセ」閉店へ 文化発信、歴史15年

2009-11-08 | 日記
(朝日新聞 2009年11月7日11時9分)
 首都圏のアイヌ料理店として親しまれ、文化の発信や交流の拠点となってきた「レラ・チセ」(東京都中野区新井)が7日に閉店し、15年の歴史に幕を下ろす。
 レラ・チセ(アイヌ語で「風の家」の意味)は首都圏のアイヌ民族の団体「レラの会」が中心になり、94年5月、東京都新宿区西早稲田に開店した。
 00年に中野に移転、ギョウジャニンニクやエゾシカの肉など北海道直送の素材を生かしたメニューを提供してきた。また、店はアイヌ語教室など民族文化継承の場としても活用されていた。
 しかし、不況下で売り上げが減り、赤字経営が続いたため、閉店を決断したという。店長の松田弘治さん(46)は「閉店しなければならないことは残念だ。店があったことでアイヌ民族の存在を知ってもらう役割を果たすことができたと思う」と話す。
 7日は午後5時から11時まで営業するという。(高波淳)

http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200911070114.html

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地元への貢献たたえる 札幌で道新文化賞贈呈式

2009-11-08 | 日記
(北海道新聞 11/06 08:40)
 北海道の文化や産業への貢献をたたえる第63回北海道新聞文化賞の贈呈式が5日、札幌市中央区の北海道新聞社で行われた。
 受賞者は、社会部門が幕末の蝦夷地(えぞち)探検家松浦武四郎の研究を40年間続ける秋葉實さん(83)=網走管内遠軽町=、学術部門が有機合成化学の分野で新合成法「鈴木・宮浦クロスカップリング反応」を発見した北大名誉教授の鈴木章さん(79)=札幌市=、経済部門が外食産業を軸に生ごみリサイクルなどの環境保護活動に取り組む株式会社アレフ(札幌市、庄司昭夫社長)。
 贈呈式では、菊池育夫北海道新聞社長が各受賞者に賞状を手渡し、佐藤忠良氏制作のブロンズ像と副賞100万円を贈った。
 秋葉さんは「武四郎を北海道の名付け親から一歩突き進んで、アイヌ民族の救世主として洗い直してみたい」と意欲を語り、鈴木さんは「(鈴木カップリング)反応が医薬、農薬の領域以外でも使われ、幸せに思う」、アレフの中村勝広副社長は「食の安全や環境は企業にとって最大の競争力。着実に活動していきたい」と述べた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/198446.html

菊池社長から賞状を受け取る(左から)秋葉さん、鈴木さん、アレフの中村副社長

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アイヌアート200点 小山で8日まで

2009-11-08 | 日記
(朝日新聞 2009年11月06日)
 アイヌ文様の衣装などを集めた「アイヌアートin小山」が5日、JR小山駅西口の小山市立生涯学習センター(ロブレイズミヤ小山店6階)で始まった。北海道白老町のチシポの会(田村弘子会長)の刺繍(し・しゅう)など200点以上が展示されている。
 チシポはアイヌ語で「針入れ」の意味。北海道アイヌ協会白老支部の婦人部有志が7年前に結成し、全国で展示を続けている。着用や刺繍体験が無料でできる。
 今回の展示は、旧間々田町乙女(現小山市乙女)出身で、長年、アイヌ集落で医療活動を続けた故高橋房次医師(1882~1960)との縁から。高橋医師は22年に初代の白老病院長となり、その後も個人病院で診察を続けたが、貧しい患者からは治療費を受け取らなかった。「コタン(アイヌ集落)のシュバイツァー」とも呼ばれた。
 会場には「里帰りパネル展」として高橋医師の写真も飾られている。同会の石井シゲさん(67)は「アイヌもシャモ(和人)も分け隔てなく話をしてくれる優しい先生でした。小山での展示は私たちも懐かしい気がしています」と話す。
 8日までの午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000911050006

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受賞者ら「光栄」と笑顔 道文化賞 札幌で贈呈式

2009-11-08 | 日記
(北海道新聞 11/06 08:23、11/06 08:27 更新)
 道内の文化向上に優れた実績を残した個人や団体に贈られる本年度の道文化賞と道文化奨励賞の贈呈式が5日、札幌市内のホテルで行われた。
 道文化賞に選ばれたのは、力強い生命力の表現が高く評価されている女流画家鎌田俳捺子(ひなこ)さん(86)=函館市=、アイヌ伝統文化の記録や調査に貢献した萩中美枝さん(82)=札幌市=、日本歌人クラブ賞を受賞し、若手歌人の育成にも尽力した歌人山名康郎さん(83)=同=の3人。道文化奨励賞は、韓国や米国でも発表を行う現代美術作家柿崎煕(ひろし)さん(63)=石狩市=。
 道教委の神谷奈保子委員長から賞状と記念品を贈られた鎌田さんは「身に余る光栄です」と喜びを語った。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/198438.html

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アジアの伝統音楽披露 8日、西日本文化サークル 大牟田市

2009-11-08 | 日記
(西日本新聞 朝刊 2009年11月6日 01:40)
 大牟田からアジアへ平和を訴えるコンサート「海をこえ、とどけ平和の琉歌」(西日本新聞社など後援)が8日午後6時半から、大牟田市栄町の西日本新聞TNC文化サークル大牟田教室で開かれる。同市の「平和の琉歌をきく会」(長谷川禎三会長)主催。
 中国の伝統的な弦楽器の古筝(こそう)を、福岡市在住の江舟さんが演奏する。地元の「ありあけ三線の会」などの演奏に合わせ、ベトナムの指笛や、オカリナとギターでのアイヌ民謡演奏も。熊本県荒尾市在住の沈載吉さん(88)夫妻が韓国の太鼓チャンゴに合わせて、自らの生い立ちを語り、踊る民族芸能もあり、多彩な音楽や芸能が楽しめる。
 長谷川さんは「朝鮮半島と中国文化の芸能を中心に新しい東アジアの息吹を伝え、平和の思いが響き合うことを願います」と話す。
 前売り券は大人千円(当日は300円増し)、小中学生は500円。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/132814

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■ 白老アイヌ民族博物館で秋のコタンノミ、健康に感謝

2009-11-04 | 日記
【室蘭民報2009年11月3日(火)朝刊】
 白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信理事長)でこのほど、秋のコタンノミ(集落の祭り)が行われ、職員が自然の恵みなどに祈りをささげた。
 関係者30人が出席。ポロチセの外に設けたヌサ(祭壇)に13神を納め、山丸郁夫伝承課係長が祭主を務めた。
 儀式では厳粛な雰囲気の中、ハルエオンカミ(食物による礼拝)、シラリエオンカミ(酒粕(さけかす)による礼拝)、シンヌラッパ(祖先供養)といった神事が進められ、集まった人たちの健康や今季の集落の安全、自然の恵みに感謝した。
 コタンノミは、かつて北海道や樺太のアイヌ集落で行われていた祭り。同館では平成14年から春と秋の年2回、伝統儀式の復元として年中行事に取り入れている。
(高橋昭博)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/11/03/20091103m_08.html

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