先日、蕎麦の等級検査に立ち会わせてもらいました。
場所は、JAしおざわの低温倉庫です
平成25年12月18日撮影
↑ ↓ 1袋25㎏の袋の中から、一定量を取り出す作業から始まります。
↓取り出した玄蕎麦
見比べると、違いがよく分かります。
↑ 容積重の検査。蕎麦粉にしたときの重さは一番大切です。
↓ 容積重の換算表、数字にすると言い逃れはできません
↓ 未熟な玄蕎麦を取り出して数えます。
現在蕎麦の等級は、一等、二等、三等、規格外と四通りに分けられます。
残年ながら、滝之又農産の蕎麦は規格外になっています。食味は、ほとんど区別がつかないと思います。
現在ほとんどの玄蕎麦は規格外です。二等の蕎麦にしても採算が合いません。恐ろしく高い蕎麦になります
等級の一番大きな違いは、見た目です。等級を上げるなら、何度も選別して、見た目をよくすれば上等になります。
現在は、道の駅などの売上がどんどん伸びているようです、消費者が規格品よりも新鮮さや、お得感をさらに重視するようになって来た証だと思います。
生産者と消費者、みんなが、にこにこするような日常が続くといいな。
↓ 平成25年12月11撮影
↑ 先日、ご本家宅に回覧板をもって言ったときのこと、セロリある?とご本家のお母さんから質問されました。
私は、正直に、ないです。と答えました。
それなら、もって行きなさい。と言うことで、いただいたセロリです。
みての通り、保存が利くように、根を付けたまま新聞でくるみ、肥料袋に入っていました。
肥料袋、2袋分いただきました。頂き物の場合、金額に換算してはいけません。数字も大切ですが、手間の方がはるかにありがたく、そして貴重です。
腰の曲がった御本家のお母さんが、丁寧な仕事で、保存しようとしたセロリ、凄く幸せな気分になりました
↑ 早速、きんぴらにして、いただきました。
そういえば10数年前、本家のお母さんからいただいた、タラ大将入りのセロリの漬け物を、うまいと感じてから私のセロリ嫌いは改善されました。
感謝!