7月に再開した鈴本演芸場にやってきました。
池袋演芸場と迷って、結局こちらへ。
ソーシャルディスタンスに配慮して席は間引きされており、 入場の際には検温とアルコール消毒。
このへんは末廣亭などとも同じですね。
平日の昼席ということもあって、客席はかなりゆったりした感じでした。
時間の都合により、ぴっかり☆さんの途中から。
「湯屋番」 ぴっかり☆
「曲ごま」 紋之助
「黄金の大黒」 彦三
「初天神」 さん喬
-仲入り-
「漫才」 ロケット団
「マキシムド吞兵衛」 玉の輔
「袈裟御前」 小朝
「紙切り」 二楽(藤井聡太・アンパンマン)
「三方一両損」 一朝
-仲入り-
「ものまね」 小猫
「夕立勘五郎」 志ん輔
「夏泥」 一之輔
「粋曲」 小菊
「かんしゃく」 圓太郎
玉の輔師匠は久しぶりにお見掛けしました。
おなじみの白鳥師匠作「マキシムド吞兵衛」も久しぶりでした。
というか、そもそもこの芝居の顔付けが小朝一門勢ぞろいですもんね。
小朝師匠も鈴本で見るのは初めてかもしれません。
ずいぶん前に浅草で見て以来という感じ。ネタはその時も「袈裟御前」でしたかね。
なかなか寄席でお見掛けしない、かつての落語界のホープともいうべきか。
その辺の評判は今どうなっているんでしょうねぇ。
一朝師匠の「三方一両損」はこれぞという感じの気持ちのいい江戸弁。
そうそう、やっぱり一朝師匠はこれだよなぁと感じさせる一席でした。
トリの圓太郎師匠は「かんしゃく」でした。
これまでの自粛期間でいわゆる「コロナ太り」してしまって、
今では移動の際はほとんど公共交通機関は使わずに生活しているそうな。
今日も板橋の自宅から8km歩いてきたというんだから大したもの。
かつてはトライアスロンやってたんですもんね。体力あります。
そのさなか、スポーツウェアに身を包んだ67歳49kgと思しき女性が、
信号待ちの際に隣にくると、おもむろにアボカドを取り出してかじりだすエピソードを。
いやはや、ネタだとしてもかなり面白いエピソードだったのですが、
そんな女性はつつましやかであるべきというような価値観に触れて本題へ。
以前、小満ん師匠で聞いて演題がわからず、ご教示いただいた記憶があります。
設定の関係からなのか、あまり寄席でも聞かないかなーなどと思いますが、
圓太郎師匠の旦那のキャラクターがいい具合にマッチしていて楽しませてもらいました。
平日の昼席、のんびりとした寄席の雰囲気はいいものですね。
残念なのは、高座の演者の一言一言に過剰に反応するお客や、
本題に入った途端に演題をつぶやいたり、
そんな無粋なお客が近くにいたってことでしょうか。
演者の言葉にいちいち「えー」とか近くでつぶやかれるのも不快だし、
みんな知っているであろう演目を聞こえるようにつぶやいたり。
「黄金の大黒かー」とか、「ここでこうなっちゃうんだよなぁ」とか。
自分の家でテレビ見てるんじゃないんだから。
これも寄席が長く開いていなかったことの弊害なんですかね。
そんなことを気にしている私もまだまだ人間ができていません。
恐懼謹言。
池袋演芸場と迷って、結局こちらへ。
ソーシャルディスタンスに配慮して席は間引きされており、 入場の際には検温とアルコール消毒。
このへんは末廣亭などとも同じですね。
平日の昼席ということもあって、客席はかなりゆったりした感じでした。
時間の都合により、ぴっかり☆さんの途中から。
「湯屋番」 ぴっかり☆
「曲ごま」 紋之助
「黄金の大黒」 彦三
「初天神」 さん喬
-仲入り-
「漫才」 ロケット団
「マキシムド吞兵衛」 玉の輔
「袈裟御前」 小朝
「紙切り」 二楽(藤井聡太・アンパンマン)
「三方一両損」 一朝
-仲入り-
「ものまね」 小猫
「夕立勘五郎」 志ん輔
「夏泥」 一之輔
「粋曲」 小菊
「かんしゃく」 圓太郎
玉の輔師匠は久しぶりにお見掛けしました。
おなじみの白鳥師匠作「マキシムド吞兵衛」も久しぶりでした。
というか、そもそもこの芝居の顔付けが小朝一門勢ぞろいですもんね。
小朝師匠も鈴本で見るのは初めてかもしれません。
ずいぶん前に浅草で見て以来という感じ。ネタはその時も「袈裟御前」でしたかね。
なかなか寄席でお見掛けしない、かつての落語界のホープともいうべきか。
その辺の評判は今どうなっているんでしょうねぇ。
一朝師匠の「三方一両損」はこれぞという感じの気持ちのいい江戸弁。
そうそう、やっぱり一朝師匠はこれだよなぁと感じさせる一席でした。
トリの圓太郎師匠は「かんしゃく」でした。
これまでの自粛期間でいわゆる「コロナ太り」してしまって、
今では移動の際はほとんど公共交通機関は使わずに生活しているそうな。
今日も板橋の自宅から8km歩いてきたというんだから大したもの。
かつてはトライアスロンやってたんですもんね。体力あります。
そのさなか、スポーツウェアに身を包んだ67歳49kgと思しき女性が、
信号待ちの際に隣にくると、おもむろにアボカドを取り出してかじりだすエピソードを。
いやはや、ネタだとしてもかなり面白いエピソードだったのですが、
そんな女性はつつましやかであるべきというような価値観に触れて本題へ。
以前、小満ん師匠で聞いて演題がわからず、ご教示いただいた記憶があります。
設定の関係からなのか、あまり寄席でも聞かないかなーなどと思いますが、
圓太郎師匠の旦那のキャラクターがいい具合にマッチしていて楽しませてもらいました。
平日の昼席、のんびりとした寄席の雰囲気はいいものですね。
残念なのは、高座の演者の一言一言に過剰に反応するお客や、
本題に入った途端に演題をつぶやいたり、
そんな無粋なお客が近くにいたってことでしょうか。
演者の言葉にいちいち「えー」とか近くでつぶやかれるのも不快だし、
みんな知っているであろう演目を聞こえるようにつぶやいたり。
「黄金の大黒かー」とか、「ここでこうなっちゃうんだよなぁ」とか。
自分の家でテレビ見てるんじゃないんだから。
これも寄席が長く開いていなかったことの弊害なんですかね。
そんなことを気にしている私もまだまだ人間ができていません。
恐懼謹言。