黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

かもだ岬温泉(阿南市)での移動運用 (2012/05/30)

2012年06月19日 | アマチュア無線 移動運用

 


 今回の紀伊半島の移動運用に先立ち無線設備と車両関係や装備のチェックを兼ねた移動運用の為、近所の「かもだ岬温泉」に出かけた。当日は天気も良く最高の移動日和で家から1時間程掛かったが久振りに蒲生田岬方面に向かった。この岬は四国の最東端で紀伊水道に迫出した岬で人口は少なく以前、原子力発電所の用地として地元の用地買収も終わっていたが地元の反対が強く途中で頓挫した経緯が有った。当然ながら交通の便も悪く徳島や地元の阿南市内に住む人達でも余り行く機会の無い場所である。



 私は現役時代に仕事の関係で年に数回は行っていたがリタイヤしてからは一度も行った事は無かったし、この様に交通の便の悪い場所に温泉が出来ていた事は知らなかったがどの様な温泉か実際にこの目で見てみたい興味も有った。昔は途中の道も狭い場所が有ったがバイパスの道が出来て随分楽には成っていたが一番先端の蒲生田岬までは一部狭い道が残っていたが折角奥まで来たので灯台の有る先端まで行き景色を見てから少し引返す形で「かもだ岬温泉」の写真を撮った後、少し下がった県道からの入口に有る駐車場 東経 134度43分31秒 北緯 33度50分01秒の地点に車を停車させ写真の場所にアンテナを設営した。



 アンテナを接続し焦る気持ちで電波を出したが電波が上手く乗っていない様子 SWRを測定すると3近くを表示、アンテナを降ろしチェックしてみたが給電部の接続やバランには問題は無くアンテナを再度立上げ先端のM栓を接続する時にM栓の先端のピンが黒く変色していたので「もしや??」と思いワイヤーブラシを取り出し磨いて接続するとピタリとSWRは下がった。昨年の9月後半の移動運用から一度も使用していなかったので6ヶ月の間に錆か電気的に不都合な膜状の物が出来上がっていた様で、やはり長期の県外の移動運用前にテスト運用に来た事は正解で有った。

 アンテナトラブルで運用開始が1時間程遅れたが16:58JSTに7MHzでCQを出しスタート22:09JSTまで運用197交信で終了した。約5時間の連続運用をしたので発電機を含む無線設備の実負荷テストも出来て紀伊半島での移動運用に自信を持つ事が出来た。真っ暗の中でのライトを点灯しての撤収作業、帰宅は11時30分を回っていたが6ヶ月振りの移動運用での充実感と疲れの中、深い眠りに落ちた。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする