黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 椿温泉(西牟婁郡白浜町)での移動運用 (2012/06/03)

2012年06月22日 | アマチュア無線 移動運用

        

 



 鶴の湯温泉の運用が終わり元来た道を引返し国道42号線に入ると白浜町に向かい南下、途中から31号線に入り白浜町の温泉街に車を進めたが温泉が大きく何処で運用すれば良いのか?迷ってしまった。流石に南紀NO1の温泉、町筋は大きいホテルが乱立して人も沢山居り今までの温泉街とは比較に成らない規模、海岸線や道路の側帯に運用出来る所は何箇所か有ったがフルサイズのアンテナを設営すると即パトカーの御出ましは必至の状況、さりとて釣竿アンテナでは成果は此処2日の状況では期待出来そうにない。運用出来そうな場所に1時間くらい車を停めて様子を確認したが運用が無理と判断し白浜町の別の「湯けむり対象地区の椿温泉」に向かう事とした。

 椿温泉は直ぐ近くと思ったがカーナビの指示に従うと同じ場所を2回程グルグルと回り30分以上掛かった様に思うが道の駅「椿花の湯」に到着した。釣竿だと十分運用できたが其れでは白浜温泉をパスした意味が無いので事前調査の第1候補の漁港に行く事にした。国道から斜めに60m位下がるとアンテナを張るスペースは有ったが「部外者の立入り禁止」の立て看板が入口近くに有りアウト、再び道の駅方向に引返し手前を山手に入って探す事に200mくらい入って行くと左側に別荘用に開拓したのだろう階段状に敷地の有る場所に出た。入口は施錠してなく中に入りカーナビで確認していると上の方からクラウンに乗った恰幅の良い人が降りて来て私の車を見て停車したので挨拶をして理由を説明し無線の運用を御願いしたら「ゴミを放らないなら許可をしても良い」との事、免許証と住所と電話番号を書いて渡すと信用頂いたのか気持ち良く了解を得たが 其の後の世間話で「そんな事が出来るので良い身分だろう 安くしておくので土地を買わないか?」と高く成りそうな話に成って来た、無線運用させて貰って土地を買うのでは割に合わないので柔らかく別荘を持つ様な身分でない事を説明すると流石不動産業「良い人がいたら紹介してくれ」と名詞を渡して引き下がってくれた。別れ際に「この上に5万坪くらいの土地が有り360度見渡せる場所が有るので何処でも好きなところで遣ってくれ」涙の出るような嬉しい話、其の後,登る事に挑戦したが坂道の勾配が急で其の上凸凹道、私のピョンピョン2世号では途中まで行くがトルクコンバターが壊れそうで3回挑戦したがリタイヤする事と成った中々名前通りピョンピョンとは行かなかった。運用場所は東経33度36分09秒 北緯135度23分25秒 海抜42mHであった道の駅の写真の左横に写っている山の裏側に成り直線距離では150m位しか離れていない。

 運用は16:52jst~21:42jstと翌朝05:14jst~09:23jstの時間帯に7Mhzで運用し総交信数193局と交信した。写真の様な広大な土地でしっかりしたアンテナを張り運用時間を掛けた割には交信数が伸びていない。多分途中で飽きてラグチューをしたのだろう。この場所で印象は夜に真っ暗の中のお月さんと気持ちよく快諾してくれた不動産会社の社長さんとの40分間くらいの言葉のラリーが楽しく今後、椿温泉の事を聞く度に思い出すで有ろうインパクトの有る社長さんに会った事である。

  

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鶴の湯温泉(みなべ町)での移動運用 (2012/06/03)

2012年06月22日 | アマチュア無線 移動運用

         

  

 

 


 日の岬(美浜町)の移動運用も終わり3箇所不発の現状を考え矢張り今は湯けむりの対象地区からの移動運用が良いと判断、午前中の運用は日高郡みなべ町の鶴の湯温泉に決定して国道42号線(熊野街道)から424号線に入り道の駅「みなべ梅振興館」に寄った後に30号線に入った。此処まで来ると人家がポツポツある程度の山の中に入り鶴の湯トンネルを越すと左側に鶴の湯温泉が有った。写真で解る様に鶴の湯温泉の駐車場での運用は無理であったのでUターン、鶴の湯トンネルの出口の道路の側帯の広い所に車を停めてアンテナを設営した。北緯33度49分57秒 東経135度19分13秒 海抜86mの写真の場所での運用と成った。


 運用は08:07JSTから7MHz帯で始まり3~4局との交信が終わるとパイル状態にコンディションはこの時間帯から近距離主体と変化していたが終了の12:11JSTまで順調に続き182局と交信する事が出来た。写真の様に伸縮ポールも最長に伸ばしエレメントはガードレールに結わえて方向性も良かったので先ず先ずの成果と成った。



 この場所の様に条件が良い時には私の使用するアンテナは7MHzのフルサイズにエンビのパイプで縁切りされた後、両サイドに10mのエレメントを取り付け3.5MHzの運用時は7MHzのエレメントと後の10mのエレメントを蓑虫クリップで接続する事で3.5MHzのフルサイズの逆Vで動作する様にしている。以前は3.5MHzはローディングコイルを使った全長25m位のアンテナを使用していたが21MHzに使用した場合に整合に問題が有った事と沖縄、離島で運用した時に3.5MHzの飛び受信共に大差が有ることが解ってから現在はこのアンテナで運用している。難点は運用場所を見つける事が難しく其の為に運用場所探しに可也の労力を要する事である。



 私が人里離れた山や高い所に上がったりするのはこのアンテナを使用できる場所を探す為、必然的にそうなってしまう。そしてその理由は受信能力を上げる為、この事はブログに何回か書いたが私の考えは「移動局の運用時は送りは強いのに越した事は無いが一番大切なのは受信力をあげる事」移動運用で大切な事は通信のリズムカルな流れで此れは受信から始まる。当り前の事だが聞き取れ無ければ交信は始まらない。呼ぶ局を的確にピックアップする受信力が呼ぶ相手側に安心感を与え、呼ぶ側にタイミングやリズムが発生する。更にこれらの相乗効果により良い流れがある時は移動局も呼ぶ側も交信の醍醐味を味わう事が出来るが、この流れが無い場合は呼び合いに成り交信が進まなくなる。呼ぶ側の不安は「交信が出来るかどうか?」なので遅い早いは別に的確に1回毎に誰かをピックアップ出来ているか如何か?に成る。この事は受信力以外の何ものでもない。電波の強さは其の次に来る問題かと思う。



 移動運用の遣り方にも人、夫々に色々な形が有ると思うが私の運用は病が高じて最終的に全都道府県からの運用に成ってしまった。同じ回るなら各地区の出ていない所を運用する様にと自分の交信データやインターネットで調べて運用場所を決定、以前は「出たとこ勝負の行き当たりばったり」で行なって居たが色々失敗を重ね最近は事前に計画をする様に成り特に運用場所は事前調査をする様に成った 最近はグーグルアースやその他の航空写真がインターネットで見る事が出来るので其の事では大変便利に成っている。



 其れでも現地に行くと想像した状態とは違っていたり、ノイズの発生源が有ったり私有地で許可を得るにも何処に貰うのか解らず諦めたりして計画全体の80~85%程度しか予定地で運用出来ない。残りは時間をかけて場所探しに成るが移動運用の実績は移動地と運用場所によって決まるので大変な事だが此れは大切な部分である。



 最近になって思う事だが此れだけ移動ブームに成って来ると後発で移動運用を始めた私等は人と同じ事で無く、自分成りの特徴を持った移動運用をしなければ、やがて行詰まるのでは?と思う事で「其れが何なのか?」まだ解らないが今後じっくりと考え実行出来ればと思っている。

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