黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

近距離の抜けをカバーする為に逆Vを設営したが効果の方は?

2014年09月25日 | アマチュア無線

 
 ZA対象の移動局を呼んで居る時に比較的に近距離の3、4、5エリヤの移動局を呼んだ場合、応答率が悪い事を実感した。私の場合、阿南の固定局は短縮型の3エレの八木を使用して居る。最近ZAが始まってから同県内や比較的距離の(相手方に対して)良く似た局と競合した場合、呼び負ける事が多いので自分なりに色々理由を考えてみた。



 3エレの八木だと短縮型と言えどもアンテナ利得は6db位は有る筈、此れだと空中線電力200Wで送信すると200 X 4倍 でダイポールを使用した局の800W出力と同等の強さと理論的には成る訳だが実際は50W出力のワイヤーアンテナ組みに呼び負ける事が度々ある。但し沖縄や北海道方面の局への呼び合いの場合は殆ど呼び負ける事は無い。其処で最終的な結論はアンテナの打ち上げ角の問題だろうと思い今日の午前中に18mHの逆Vアンテナを設営した。30分程掛けてエレメントを切り詰め7.001~7.130MHzまではSWRが1.1の範囲、7,150MHzで(1.3)、7.198MHzで(1.5) 共振点は7.095MHz辺りに有る。実際は後3~5cm程両端をカットすればバンド内全体を一番良い状態でカバー出来るのだが7.150MHzからは上は殆ど使う事が無いので電信バンド辺りを落とさずに現状で使用する事にした。



  昼から聞える近距離の局を受信したら3エレの八木より明らかに逆Vのアンテナの方がSメーターは少し良く振れる。差の大きい時はメーターで5db程の違いが有る。効果は実際に交信しないと解らないが近距離に対する抜けがカバー出来ると良いのだが?検証結果は2~3日で出るだろう。



 ブログを書きながら7MHz帯を聞いていたら石塚さん(JA7FLK/7)が山形県西村山郡大江町から出て来たのでアンテナを切替えて聞き比べて貰ったら矢張り八木の方が強い様で其の差は確りつい居ている様で一安心した。

コメント (2)
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