黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

恐山に行く (2014/07/12)

2014年09月14日 | 旅行



 佐井村の牛滝漁港から海峡ライン(338号線)を走り佐井村とむつ市の境界付近で253号線に乗換え川内ダム湖側に進んだ途中の「道の駅かわうち湖」で休憩し、むつ市の畑公民館付近から46号線を北に向かい湯野川温泉に向かった。この道(カモシカ・ライン)を直ぐ山越えすると佐井村に入り先日の運用場所に到達する。



 其の後46号線を南下して川内湾に出て再度、海峡ラインに合流してむつ市の中心地に進み食料品の確保をして4号線で恐山に向かった。恐山は2010年に続いて4年振り2回目に訪れた。前回訪れた時に恐山菩提寺の境内に温泉が有る事を知らずに入館して入浴できなかったので今回は其の薬師の湯に入る事が目的であった。今回は入場料を支払う所で温泉に入れるか確認したらOKだったのでお寺に入ったら一番最初に「薬師の湯」に飛び込んだ。境内内の温泉なので最後の写真の様に華美な浴室ではなかったが内部は綺麗に清掃整備されて湯船も2箇所有り10人位はユックリ湯船に浸かれる広さでお湯は乳白色で良い温泉であった。観光客は大半が観光バスでの観光客、時間的な余裕が無い為 入浴客は私一人で有った。



 入浴して火照った体を冷やすために境内と賽の河原を一回りしたが4年前とほとんど変わった所は無かったが?宇曽利湖の畔に東北の大震災の慰霊の地蔵さんと小型の釣鐘が新設されていた。ユックリと一回りすると一時間程掛り汗をかいたので再び「薬師の湯」に入り拝観料500円の元を十分取った。恐山に行った方でも境内の温泉に入った人は少ない筈、其の意味で良い思い出に成った。 
 


 

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仏ヶ浦の観光 (2014/07/11)

2014年09月14日 | 旅行



 佐井村の「願掛岩」を出て海峡ライン(388号線)を南下したが此の街道は200mHの九十九折の峠道を3回越えて一番高い所は540mHで有ったのでピョンピョン二世号のエンジンは悲鳴を上げていた。やがて仏ヶ浦の駐車場(150mH)に入って展望台から仏ヶ浦を見たが距離が有って上手く写真に撮る事が出来ず観光船で行く事に決めた。一般観光客の人達の仏ヶ浦の観光は青森市方面から観光船に乗って来て観光するらしい。道理で道は厳しいアップ・ダウンの連続で可也の距離を走ったが途中で一台の車とも出会わなかった。私の場合は自動車なので峠道を進み牛滝漁港からの観光船(最初の写真)に頼るしか方法は無かった。

 牛滝漁港に到着して港内を見渡すと観光船は直ぐに見付ったが船頭さんが見当たらない。仕方が無いので港内を歩いていると小さい立て看板が有り「観光船に乗りたい人は下記の電話番号に連絡下さい直ぐに参ります」と書いてあった。と言う事は電話を掛けても乗船は私一人と成り、蚤の心臓の私としては一人だけの乗船で呼付けるのは申し訳なくて電話を掛けられなかった。こうなれば誰か他の観光客が来るのを待つしか無いと1時間程待ったが観光客は誰も来なかったので諦めて先に進もうと来た道を引返した。海峡ラインに入る手前の一本道で大阪ナンバーのキャンピング・カーと対向したので「間違いなく仏ヶ浦の観光客に違いない」とUターンをして其の車を追った。港の駐車場で追付いたら大阪から来た御夫婦も看板の所で電話を掛けるか如何かで悩んでいた様子で私が「観光船に乗るなら御一緒させて下さい」と申し出たら「喜んで、一人でも多い方が電話し易いわ」と電話を掛けてくれた。

 暫く待っていると二人の方が来て出航準備が出来ると「仏ヶ浦への代金は御一人1000円で仏ヶ浦には上陸出来ます、上陸後30分間は自由に見学出来ますが適時に船に帰って下さい」と説明が有った。船頭さんの観光案内を聞きながら船はユックリとしたスピードで仏ヶ浦に向かい天気も良かったので其の景観は素晴らしかった。やがて白砂の浜に作られた桟橋に接岸して徒歩で向かったが私も御夫婦も「綺麗なぁ~」「素晴らしい」を連発、私が思わず「此れで1000円は安いわ」と言ったら奥さんも「ほんまに申し訳ない感じやね」と言い御主人は「ほんまに安過ぎるわ、船頭さん、これは2000円でも安いくらい急いで値上げしなはれ 誰も文句は言わへんわ」と関西人の乗りだが本当に其の通りだと私も思った。

 船頭さんは浜の休憩所に入り私達は其々に好き勝手に分かれて写真を撮り始めた。自然界の風雨の中で侵食された岩肌は其々の様相を呈し変化にとんだ景観で非常に興味深く全国の沢山の海岸線の岩肌を見て来たが此の景観は特筆すべき物で有った。写真の様に侵食された岩で足場の悪い所も有ったが時間が無かったので走り回って写真を撮り続けた。30分後に桟橋に集合したら三人が此の景観を其々に絶賛し結論的に「船頭さん御世辞抜きに此の渡船料は安過ぎるわ」と言ったら、笑いながら「そう言ってくれるのは嬉しいが、値上げはそう簡単には行かない」と言っていた。港に入港して料金を支払う際に本当に料金が安かったので精々インター・ネットで宣伝する事を約束して下船した。

 今回の旅で知床半島と此の後、浄土が浜、松島を旅したが上陸して直ぐ傍まで近寄れる場所は此処だけ、知床も松島湾も遊覧船観光に数倍の料金を必要としたが迫力は遠く及ばない仏ヶ浦は交通事情が悪い少し辺鄙な所に位置するが其の景観は一見に値する。私の今回の東北の旅ではNo-1の場所で有った。

 

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