久し振りに昨日の夕方17:13JSTから現在の時間の04:05JSTまで夕食の時間と風呂の時間を除いて連続無線の運用をした。最近で途中で仮眠を含んだ運用は何度もあったが徹夜の運用は随分と御久し振りと成る。会社勤めの現役時代は週末の金曜日と土曜日は毎週此の様な事を続けて朝方の太陽が上がる頃には椅子の横のカーペットへ崩れる様に横に成り眠っていた。
今回は夕方から夜明けまでの時間帯では各周波数帯のコンディションが現時点で どの様な感じで変化するのかを確かめたかった。運用開始から20時位までは21Mhz帯のコンディションが安定していた。それ以後でも21Mhz帯の海外は聞えては居たが信号の強さが段々と落ち始め其の後は18Mhz帯~21Mhz帯で22時位まで海外と交信する事が出来ていた。23時頃からは14Mhz帯が絶好調で特に00:30JST~01:30JST間は可也良く開けて居てヨーロッパの局同士の交信がガンガン聞えるのだが?此方から呼び掛けた場合はEUの夕方頃の時間帯になり運用局の増加と近距離同士の伝搬状態が余程良いのだろう?余り応答が無い状態が続き01:30JST頃からEUの信号が落ちたと言うより少し静かな感じに成ると途端に応答率が良くなって来る。14Mhzのオープンは03時過ぎまでは安定して交信する事が出来るが其の後03:30JST~04:20JSTは14Mhz帯と7Mhz帯のコンディションが良いが どちらかと言えば7Mhz帯の方がコンディション的には安定して居り04:20JST頃から少しノイズレベルが上がる物の此方が夜明けで周囲が少し見渡せるまでの時間帯成ると途端に応答率が可也上がり(6時少し前までの)7Mhz帯のベストタイムに移行して行く。
ただ夜中へ掛けての運用なので運用モードは23時まではSSBも運用したが其れ以後はCW,RTTY,BPSKに限られざるを得ないが、どうしても交信したい局とは予めボイスレコーダーに録音した音声で送信して交信したが呼び掛けのタイミングが如何しても旨く噛み合わず応答率が悪く成る事と相手にも録音音声と言う事が解るのだろう?何と無く相手のトーンダウンした応答時の状況が気に成り4局程の交信で止めてしまった。矢張り海外局との短い交信はリアルタイミングのお互いのガチンコ勝負を楽しむものボイスレコーダーでの交信などは歯痒いし、相手の顔が見えないだけにヘッドホーンから聞える相手の声の強さや抑揚や一番肝心な送信のタイミングに集中する為に相手の思いや感情が手に取る様に解ろうし此れでは相手に対しても失礼だと思った。最近は音声やCW符号のメモリー付きのトランシーバーが出回っているが私は余り使う気には成らない、何故なら弩パイルの時に録音した何と無く腑抜けた声で呼んでも電波が飛んで行く気がしない。矢張り段々と興奮して来ると気合を入れた「電波よ飛んで行け~」的な気持ちを入れて呼び掛けた後に応答が有った時に「遣った~」と実感出来る所に私は無線の面白さと言うか?楽しみが有る様に思うからだ。しかし此の様な無線を当たり前の様に数十年続けて来たが為に何時の間にか?家族からは顰蹙者と成り、落ち目の稼ぎが悪く成った現在では周囲に気を使いながらのコソコソとした無線を楽しむ状態に成ってしまった。