黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

ゴゾから引張り出した小型電動ウインチ

2015年05月16日 | アマチュア無線

 今日は午前中は雨降り 其の雨は直ぐに降り止んだが終日曇天の空模様で終わった。本格的なアンテナ関係のメンテ作業は出来なかったが不安定な天候の間を利用して昨日外すことが出来なかった北と南側のステー線を外す事に取掛かったが錆付きが酷くターンバックルが回らず悪戦苦闘し北側の2段は取り外す事が出来たが南側の下側のステーの張力を調整する下側のターンバックルが如何しても外れず明日への宿題と成った。

 天候の加減でタワーに昇る事が出来ない為に2005年に現在の7Mhz帯の3エレ八木を上げる為に購入した小型の電動ウインチを探す為に車庫に入り探し始めた。此の車庫は本来の役目の自動車用の車庫では無くアマチュア無線のジャンク置き場と変って居て車庫内は無線パーツ、無線機、測定器等が無造作に置かれていて何が何だか解らない状態に成って居る。多分一番奥の部分に目的の小型ウインチは有る筈だが其の場所へ行くまでに邪魔者が沢山有りかき分けて行くと埃だらけのウインチが床に転がって居た。余り奥行きの無い此の車庫の一番奥まで入ったのは10年振りくらいで此のスペースには私が30歳頃にヤル気満々で将来の為に集めた電力会社の20KVAの柱上トランスや今や何処にも捨てられないPCBのタップリ入った高圧コンデンサーやセラミック球が転がっている。其の当時は何時かは日の目を見るだろうと馬鹿がせっせと集めた物だが今と成っては無用の長物と化している。測定器にしても定年退職したら物作りで楽しもうとアンリツのスペアナ2台、目黒のHF帯とVHF帯のSGが其々1台とオシロが菊水とパナソニック各一台、周波数カウンターが2台にパナソニックの周波数発信機、オーディオ・ゼネレーターやその他に訳の解らない物がミナパックに包まれた侭の状態で鎮座しているが此れ等は2度と机の上には並ぶ事の無い物ばかり・・・・手柄の様に性懲りも無く買い集めたが今考えると随分と無駄使いや高い授業料を払って居たのだと其の馬鹿さ加減に呆れてしまう。

 余談はさて置き外に運び出して小型電動ウインチのテストを始めた。本体に付属したリモコンボタンを押すと巻き上げ回転は問題なく作動したが限界点まで巻き上げた後に反転させたらモーターが唸り正常動作しない?此れは困ったなと調べて居たらリミッタの調子が悪かった様で其の後は正常な動作が出来る様に成った。此れが有ればアンテナの上げ下げには鬼に金棒となる。小型ながら150Kg程度で有れば文句も言わず楽勝で上げ下げが楽に出来るし今回のメンテ作業は特に一人での作業なのでアンテナの上げ下げには手伝いが要らないし直接自力を使う事無く有線のリモコンを持って操作しながら後はタワーにアンテナが引っ掛らない様に気を付ければ良く作業効率が良く危険性も少ない筈で可也期待出来る。

 此のウインチの事等は忘れ掛かって居たが先日、寝床で彼是と作業段取りの事を考えて居た時に腑と思い出した。購入して今年で調度10年で過去に一回切りしか使用しなかったが今回は可也の活躍の場があり実力を発揮してくれそうだ。
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 親としての立ち位置とは?

2015年05月16日 | アマチュア無線

 今朝は家内の「仕事に行って来ます」の声に目覚めた。起きて直ぐに外を見渡すと天気予報通りの雨降りの天気「此れではアンテナ作業も出来ないな」と思い一人で朝食を食べて居たら息子が起きて来て一緒に食事をする事に成った。最近は忙しいのか?ゴールデン・ウィークも2日程は休んだが後は全て出勤し日々の帰りは早くて22時頃、遅い時だと何時帰ったのかも解らない日が月に数日はある。朝は9時始まりだが毎日7時前には家を出る。幸か不幸か会社までの距離は1Km未満で多分通勤費も対象外の近距離?其れでも2時間前の出社なのだから余程仕事が好きなのか?若しくは能力が無いのか?父親としては心配な所???


 朝が早く夜遅いし土、日曜日の休みは部屋から出ずに爆睡か?パソコンに向かって仕事をしている様子、偶に下に下りて来ればマラソン・スタイルで走りに出掛ける、若いのに何が楽しみで生きて居るのだろうか?私が息子の年代は人並みに仕事もしたが基本的には「仕事は二流でも遊びは一流」を生活信条としていたのでアマチュア無線の世界に没頭して調度タワーの建設やDXに夢中に成っていた。当然に其の様な状態だから貯金などはせずに給料やボーナスは全て趣味の世界に消えていた。


 息子の給料などは全く知らないが?家で同居しているので諸経費は掛からず(食費は貰っていると言うか出させて居る)然もあれだけ残業しているのだから「坊主丸儲け状態」では無いのだろうか?仕事に熱心なのは悪い事では無いが「会社や仕事が命」等の感覚は私には理解し難い。如何やら息子には母親のDNAがより強く影響して良い事なのだろうが適当な性格の私のDNAの影響は少ない様である。


 父親としては心配なので1時間程 仕事の話を聞いてみたが可也厳しそうでプレッシャーを感じて居る様子、大学を出て6年目、少し仕事が出来る様に成った世代、若いし馬力も有る年代なので仕方が無い事だが毎日連続の残業はマンネリ化に繋がるし上司には評価されない事とメリハリを付ける為に最低でも一週間に1日位は早帰りが出来る様に老婆心ながら話したが5~6人のチームで仕事をして居るので中々難しい事情も有るらしく何より納期が決まって居る事なので納期優先に成るらしい。


 最近の世代は余り父親とユックリ話をする事は無いらしいが息子の場合は話し掛ければジックリと話合えるので親子断絶感は全く無いが如何しても親の方が色々と心配してしまう。自分を振り返れば此の世代には出来るだけ親父と目を合わさない様にしていたし自分自身の事に対して彼是干渉される事が嫌だったので色々言われない様に(殆どがアマチュア無線とスキーに狂って居た事に対して)気配りをしたり自立出来て居た様に思うのだが?現状を考えると此れは息子が大人に成り切れて居ないのか?親が子離れ出来ていないのか?はたまた其の両方か?私の親父も多分若い頃の私を見て親心としてきっと同じ事を実感したと思うが口出ししなかった分だけ子離れが出来て居たのかも知れない。其の様に思うと中々親の立ち位置は本当に難しい事を感じた。
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