5月23日の21:20STに島根県隠岐郡知夫村から佐々木さん(JA1MOI/4)の移動運用による7MHz帯のSSBの電波が入感して此れは比較的に珍しい場所からの運用でZAアワード的には他の局で既にゲットしていたが聞えれば必ず交信して於かねばと思い呼掛けて交信する事が出来た。そして交信時に此の島に数日間は滞在する旨のアナウンスが有ったので此れは要注意と頭の中にインプットした。
翌日の同じく夜の20:51JST頃に1.9MHzのCWで運用中の佐々木さんの信号を見付けて聞き始めた。隠岐郡の知夫村のCWは「珍しいな?」と思ってターボ・ハムログにコールサインを打ち込むと1.9MHzは勿論1stQSOは解って居たが何とCWモードも全バンドで初めての交信と出て来た。1.9MHz帯は専用アンテナが無いので最初は呼び掛ける気持ちは無かったのだがCWモードでも1stQSOと解れば此れは呼び掛けない訳には行ない。佐々木さんの信号は599で強力だったので3.5MHz帯のアンテナにアンテナ・チューナーで強制的にチューニングして呼掛けを開始したが出力は50Wも出ていない中途半端な状態では幾等国内相手と言えども電波は届かず呼べども呼べども手ごたえは無い状態に「此れはヤッパリ無理かな?」と思ったが10分程経つと呼掛ける局が無くなり「JH5?」と返って来たので2回ほどコールサインを打ち返すと今度は確実に返って来て21:11JSTに交信する事が出来たが知夫村とは23回目の交信で初めてのCWモードでの交信と成った。
1.9MHz帯など日頃全く運用もしないし聞く事すら無いのだが「第六感か?はたまた言葉は適切でないが虫の知らせか?」どちらにしても10年振りの1.9MHz帯の運用で貴重な知夫村をゲットする事が出来た。
今朝も念の為に7MHz帯を聞いて居たら7MHz帯のCWモードで佐々木さんの信号が強力に入感して居たので3エレの八木で呼掛けたら今回は一発で返って来て楽にQSOする事が出来て長さは別にして運用する周波数に基本的に同調しているアンテナの必要性を実感した。以前此の周波数帯はスローパーアンテナを使用していたが他のアンテナのメンテ作業の段階で邪魔に成り面倒くさいのでエレメントの根元でチョキンと切断してしまったが給電部分はタワーの上部に取り付けた状態で同軸は室内に入って来て居るので近い内にエレメントを接続しなければと思う。1.9MHz帯を運用する事は余り無いが「備えあれば憂いなし」で如何なる時でも飛ぶ飛ばないは別として電波の発射出来るアンテナの必要性を実感した。