可也前から計画されていた「零式艦上戦闘機 里帰りプロジェクト」による日本人が所有する零戦が予定通りに国内の空を(鹿屋航空基地)戦後初飛行に成功した様で有る。私としては情報を知って是非見学に行き写真を撮りたかったのだが残念な事に如何しても抜けられない野暮用の為に現地に出向く事は出来なかった。
当日に用事から帰って直ぐにインターネットで結果を調べたら飛行予定通りの27日に鹿屋航空基地の上空を2回に渡りアメリカから招聘したスキップ・ホルムさんが操縦して2回目の飛行では高度1650m近くまで上昇し飛行した様である。当初から一般の見学は飛行場内の立ち入りが出来ない様に書かれて居た様に見学は外周のフェンス越しの見学で有った様で最近のインターネット人口が多い割には当日には其の辺の動画や写真情報を検索しても短い動画の紹介はあった物の克明な飛行状態の動画のアップ等は見付からずに楽しみにしていただけに一寸残念な感じ、テレビのニュースでも報道が無かった様に思った。
私は或る情報源で或る三菱重工の工場に零戦の完全整備保存(空を飛べる状態)された機体が存在して居る事は知っていたが零戦と言えば大東亜戦争(アメリカが言う太平洋戦争)で活躍した名機で有ったが故に日本の空を飛ばす事が出来なかった様である。もし飛ばそうものなら例の韓国や中国が其の事を「日本が軍国主義に向かう」等と騒ぎ立てるに違いないからだ。従って其の存在すら公にはされて居ない様で有る。現在、世界には空を飛べる零戦は5~6機ほど有るらしいのだが今回の機体はパプアニューギニアで発見された物を日本人が回収事業に参画した過程で「零戦を日本に里帰りさせ是非日本の空を飛ばせたい!」の思いからプロジェクトを立上げ自費と寄付金を募り今回の試みと成った様で個人レベルで立ち上げたプロジェクトで有った為に成功に漕ぎ着けたが軍事産業や公の機関が企画や参画して居れば何かと横槍が入り実現は不可能で有った感が強い。下手をすると煩い団体組織や国サイドからも「要らぬ事をするな!」プレッシャーが掛かったのでは?と思える。
其れにしてもラジコン機好きの私としては本物の零戦の生のエンジン音と飛行する姿を見たかったなぁ~本当に残念で成ら無い。