明日は楽しみ

　昨日からの太陽活動の活発さから各種の商用通信（携帯電話、ＧＰＳ、無線業務）に問題が発生するかも知れないと云うニュースは今朝の段階でも報じられて居りアマチュア無線関係の通信にどの様な影響が現れるのか？興味が有ったので１０時頃から夕方頃までＱＳＬカードの整理をしながら無線機は７ＭＨｚ帯に合わせてＢＧＭ的に聞いて居た。


　特に夕方前の時間帯は何時に無く国内の信号がガンガン聞こえて居て可也コンディションは良かった様であった。よく移動運用をして居る局が昼からコンディションの良さに誘われて移動運用に出て来たが今日の様に呼び掛けられ其々の呼び掛けてくれる局の信号が強力で交信数が伸びるのは久し振りとの感想を述べて居たが其れ以外でも７ＭＨｚ帯の彼方此方で「各種情報で今日は可也コンディションが悪く成るのではと思って居たが意外に国内コンディションが良い！」と言う話をして居た。


　結局、私は１局との交信をする事も無く受信に徹して居たが時間帯に寄って急激な変化は有ったものの昼間の国内コンディションは本当に良かった様に思えたが１０～１８ＭＨｚ帯を時々聞いてみたが昼間のＤＸの信号は殆ど確認出来なかった。先程、念の為に２３時頃に１４ＭＨｚ帯を聞いてみたらＡ６１Ｑが５９９プラスでガンガン聞こえて居たので駄目元で呼び掛けたら一発で返って来て５９９－５９９で交信し其の後にも数局のＥＵ局と簡単にＱＳＯする事が出来た。如何やら明日の早朝も期待出来そうな気配、然もタイミング良く週末と重なって居るので楽しみである。

性懲りも無く同じ事を繰り返す日々

　昨日は太陽の活動状況が夜のニュースで取り沙汰される程に活発だったらしい。インターネットの太陽表面には黒点の中に地球が何個もスッポリ入り込む様な此処数年間で余り見た事の無い様な大きな黒点が写って居た。昨日の昼間の国内コンディション（７ＭＨｚ帯）は此の影響をまともに受けたのか？全体的に可也悪かった様に思えた。


　此の様な状態の時はＤＸ向きのコンディションは余程悪いか、良いか？の何れかで中途半端は考えられず私には何の根拠も無かったが良い方に賭けて今朝は何時も通りに０４時に起床して早速ワッチを始めた。最近のＤＸコンディション（７～１０ＭＨ帯）は０５：３０JST頃に急激にコンディションが上がるのでワッチ開始はもっと遅い時間帯で十分に間に合うのだが完全に開け切ったコンディションの中で各局と対等に競い合う様な設備で無い当局は本戦前の早い段階でＤＸ局を見付けてＱＳＯしないとチャンスは余り巡って来ない。特に国内各局が本格的に呼び掛始めると其の相手局の信号が全く受信出来なく成る様な混信に悩まされるのが苦痛なので出来るだけ早い段階で相手の信号を見付け出来得れば交信しておきたいので出来るだけ人よりは早く起きる様に心掛けて居る。其れには完全リタイヤ組みと成って漸く一日の時間を自分の思った様に自由に使える様に成った事も大きく影響して居る。若い頃に眠たい目を擦りながら早起きして出勤時間を気にしながらＤＸに励んでいた頃と比較すると話しに成らない様な現在は恵まれた時間的環境の中に居て以前と比較すると「天と地ほどの差」だが反面、残念ながらＤＸｉｎｇで一番重要な要素であるＤＸコンディションは若い頃とは間逆で最低の状態で結果的に成果は思った様には進んで行かない事に溜息が出る状態・・・・・・然し幾らコンディションが悪いからと言って其処で立ち止まって仕舞うと終わりの世界なので矢張りコツコツと地道に遣るしか方法は無い。


　今朝は聞き始めたら７～１０ＭＨｚ帯のノイズ・レベルは思いの他に低く受信辛さは余り感じず７ＭＨｚ帯は０５：１５JST頃から１０ＭＨｚ帯は０５：５０JST辺りからコンディションは上がり始めたが何れも１５～２０分間くらいで信号が急激に落ち始めてやがてフェードアウトして行った。



　　　　　　　　　　　今朝の交信


　　ＲＣ９Ａ（７，ＣＷ）　　ＣＴ１ＪＯＰ（７，ＣＷ）　　ＨＡ８ＶＶ（７，ＣＷ）　　

 

       ＳＶ９／ＷＢ２ＧＡＩ／Ｐ（１０，ＣＷ）  　Ｅ７７ＥＡ（１０，ＣＷ）


　相変わらず大した場所からの運用は無いが今朝も「早起きした以上は元を取らねば！」との思いで頑張ったがＲＣ９Ａを十数回呼ばなければ応答が無い状態にガックリポンの状態に矢張り電波は飛んで居ない事を強く実感した。