黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 忘れ掛けて居た職業病の目覚め!

2017年09月22日 | 仕事


 一昨日のタワー上の半日以上の作業が堪えたのか?昨日以上に両足の太股の前側や首筋や腹筋部の筋肉痛と何とも言えぬ気持ちの昂ぶりで今朝も02時頃に目が覚めて仕舞いました。昨日は昨日で昼間に漏水箇所を見付ける為に慣れない土を掘り返す作業を続けて最期の方は地面に足を投げ出した格好で作業を続ける状態にまでに成って体力的には可也疲れて居るのにも関わらず逆に気持ち的には其れに勝る昂ぶる感覚?私の現役時代には仕事上の問題で此の様な経験はよく有りましたがリタイヤして10年を経過した平々凡々の生活の中で忘れつつ有った感覚が甦って来た様です。


 私の現役42年間は家電メーカーのサービスマンとして最前線で御客様と接する仕事をして居たので表看板を背負っている立場から微力ながらも商品の故障や其れに伴う問題(クレーム)の解決は出来て極当たり前の世界でした。然し時々発生する難故障に遭遇したり故障トラブル以前の俗に言うクレーマーと言われる人達との対応も重要な任務で此れには可也苦労をしました。今だから言えますが話し合いの途中で突然に日本刀の本身を抜かれた事も有りましたし・・・事務所で私自身が取り囲まれたり、話し合いが付かない事から部下が帰らせて貰えず「上司と引き換えや!」と言ってますと半泣き状態で電話が掛かり人質代わりに成って引取りに行った事も有りました。


 然し大半のお客さまはスピードを持って的確に対応(即日に修理完了やトラブル問題の解消)すれば気持ち良く御納得いただけるのですが他の目的を持つ御客様は其の様には簡単には物事は捗りません。事前の話し合い一つを取っても相手の本当の思いは何処に有り最終的な着地点は何処に置いているのか?等、丁寧に対応して居ても御互いの腹の探り合いで途中で万一、一言でも失言すると其れを逆手に取られ本来の問題以外の別の窮地に陥ります。此の様な世界に何時も身を置いていると現役中は夢の中に其の折衝場面が現れたり夢の中で電子回路を追って居る夢はよく見て居ましたし途中で「如何したのお父さん大丈夫?」とよく家内に揺り起こされたりしましたHi


 従って今回の漏水問題の様な難解な場面(今回は責任も無いので全くの其の状況とは違い気楽な筈なのだが?)に遭遇し然も昨日は時間切れで問題が即日解決で出来ない時には長年に渡り独りでに身に付いた此の職業病が首を擡げて睡眠不足と成って昨晩は3時間も寝て居ないのだが寝る気にも成らず今朝は如何なる方法で漏水箇所発見に向けて攻めて行こうか?等と考えを巡らして居たら夜が明け始めて居ました。


 朝食を済ませて意欲満々でさて今日の作業に取り掛かろうとしたらパラパラと小雨が降り出し其の後に本降り状態に今日の作業は大半が土の掘返しの土方作業で雨降りでは仕事が出来ずに敢無くノックダウン状態・・・・・此れは体の節々が痛い私に対するせめてもの天の思し召しか?素直に受け止めて此れから朝寝をしながら夢の中で彼是と考えてみる事にします。



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