昨日はタワーの上で高所作業、今日は打って変わって水道屋さんに大変身、水道局の検針時に微量な水漏れを指摘され頼まれて漏水箇所を調べる事に成りました。水を使用して居ない時に水道局側の止水栓を閉めると流量計のコマは完全に止まるのですが開けるとユックリユックリとコマが動く程度の漏水状態、現状を確認した段階で「此れは難解な水漏れやな!」と実感、何せ水道工事の図面も無く漏水量が極少ないので土面や水栓近くの壁面や基礎のコンクリート部分の漏水の染みや漏水跡が見付からず本当に手探り状態からのスタートと成った。
一番考えられるのが給湯器関係だが前面パネルを外して本体内部を確認しても漏水の痕跡は見当たらなかった。付近を詳しく調べると給湯器の近くに止水バルブが有ったので配管接続状態を確認すると給湯器関係の負荷(洗面台の温水路とお風呂の冷温水路、台所の温水、及び台所の一部冷水回路)の水路を此の止水バルブで切り離せるので家屋の約7割近くは此の止水バルブの開閉で良否の判断が出来る事が解かり確認の為にバルブを閉めても流量計のコマは止まる事無く回ったので此の水路は漏水には関係が無い事が解かった。
残りは台所の一部冷水路とトイレ廻りの冷水路と洗濯場の冷水路と外回りの冷水路関係が残ったので水道局の止水栓近くを掘り返して冷水路の本線からの各分岐状態を調べ建物の構造から台所の冷水側とトイレ廻りと洗面台の冷水路は同じ系列である事が解かった。其れ以外は洗濯場関係と近くの外回りの回路と思われたので使用機器の多い方が確立は高いと判断し、確認の為に各水栓のジョイント場所に医者から貰った聴診器を壁に当てて漏水音が無いかチェックしたが漏水量が少ない為に漏水箇所が特定出来る程の流音は確認出来なかった。
こうなると確立が高い順の消去方法を採るしか無く本管からの分岐点位置からと台所の水栓位置から予測して写真の場所を掘り始めた。中々台所へ向けての分岐点が見付からなかったが1時間くらい掘ると台所とトイレ方向への分岐点が見付かったのでパイプがカット出来るだけの深さに堀り下げて最初に台所へ向かう配管を途中でカットし其の先に目隠しをノリ付けして止水栓を開放すると矢張りコマはユックリと回転し台所への水路は問題が無い事が解かった。次はトイレ水廻りと洗面台が関係する側の配管をカットし同じく目隠しをして止水栓を開けると最初は勢い良く回ったコマはピタリと止まり此の時点で漏水して居る水路の判定は出来たが既に夕方で時間切れ状態に、取り敢えず此の水路に止水バルブを写真の様に取付けて夜の間だけでもバルブを閉じれば漏水を止められる処置をして本日の作業は終了した。
此の中間の止水栓で水が使えないのはトイレの水周りと洗面台の冷水路と玄関先に有る外の水栓路と成ったが最悪の場合は10m程の距離を深さ20~30cmの深さで掘り返す羽目に成り兼ねない状態に頭が痛い。然し現役時代は毎日が此の様な状態の連続で然もお客様は三角目状態の修羅場の中を過ごして居たのでお叱りを受けない事と「今直ぐに直せ!」言われ無いだけでも幸せと思わねば・・・・・・
処で全然話が変わりますがインターネットの情報でキリストさんか何方かの?未来予言で「此の9月23日で全人類は消滅するとか?」もし本当だとすれば此の様な頼まれ事をせずに無線に狂って居た方が良かったかも、ガセネタとは思いますが皆さん悔いが無い様にお過ごし下さい。北朝鮮のミサイル処か天体が地球に衝突するそうなので皆さん生き残れ無いそうですHi