一寸した手間隙を怠った事で面倒な事に！

　今回の台風２１号は人災は少なかった様ですが大きな足場が倒れたり関空への橋にタンカーが流されて当たり大変な事に成って居る様です。此の様な場合は船舶会社に損害賠償が請求されて支払いの義務が発生するのでしょうか？其れとも天災時の事故なので不可抗力と判断されるのか？船舶は当然に保険に加入して居るのでしょうが今回の状態だと道路が橋脚上部でズレて居るので修復には可也の時間が掛かるでしょうし其の期間中の関空側への営業保障をすると成ると半端な金額では終わらず大変な事に成るのでは？と他人事とは云え考えて仕舞います。


　此れ等とは全く比較には成りませんが私達がアマチュア無線で使用しているアンテナの一部が御近所の家や車を傷付けたりすると大変な事に成って其れ等の修理対応は出来ても其の後のアマチュア無線が出来なく成る可能性があります。ましてや人災等が発生するとアマチュア無線活動処か此の土地で生活出来なく成ります。当然タワーやアンテナシステムに寄る事故に対する保障には十分な損害賠償保険には入って居ますがお金だけでは済まない問題も有りますので今回の様な事故を見るに付け人事では無いなと強く感じました。


　特に今回は我家の戸袋の一部のトタン板が家の北側の畑に飛んで行きましたので『此れは拙い！』と他人の目に触れない内に回収して来ましたが此の畑は数日前に耕運機で耕した後で其れが確り雨水を吸って居たので私は足を取られて前に　つんのめり両の手で堪えたので肘近くまで泥だらけで大変な状態に成りました。

 

　幸いにトタン板は余り傷んで居なかったので其の侭使用出来そうですが問題は此のトタン板を取り付ける作業が可也高い場所で片方は壁なので高梯子を掛ける事は可能ですが反対側はガラス戸なので如何しようかと思案中で何れにしてもタワーの上での作業よりは遥かにスリリングな作業に成りそうで今から気が重い状態です。

 

　今回は事前に可也大きい台風との前評判だったので２日間を掛けて台風対応の事前チェックと補強をして来ましたが此の戸袋だけは高ばしごに登らねば成らず面倒に思って手を抜いて居たら見事に裏をかかれて其れ以上に手間が掛かる作業に成りそうで其の対応方法を今晩でも寝床に入ってじっくりと作戦を練る事にします。

何とか大風に耐えたアンテナシステム

　今回の困ったチャンの台風２１号は矢張り前回の台風２０号と良く似た徳島県を直撃する形で北上して行きました。今回の台風は大きい割りに昨日は青空が広がり比較的強い風が吹き出したのは今朝の０８時頃からで９時台に少し風が弱まりましたが１０時台から１１時４０分頃までは可也強烈な東寄りの風で２００ｍ位離れた家の姿が見えない程の横殴りの雨が降って居ました。そして１１：５０頃から風が弱く成り始めたら其の５分後に風はピタリと止み阿南市が台風の目の中に入った感じ、外に出て見たら青空は有りませんでしたが東側の空は明るく空いている感じ！間違い無く台風の目が近くを通って居る事が感じられました。


　外に出てアンテナ関係をチェックしたら外見上は何も問題無い様なので先ずは一安心した。然し１１：１０頃に『バリ～』と音がして何か落ちる音がしたので我家のボロ家の外観のチェックをしたら２階の西側の戸袋のトタン板が吹き飛んで無い状態に・・・・現物を探す為に南側を探したが見付からず？？反対の北側の畑を見たら２０ｍ以上飛んで雨で　ぬかるんだ土の上に余り痛まず軟着陸して居た。


　其の後の１２：２７頃から吹き返しが始まり風は可也強かったが此の時間帯は意外と短く１３：２０頃（神戸方面に再上陸した頃）から風が弱まり其の後の現在１５：００まで全く風は吹かず曇天の空模様と成って居る。


　今回の台風は確かに此処数年の中では１番の大風であったが何とか大きい被害を受ける事無く此の台風を遣り過ごす事が出来た。