先日の台風21号でアンテナ関係の被害は全く無かったが二階の東側の戸袋部分の外装のブリキ板が北側の道路を越えて吹き飛んで隣の畑に軟着陸して居た。原因を調べる為に梯子を掛けて戸袋を見てみたらブリキ板を打ち付ける二本の根太と特に戸袋の底板部分の木材が可也傷んで居たので今回思い切って新しい物に交換する事にして昨日にホームセンターで部材を買い込んで来ていた。
何せ戸袋の半分部分が丸見え状態で余りにも格好が悪いので早く直さねばと思って居たが明日の天気は終日雨の予報だったので今朝作業を始める事に成ったが作業を始めたら弱い毛雨が降って来たが同じ濡れたなら修理を完了する事にした。戸袋の底板部分(戸袋の一番下部分は)地面から3m60cmほど有り戸袋の一番上だと約5m近くに成るので伸縮出来る高梯子を使用しようと思ったが此れは使用しない時には保管場所に困るので四角タワーの昇降用に垂直にタワーに立て掛けて番線で固定してあるので此れを外して使用するのが面倒に感じ2.5mHの脚立を梯子に切替えて使用する事にした。
此の梯子を地面から掛けると先端が調度戸袋の下辺りの長さで戸袋の底板を交換する作業には調度良い長さであったが横走りの根太二本の交換と外装板の打付け段階では梯子最上部の一段か2段目辺りまで上がらねば成らず此の時には自分の体は可也外壁に近付く状態で前方の作業スペースが無く非常に遣り難く下手をする転落しそうな状態に安全ベルトを掛ける事を考えたが其の様な場所も無い。日頃タワーの上の高所作業は安元ベルトを使用して居るので下手をしても落下する事は無いので安心感が有るが此の高さだと落下しても死ぬ事は無い安心感から油断すると一番危ない高さで有る。
然も梯子の一番高い所に足を掛けて作業をすると如何しても不安定に成るので梯子の先端を確り固定して作業をするのが定石だが此れも出来ないので家内に梯子が倒れたりズレ無い様に保持して貰う事にしたが足場の悪い場所での根太を交換して更に150cm X40cmの化粧板の入れ込みには可也苦労をした。
此れも新品の板であれば癖も無く作業ももっと簡単だったのだろうが今は同色の化粧版は生産打ち切りで入手する事は困難で致し方なく元の物を使用したが幾等軟着陸した物であっても風で剥ぎ取られた部材では少々の変形が有り事前に修正はして居た物の狭い溝に合わして入れ込む作業は思う様に行かず苛立ちは最高点に達したが放り投げる訳にも行かず只管我慢の作業を繰り返していたらあるタイミングでカッチリと入ったので膝で其の位置を固定して『梃子ずらしやがって此の野郎!』と親の仇の如く沢山の釘で打付けて漸く化粧板の取付け作業は完了した。 隣の家も新しく建て替えて10年前後と思うのだが何処か家が傷んだのか?業者二人が来て作業をして居たが『素人が危ない事をしよる!』的に此方を時々見て居たが貧乏人は自分で遣るしか無いし此の程度の作業だと業者に御願いしても何日も待たされる事間違い無し、矢張り自分で遣るしか無い。今回の大型台風の接近で事前チェックをしたら大きい木の枝が被さって蔭に成って居る南側の屋根のセメント瓦に独特の苔が可也張り付いて居たので掃除した後に色の塗り替えや1階部分の屋根が大風と雨で綺麗に洗われて居たので3~4年振りか?近日中に塗料を塗ろうと思って居る。
此の家は私が30歳の時に無借金で建てたので安普請の ほったて小屋、其の時に業者に『小まめに手入れ(お金を入れないと)をしないと35年位しか持ちませんよ!』と言われたが殆ど此の手入れを遣らなかったので40年も経つと我家はボロボロの状態に・・・・・・先日も息子が我家に立ち寄ったので『幾等マンションへの高い家賃を払っても何一つ自分の物に成らないのだから自分の家を持つ事を考えろ!』と言って来たが今一の感、何れ私達は老人ホームに行く事に成るのだから此の土地を使ったら家を建てるのは可能と思うのだが?徳島市内近辺に土地を買って新築する等は今の御時勢ではそう簡単な事では無い!其れが解からないのだとしたら親として跡取りとしての育て方を間違ったのかも知れない。其の点、私の親爺は冗談だが私に其の自覚を持たせる様に真綿で首を締める様に導いてくれたHi