
先月の26日に「かもだ岬温泉」に家内と温泉浴に出掛けて以来、全く外出をして居ないので昨日の天気の良い時に、何処かに出かけ様と家内と話して居たら「かもだ岬温泉」なら可也僻地に在り、金曜日だと人も混まないしユックリと温泉を楽しめるので出掛ける心算で居た。
然し此の所、新型コロナ肺炎の感染問題で各種イベントや人が集まる公共施設は結構、営業中止に成って居る所が多いので念の為に、インターネットで営業状態をチェックしたら、矢張り暫くは営業を休む旨の案内がホーム・ページに書き込まれて居た。家内にその旨を伝えると可也残念そうにして居たので「其れでは勝浦町の道の駅、雛の里近くで開かれて居る ビッグ雛祭りに行ってみるか?」と言ったら、「かもだ岬温泉が営業中止ならビッグ雛祭りは運営して居るのかなぁ~?運営して居るか如何か調べてみて、OKなら昼から行きませんか」と言われ早速、調べたら此れ又、少し前から運営を中止して居る事が解かった。
今回の徳島県内での新型コロナウイリスの感染者は四国内では一番最初に例の大型クルーズ船に乗船して居た方が陰性で下船し徳島に帰郷され後に検査をした段階で陽性反応と成り其の後の療養後の検査で陰性に成った方、以外は感染者は出て居ない様である。先日、インターネットを見て居ると今回、感染状態をチェックする『PCR検査法』に関する専門家の説明動画を見て居ると、此の検査法では70%程度の正確さしか無く、此の方法で全員検査を10万人に行なうと統計学的には1~2人の感染者が見付かるが反面、70%の判定率で然も早い段階で此の検査を行なった場合では1万人前後の擬陽性反応者、陽性なのか陰性なのか?判断し難い人が多く出て仕舞い、其の方々を全員、隔離対応しなければ成らず、此の人達に対する隔離施設や、医療関係者の手が取られて、結果として中国で起きた様な医療崩壊が起き、其れ以外の医療業務に支障が出て仕舞うらしい事を説明していた。
新型コロナウイリスに感染したか如何かを出来るだけ早く知りたいのは人情だが、国が説明している『新型コロナウイリスに感染したかも?と思っても直ぐに此の検査を要請するのでは無く、4~5日間、様子を見てから医療関係に行って下さる様に!」と事前に説明して居るのは此の事が一番の理由で在るらしい。此の経過期間内を置く事で「PCR検査法」の判定確率が可也上がる事と、もし感染者なら経過期間内に症状として、出る肺の白い曇りをCTスキャンを併用して検査する事で可也正確な最終的判断がされるらしい。
然し、新聞やテレビ等の報道関係は『検査能力が在るのに早い段階で全員に対して検査を行うべき!』との報道が大半の様に感じる。誰も一個人としては出来るだけ早く検査を受けて其の結果を知って安心成り、万一感染して居たなら?早く手当てを受け病気を直した居のは山々だろうが、韓国の様にドライブ・スルー方式で可也の人数の簡易検査を行い、結果として全ての検査が正確な結果として終れば良いが前記の様な判定確率と成ると其れが更なるパニック状態を引き起こし兼ねない。此の程度の判定率では全員検査を遣る事のデメリットの方が大きい事は医学部に入学した3年生程度の医学生でも解かる事らしい。
此の様な時こそ、個人個人のレベルで、色んな正確な情報に耳を傾け、冷静に判断し自分で出来るだけの対応する事が一番大切に思う。何せ国が今回の「新型コロナウイルスに対する防疫施策や対策を精一杯行なう」にしても其処には自ずから限界が有る訳で、其れは個人レベルの防疫能力を越える事は無く、一般の災害時と同じで此の様な時こそ、最期には個人レベルの意識や対応が一番効果が在り、然も重要に成るので冷静に対応したいものだ。