1年程前に、FT8モードが注目を浴びて居た頃に、RTTY,SSTV用のインター・フェースを利用して此のFT8形式の電波を受信して少し遊んだ事はあったが、其の時は1週間程、ワッチをして見たが余り興味が湧かず其の後は、全くソフトを走らせる事無く、お蔵入り状態に成って居たが、今回のVP8PJのDXペディションで元来の電波型式で全く交信する事が出来なかった事は可也のショックで堪えた。
もしFT8モードで運用していれば必ず交信する事が出来たか?と言われれば甚だ疑問の残る所だが、弱小電波でも比較的DX局と交信出来る確立が高い事だけは知って居たし、VP8PJがFT8モードで運用した周波数帯と総運用時間数を考えると交信出来たのでは?と思いたいし、そう信じたい。
私には元来アマチュア無線に於ける新しい物には凄く興味が在るのだが反面一寸、其の道を齧ると直ぐに飽きてしまう。長続きしない飽きっぽい傾向が多分に在り、過去にはU/VHF帯の運用、ファクシミリ通信、アマチュアTV,SSTV,RTTY,PSKモードに寄る通信など、其々を可也早い段階で体験して来たが、少し入口の部分を齧ると直ぐに興味が無く成って仕舞い其の道に深入りする事無く終って居た。
然し今回の痛い失敗を経験して、先日から以前のI・Fに少し手を加えてFT8モードを受信してみると其の運用して居る局の多さに正直、ビックリした。今日も午前中は雨降りで外に出れなかったので保々終日、ソフトを走らせ7MHzと14MHz帯をチェックしていたら画面上に現れる局数の多さに驚いたし、ほぼ終日、画面上にDX局のコールサインが表示されない時間帯は無かったので現在の様なDXコンディションが悪い中で此れ程多くのDX局のQRVの確認と其れ等の局との交信の可能性を感じたら此れは放置する事は出来ず、本格的に取組まねばと思った。