如何も最近の朝方のDXコンディションは芳しく無く若しかしたらワッチの開始時間に問題があるのかも?の疑問が払拭できずに今朝は02時頃から起き出して7MHz帯のワッチを開始した。
此の時間帯では例のレーダー波の妨害は無くバンド内のノイズレベルはSメーターで2~3程度で非常に静かな状態だがCWモードの周波数帯でDX局の信号は聞えずSSBの周波数帯に上ってワッチを始めるとインドネシアの一番強力に聞える局がMC運用を行って居た。此の遣り方は電波の飛びに自信がある局が『CQ DX』を出し何処かの局から応答が在ると其の周波数帯に待機したグループ局がMC役の指示に従い盥廻しでQSOする遣り方でJA局間でも数十年前には可也頻繁に行なわれて居たが何時の間にか廃って仕舞った。
此の方式で遣ると其のグループ属するメンバーはMC役(交通整理係)の指示に従って居れば同時に呼掛ける競合局は居ないので割りと簡単に交信する事が出来るメリットがあるが此れが定例化されると如何しても一部の局の周波数の独占問題や元々DXの世界ではオープン戦での呼び合い合戦が基本なので特定のグループ内の局が有利に成ると時間と共に色んな軋轢や不協和音が出始めてやがて自然消滅的な最期を迎えるのだが・・・・・一時的には此の様な方式が流行っても何時までも長続きするとは考え難く此の形がポシャッテ仕舞うのも時間の問題であろう。
今朝は早起きして07:30JST辺りまで通しでワッチしてみたが矢張りDXコンディションがアップし始めるのは周囲が明るく成った日の出時間前後で態々早起きして無線機に齧り付く必要は全く無く06時頃からのワッチで十分である事が解かった。今朝の注目はS79VU(Seychelles)のみ途中でVI100AFがスプリット運用でパイルを捌いて居たので『此処なら多分電波は届くだろう』と遊び心で呼掛けたが此方の電波は全く相手に届かず、遊ばれたのは此方の方だったガックシ!! そろそろ7MHz帯を諦めて上の周波数帯のワッチに切替える時期かも?
今朝の7MHz帯で聞えたDX局
(02:00~07:30JST)
FK8FB(59),YC0AGW(59),YD0AUU(59),
UV1IX(599),IZ2LQA(45),Z36T(57),
VI100AF(579),S79VU(57),SZ21TK(579)
ZZ5FLN(579),