先日に『風雲急を告げる月末』と書き込んだ自民党の総裁選挙が本日行なわれ、結果として前評判通りの岸田候補が1回目の選挙と決戦投票を含め1位で通過し自民党総裁に成る事が決まった。
私は今まで政治には興味が無かったが『昨今の近隣諸国との問題は100年に一度の国難の時期』で政権を担う与党の総裁は結果として次期の内閣総理大臣と成り此れは前記の問題と直結して居り人並みに興味があったので今日の午後1時頃から始まった選挙中継を確りと見て居た。
今回は4名の候補者で投票が行なわれたが私個人としては四人の中で国家観、各諸問題に関する見識や其れ等に対する政策を聞いた時、高市候補の考えに共感する事が多かった事と今の所は派閥に属さず自由に思った事を発言して非常に新鮮さを覚えた事と日本国での初めてと成る女性の内閣総理大臣の誕生か?に惹かれたが其れには過去に女性議員の誰かが言って居た『伏魔伝の世界』と云われる利権や老獪な派閥問題がある政治の世界では、中々難しい問題だと感じて居た。
然しインターネットの世界では高市候補は現在日本が直面して居る諸問題には一番踏込んだ考えや政策を他の誰よりも弁舌爽やかに時としてユーモアを交え伝えて好感が持てて居たので老獪な政治の世界だが『若しかしたら総裁に当選するかも?』の一分の期待を持って見て居たが私としては残念な結果に終わった。
然し良く考えて見ると此の結果は決して悪い事では無い様に感じる。高市候補は初挑戦ながら国会議員票では本命視されていた兎角、親日との評判の方を抑えて2位の投票数を確保し今回其の存在感を十分に発揮した。今回総裁に当選した候補は、個人的感覚だが人柄は良さそうだが何と無く統率力と迫力に欠ける感じがして現在の新型コロナウイリス問題や近隣国との各諸問題が山積される中で考えると如何やら此の政権は長く続きそうには思えない。
其の事を考えると今回の日本国民が直接選べない(国会議員の投票で決めたので間接的に選んだ事には成るが)自民党総裁選挙で余り世間に対する知名度が無かった方(国会議員間では別)が今回、自分の国家観や政策を強力にアピールしインターネット界ではダントツの人気で広く認知された事は今後の政治活動に大きく影響するに違い無く其のインパクトは強力であった。
然し高市候補に対する今回の公開場での質問や報道の問題で一部の新聞やテレビ放送局の対応に可也のエグイ対応差があった様で本当に此の一部の偏向報道体勢には困ったものである。