2011年 5月22日の13:00のJP3WAU 野中さんとの18MHzの交信を最期に撤収、奄美市に向かった。私は基本的には市での移動運用をしない主義なのだが大きい島とは言え離島の奄美大島の1市、2町、2村は全て運用したかったので市の移動と言うよりも鹿児島道の駅10「奄美大島住用」の名目で運用した。
大きいアンテナを張り十分な設備で運用したかったので事務所に入り女性の事務の方に「アマチュア無線の運用をしたいので許可を戴けますか?」と尋ねると駅長の部屋に入り相談、すぐに出てこられ気持ち良く了解を貰えた。駅舎の外には大きい駐車場が有ったが3.5MHzのアンテナを張ると成ると可也の場所を取る為、流石に厚かましい私も気が引け敷地内を一周すると駐車場の反対側の周回道路に良い場所があったので(車は作業車以外を入れない様にしている様子)再度事務所に入って其の場所での運用許可を貰う為確認を取ると「どこでも遣りやすい場所で良いですよ」涙の出るような返事が返ってきた。
どうも物事がスムーズに進むな!と思っていたらJE6GDC坂本さんが駅長さんと知り合いだったらしく事前に段取りをして下さったらしい(坂本さんには瀬戸内町の運用中も山頂の運用場所に2回もお越し戴き色々御世話に成った感謝、感謝)川なのか内海なのか最後まで解らなかったが写真に写っている場所に運用場所を定めアンテナを設営する事を決めた。
ただこの場所の左側は芝生が広がり子供たちの遊戯設備が有り、幼児連れのカップルや子供の集団が遊んでいた為、怪我をさせては紹介下さった坂本さんに迷惑が掛かると思い 皆さんが居なく成ってからアンテナを設営したため運用開始は17:03分からとなり慌ててアンテナ全景の写真を撮り忘れた。場所は広大だったので60mくらいの幅で12mHの逆V アンテナを張った。2番目の写真は道の駅の建物、建物の右側斜面が土砂崩れを起こしているが 今回の奄美大島移動で一番印象に残っているのは「この崖崩れ」どの場所に行っても360度を見渡すと必ず赤土の崖崩れが発生していた。
此の島の瀬戸内町の移動運用場所の山頂への道は途中で道幅の半分が完全に陥没、谷に落ちていたし奄美市から宇検村に向う山道も数十箇所に渡り崖崩れが発生、改修工事が始まっていた。どの場所の土質も赤土で木々の根が十分に根を張っていない感じ、崖崩れの爪痕を見ても岩盤が少なく地層の変化の無い赤土の固まりの感じだ。
3番目の写真は奄美交流体験館、温泉設備が有ると聞いていたので喜び勇んで急行したが水害の影響でボイラーが故障中、再開は10月頃の看板が有りズッコケタ・・・・移動運用実績は 総交信数 614交信 3.5MHzが131局、7MHzが483局に終わった。
200局限定の道の駅スタンプ付きのカード発行予定で有ったが翌朝、時間が有ったので300枚のカードに道の駅スタンプを押し発行した。其れにしても道の駅のスタンプ押しは大変な作業、1時間半以上を要した。