「道の駅えびの」を出発し県道221号線を人吉市に向かい其の後、県道219号(人吉街道)を球磨川に沿って北上しながら八代市へと向った。この街道は余りアップ・ダウンが無く、馬力の無い軽四でも問題なく進む事が出来たが八代市に入った所で「道の駅坂本」(写真上段の2番目)で食事休憩、実はこの段階では私は「道の駅坂本」は山の中に有り球磨村内と思い込んでいた。球磨村と言えば余りQRVの無い場所、道の駅内の観光マップを見ると天文台が有る事が解った。
一般的に天文台の有る所は低緯度の星の観測が可能な様に周りに障害物が無く360度の広い視野が有る為、アマチュア無線の移動運用には適している。とにかく現地を見て運用出来そうで有れば遣ろうと天文台に向った。可也山を登って山頂の465mH位の所に天文台は有ったが残念ながら駐車場に入る手前で施錠されており駐車場には入れず断念して近くを探すと森林体験交流センターが有り大きい駐車場に入ると、高さロケーション共に抜群の場所、「此れは飛びそう」と念の為にナビで場所を確認したら何と熊本県八代市坂本町中谷488mHと出た。(私のナビは古いタイプでポイント登録時にのみ正確な住所が表示される)「あちゃ~此れは骨折り損のくたびれ儲け」例によって市の場合は移動運用しない主義、諦めて山を下った。球磨川を挟んで東対岸であったら球磨村だったのだが残念至極、調度、球磨川が境界線だったのだ、如何しようも無い。
八代市に入って3号線を北上し熊本市の近見から57号線に乗換え阿蘇山方面へ「道の駅阿蘇」で今晩の食料を確保、JCG-43002Bの阿蘇郡産山村へと向った。この村は村全体がグリーンに覆われ酪農を中心としている様で広大な牧草地内に大型の牧場がポツポツと点在する感じで私が運用場所探しに走り回った場所には殆ど一般家屋を見る事は無かった。
村内には広い道路が通っており道端で運用出来る場所は沢山有ったが余りも見通しが良過ぎて注目される感じ、私の得意な「ごぞ地」は見付ける事は出来なかった。余談だが酪農農家は「こうてい病」から牛を守る為に非常に神経を使っている。一度発生すれば全頭を殺傷処理しなければ成らないので検疫の為に情況の解らない県外の車両の近寄りや立入りは歓迎しない。牧草地の近くで大型のアンテナを設置して運用するには余りにも目立ち過ぎる場所ばかり、其の為、村内の南西部に有る放牧地を離れた大蘇ダム湖に架かるヒゴタイ大橋の北側に有る駐車場(北緯39度59分58秒、東経131度11分30秒、海抜713mH)を探し当て運用場所とした。
運用場所探しに手間取った事から運用開始は18:27JSTから始まり23:04JSTと翌朝の04:58JST~07:20JSTの間に7MHzで運用し361局と交信したが残念ながら駐車場の広さが狭く3.5MHz帯はアンテナを張る事が出来ずに運用出来なかった。其れとアンテナ設営が遅くなったので夜写真を撮る事を忘れ、翌朝アンテナを撤収した所で気付いたが「時既に遅し」産山村でのアンテナ設営状態の写真は無い。この村はプチ・アワードの対象地、保々7時間に及ぶ運用時間の割りは交信数は伸びて居ないこの現象は今回の移動運用の終盤まで続いた。
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