週末にWPXのRTTY・コンテストが開催されて居たので少し参加してみようと考えたが、いざ運用しようとしたら何と以前にRTTY・SSTV・PSKモード用のソフトをインストールして居たパソコンをWin7からWin10に新規インストールして居た為に、全てのソフトが消えて運用する事が出来なかった。
同じパソコンにインストールし直す事も考えたが、DXをワッチ状態では此のパソコンはDXクラスターを見ているパソコンなので画面の切り替えが煩わしい事とデジタル・モードはコンテスト以外では殆ど運用しないので、他のパソコンの方が機動性が在り必要が無い時には他に保管できる場所を取らないノート・パソコンが使い勝手が良いと考え遊んで居るパソコンを探して見た。
部屋の隅にもう2年間程、全く通電していないバイオ・ノートと富士通のノート・パソコンが見付かったので久振りに通電して正常に動作するか如何かを?試してみたら富士通のノート・パソコンは正常に立ち上がったが、バイオ・ノートは電源は入るがOSが立ち上がらない状態に成って居た。富士通のパソコンは正常だが液晶画面の色が一寸劣化して居たので、私が新品から購入した(結構高額であった)最初で最期のバイオ・ノートの方が発色が良い事は解かって居たので暇な時間を持て余して居る爺さん此のブログの題材にくらいは成るだろうと一寸、弄ってみる事にした。
症状としては一応、電源は入るが直ぐに電源がカットオフされる状態?外観を目視した状態でパソコン内部の冷却ファンが回り出さない症状が確認出来たので冷却クーラー単体の不良か如何か?を調べる為には本体部分を分解せねば成らなくなった。私の現職時代の仕事は電子機器関係の修理業務だったのでノートパソコンの修理経験は全く無かったが、如何にか成るだろうと軽い気持ちでHDD、バッテリー、DVDドライブの取り外しまでは簡単に進んだが、本体の下ケースを外し掛けたが目視出来るネジを片っ端から弛めたが如何しても上下のケースが分離出来ない状態に???少し開いた下側部分から内部を覗き込んでもクーラーへの電源コードやコネクター類が見当たらないので此れは如何やら上側のキーボード側から分解しないと駄目らしい事が解かって来た。
しかし此の分解方法を彼是試したが解からず、知恵の輪を外す状態で悩む事1時間半、最終的にキーボード上に在るスピーカー部分の整形品を外す事が決め手に成るだろうと此の部分の四隅から分解用のへらで色々遣ってみたが中々外す事が出来なかった。途中で家内からの昼食のブレークが掛かり食事に入ったが以前の職業柄、食事をしながらも、分解方法の方法が頭から離れない・・・・・・
暫くして、「ひょっとしたら此のパーツ全体を左右どちらかにスライドさせるのでは無いのだろうか?」との考えが浮かび上がり色々遣ってみたが上手く行かない。何せ力ずくで抉じ開けたら相手はプラスチックの成型品なので楔の勘合部分がパリと壊れて仕舞ったら一巻の終わりに成って仕舞う代物、慎重に成らざるを得ない。しかし此の躊躇が問題解決の邪魔をして居たようで、「此れで壊れても仕方が無い」と覚悟を決めて此の整形物を左側に強く捏ねたらスピーカ部分の整形品が漸くスライドしながら左側に動いた。
此の状態で写真の様に其の部分が外れ其の下にキーボードを固定して居るネジがあり其れを外すとCPU部分が見渡せる状態に成り漸くファンの点検が出来る様に成った。写真左手のCPU用のファンは最初から回転して居たが其の右側に在るファンは電源オン時には直ぐに回転しない。節電対策の為に温度感知機能が在るかも知れないので暫く待って居たらモーターの羽根は小刻みに左右に揺れる状態(此の症状は此の手のファンには良く在る故障症状)5分ほど時間を置いた処で羽根を少しドライバーの先で勢いを付けてやると羽根は回り続けるので右側のファンの故障は間違いない様である。
しかし両方のファンが回ってもOSが立ち上がらないのでHDDに耳を傾けて聴いて見たがアクセス音が全く出ていないので「おいおい、HDDもアウトか!」と溜息・・・・・念の為に取り出して良否の判定用に作って居るアダプターを経由して他のパソコンのUSB端子から外部HDDとしてチェックしたら完全にアウト状態に「此の野郎、手間隙掛けさせて二箇所も故障かい!」と思わず叫んだが如何なる事でもなくバイオ・ノートはゴミと化し此れこそ「骨折り損の草臥れ儲け」と成った。