パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ヴィジェ・ルブラン展に行く

2011年05月03日 | アート・文化

1 三菱一号館美術館で開催されている「マリー=アントワネットの画家 ヴィジェ・ルブラン展」に行ってきました。
パリの市民革命直前まで、マリーアントワネットのお抱え女性画家だったヴィジェ・ルブランを中心に、その当時の女流画家たちの展示会です。

まず驚いたのは、当時自画像は二流画家のものだと言うことです。やはり女性画家には厳しい芸術環境のようで、自画像の世界でのみ活躍の場があったようです。それでも素晴らしい絵ですね。次に驚いたのはパステル画が多い事でした。
他に気づいたことは、多くの絵の特徴は優しい顔をしている、母親の絵が多い、作者の自画像が多い、ですね。
この時代、女性が絵筆一本で生活するのは並大抵な才能じゃ出来ないよなあ、自画像は優しい顔しているけど、その根性は相当な筋金入りだと思わざるを得ません。

レンブラント展よりは良かったです。あちらは版画ばかりで飽きてしまいました。「光の探求/闇の誘惑」なんだから、絵画を中心に見せて欲しかった。

にしても、来場者の多くが妙齢のmiddle aged ladiesばかりでした。おっさんよりもyoung ladiesの方が少なかったです。おっさん一人で観るのは恥ずかしかった。

コメント (3)
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