今日は出勤前に海老名のTOHO CINEMASに来ました。ここで朝10時から《午前10時の映画祭》と題した上映会が開催されていて、2週間交代で往年の名作が上映されています。以前にも《風と共に去りぬ》を鑑賞したのですが、今日はミュージカル映画の金字塔的名作《ウェストサイドストーリー》を観ました。
実は我が家にもこの作品のDVDがあって、観ようと思えばいつでも観られるのですが、当たり前の話ながら、やはり映画館の大画面で観るのとは迫力が違います。特に冒頭で俯瞰のニューヨークの街並みの映像から段々と不良青年達のいる広場にクローズアップしていく様子は、この画面の大きさで観ないとその演出の巧みさは伝わらないと、改めて実感させられました。
ストーリーは今更私がとやかく書き連ねる必要もなく、シェイクスピアの4大悲劇の一つ《ロミオとジュリエット》を下敷きにして、現代社会に生きる若者達の勢力抗争とそこに芽生えた哀しい愛の物語ですが、中世ヨーロッパの上流階級の抗争の世界を「そうきたか!」という視点で描き出してみせた、希代の名作です。
そしてもう一つの魅力は、その物語に添えられたレナード・バーンスタインの音楽の数々とキャストによる華麗なダンスです。ひとつひとつ列挙すると大変なことになりますが、冒頭のJ・チャキリス達のダンスに始まってから悲劇的なラストを迎えるまで、息をもつかせぬほどのダンスと名旋律が画面上に展開されていきます。ジェット団とシャーク団の抗争の中でマリアとトニーの恋がどういう結末を迎えるのか…というストーリー展開を何度も観て知っているはずなのに、美しい音楽の効果も相俟って毎回観る度に涙がこぼれてしまうのです。今回、テレビサイズではなく『本来あるべき画面の大きさと音量』で鑑賞して、又しても感涙に咽んでしまったのでした。
最後に、昨日この作品を映画館で観賞した友人の感想がFacebookに載っていたので、そのまま引用させて頂きます。
『戦などを企てている人は是非この作品を観て欲しい。喧嘩は、せめて踊りながらするべきだ』
舞踏家らしい視点で端的かつ簡潔にこの作品を表現し得た名言だと思います。私の場合、どうもあれやこれやと長々と書き連ねてしまうので…。
実は我が家にもこの作品のDVDがあって、観ようと思えばいつでも観られるのですが、当たり前の話ながら、やはり映画館の大画面で観るのとは迫力が違います。特に冒頭で俯瞰のニューヨークの街並みの映像から段々と不良青年達のいる広場にクローズアップしていく様子は、この画面の大きさで観ないとその演出の巧みさは伝わらないと、改めて実感させられました。
ストーリーは今更私がとやかく書き連ねる必要もなく、シェイクスピアの4大悲劇の一つ《ロミオとジュリエット》を下敷きにして、現代社会に生きる若者達の勢力抗争とそこに芽生えた哀しい愛の物語ですが、中世ヨーロッパの上流階級の抗争の世界を「そうきたか!」という視点で描き出してみせた、希代の名作です。
そしてもう一つの魅力は、その物語に添えられたレナード・バーンスタインの音楽の数々とキャストによる華麗なダンスです。ひとつひとつ列挙すると大変なことになりますが、冒頭のJ・チャキリス達のダンスに始まってから悲劇的なラストを迎えるまで、息をもつかせぬほどのダンスと名旋律が画面上に展開されていきます。ジェット団とシャーク団の抗争の中でマリアとトニーの恋がどういう結末を迎えるのか…というストーリー展開を何度も観て知っているはずなのに、美しい音楽の効果も相俟って毎回観る度に涙がこぼれてしまうのです。今回、テレビサイズではなく『本来あるべき画面の大きさと音量』で鑑賞して、又しても感涙に咽んでしまったのでした。
最後に、昨日この作品を映画館で観賞した友人の感想がFacebookに載っていたので、そのまま引用させて頂きます。
『戦などを企てている人は是非この作品を観て欲しい。喧嘩は、せめて踊りながらするべきだ』
舞踏家らしい視点で端的かつ簡潔にこの作品を表現し得た名言だと思います。私の場合、どうもあれやこれやと長々と書き連ねてしまうので…。