
今日は朝から曇りがちの一日となりました。なかなか『抜けるような五月晴れ』にはお目にかかれません。
そんな中、たまプラーザの駅に降り立って教室に向かっていたら、歩道脇の花壇に矢車菊の花が風に揺られているのが目に留まりました。4月半ば頃から咲き始める矢車菊も、そろそろシーズンの終わりを迎える頃です。
青く咲く花の中でも、とりわけ華やかな青色を持っているのはこの矢車菊でしょう。何しろサファイアの鑑定で青の色合いの最高ランクは『コーンフラワー(矢車菊)ブルー』と呼ばれるくらいですから、古来からこの『青』がどれだけ人々を魅了し続けてきたのかが分かります。
また時にはアールグレイ茶葉に乾燥させた矢車菊の花弁を散らすこともあり、トワイニングの矢車菊入りアールグレイは『レディグレイ』の名で呼ばれています。紅茶に花弁を散らすことによる効果効能は定かではありませんが、花を飲んでみようという先人のセンスはなかなかのものです。
この矢車菊が終わる頃になると、日本では梅雨の足音が聞こえる陽気になっていきます。