今日は新大久保のスタジオで、来月のフルートカルテット公演の合わせ練習をしました。今日は主にダンツィとロッシーニのニ長調の練習となりました。
ダンツィは、第一楽章が弦楽三重奏のニ短調音階の強烈なユニゾンで始まったり、曲中のフェルマータを使って思い切った方向に転調したり、終楽章に付点音符のリズムを多用したりといった、どことなくハイドンの疾風怒濤期の作品に通じる雰囲気のある作品です。一方で第二楽章はダンツィならではの歌心に満ちた穏やかなメロディが流れていきますし、第三楽章のメヌエットのトリオはミュゼット(バグパイプを模した舞曲)の形式で書かれていて、チェロの持続低音の上に牧歌的なメロディとハーモニーが紡がれる、なかなか面白い曲だということが分かりました。
一方のロッシーニはというと、特にヴィオラパートに原曲の弦楽ソナタとは程遠い難しいアレンジが為されていて、一人でヒイヒイ言いながら弾いて終わってしまった感があります…。でも、さすがロッシーニ、随所に彼のオペラのエッセンスが感じられる作品となっています。後は演奏者が頑張るだけです…。
今日合わせてみて、一人で練習している時には気づかなかったような点が浮き彫りになってきたような気がします。これを基に、更に皆さんに御迷惑をかけないように練習します…。