今日は小田原の教室の日だったのですが、たまたま通りかかったパン屋に懐かしいものがあったので久しぶりに買ってみました。《シベリア》です。
ジブリ映画『風立ちぬ』にも登場した羊羹をカステラで挟んだこのお菓子、私が幼少期によく遊びに行っていた祖父母宅の近くにあったパン屋さんに売っていて、よく買ってもらったものでした。その時のシベリアはこんな長方形ではなくて三角形⊿だったような気がしますし、名前もその店では《シベリヤ》と書いてあった記憶があります。
この、ある意味シンプルなお菓子が何故に《シベリア》なのか…挟まれた羊羹がシベリアの永久凍土を表しているとか、カステラがシベリアの雪原で羊羹がシベリア鉄道の軌道に見立てられているとか様々な説があるようですが、真相は明らかではないようです。ただ、古川ロッパの『甘話休題』という著書の中にシベリアが登場することから、少なくとも大正時代には一般的なものとして存在していたようです。
ここ最近は見かけることもなくなっていましたが、少なくとも小田原というレトロな街には売られていることを確認できたことは収穫でした。20余年小田原に通っている身ですが、まだまだ知らないことは万とある…ということですね。