共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

今日の《cafe32゜F》

2013年09月20日 14時38分14秒 | 日記
陽射しはまだ強めながら、日陰に入るとかなり涼しい秋風が心地よい日となりました。こういう陽気になったら、やはりハヤシライスが頂きたくなります。ということで、その欲求に素直に従ってみました。

玉ねぎの効いた程よい甘味のデミグラスソースに牛肉の柔らかさがマッチして、頂いていると幸せな気分になります。これから紅葉の時期に向けて、ますますハヤシライスが美味しく感じられるようになってくるでしょうから、今から楽しみです。
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彼岸

2013年09月20日 13時21分15秒 | 日記
今日は秋の彼岸の入りです。夕暮れが日に日に早くなってきていますが、それもよく考えてみれば納得です。

近所の御社の境内に、今年も曼珠沙華が咲き始めました。先日白い曼珠沙華をアップしましたが、やはり曼珠沙華のイメージはこの燃えるような紅です。

まだまだポツポツと咲き始まったばかりですが、この御社では例年、木陰を中心に結構曼珠沙華が咲きますので、それも今から楽しみです。
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名月

2013年09月19日 20時12分41秒 | 日記
教室が終わって、たまプラーザ駅まで来ました。

ちょうどたまプラーザテラスの上に、仲秋の名月が姿を現していました。青く冴え渡った満月は、人工的な明かりを凌駕するかのように煌々と光り輝いていました。この光景にはさすがに家路を急ぐ人達も足を止めて、思い思いに写真を撮っていました。

それにしても、秋空に浮かんだ『この月』を特別に愛でようとした古人の感覚は、実に素晴らしいと思います。
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可愛いらしく(*^-^*)

2013年09月19日 16時35分28秒 | 日記
お月見と言うと、子供の頃は草っ原や河原っぷちに行って薄や女郎花などを採ってきてお月様にお供えしていました。しかし、造成されてしまった横浜の街にはそういう草っ原も河原っぷちもありませんから、お月様にお供えしようと思うと、どうしてもこういうかたちになります。

まあ、昨今の子供達にとっては、薄の葉っぱであちこち切り傷を作ったり虫に刺されたりしながら採ってくるということもなかなか大変なことでしょうから、時代のニーズには合っているのかも知れません。

あちこちのお花屋さんに工夫を凝らしたお月見ブーケや寄せ植えが並んでいましたが、中でも可愛いらしかったのがこの《お月見うさぎ》と題されたミニブーケです。小さなオアシスの入った中に薄の穂と竜胆と様々な色のカーネーション、そして満月に見立てた真ん丸のピンポン菊に小さな兎のお人形が飾られています。何とも心憎い演出です。

今時のマンションサイズとしては、これくらいがちょうどいいのでしょうね。
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仲秋の名花

2013年09月19日 14時45分26秒 | 日記
今宵は十五夜、仲秋の名月です。この時期は秋の長雨の時期でもあって例年お天気の確率が低いのですが、今年は先の台風が秋雨前線を巻き取っていってしまったようで、雲一つない抜けるような青空が広がっています。

出勤途上の道端に、可憐な桔梗の花が咲いていました。あの大嵐に耐えて、今日のこの日を迎えたのでしょう。独特の美しい青紫色の花を、ちょっと遠慮がちに咲かせていました。

吹く風は、すっかり秋です。
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あるべき姿で

2013年09月18日 19時50分47秒 | 日記
今日は上野に出て来ました。本当なら月曜日に来る予定だったのですが、ご存じの通り台風に見舞われて交通機関が麻痺したため、断念せざるを得ませんでした。

上野公園の奥に進んだところに東京芸術大学があり、通を挟んで音校(音楽学部)と美校(美術学部)とに別れていますが、今日は美校の敷地内にある東京芸術大学附属美術館に来ました。今ここで《興福寺仏頭展》が開催されています。

奈良・興福寺東金堂の本尊だったこの御像は、鎌倉期に飛鳥の山田寺から僧兵が強奪してきたものでしたが、室町期の落雷による火災で頭部を残して焼け落ちてしまいました。その後、現存の東金堂が完成して新しい薬師如来像が安置された時、その台座の中に残った金銅製のこの頭部を、同じく焼け落ちた銀製の仏手を納めた唐櫃の上に据えて納めていました。それが昭和12年の解体修理の時に発見され、当時大ニュースになったのだそうです。

『仏頭』と呼ばれる通り、この御像は首から上のみが残り、頭頂部も陥没してかなり痛々しいものではありますが、白鳳時代特有の凛としたお顔立ちの造形の美しさと学術的な貴重さから、欠損仏としては異例の国宝に指定されています。

今回は特にこの仏頭を中心に、平安期に製作されて、当時この御像の台座に飾られていたと思われる《板彫十二神将像》(国宝)と、鎌倉期に製作されて、今も東金堂内で本尊・薬師如来を守護している《木像十二神将立像》(国宝)が、それぞれ全12体一堂に会して、鎌倉期東金堂に仏頭を中心に安置されていたあるべき本来の姿を再現したかたちになっています。

《板彫十二神将像》は通常は興福寺国宝館に展示されているのですが、一度に公開されるのは3体ほどで、今回のように12体が揃って公開される機会は、現地でもあまりありません。また東金堂内安置の木像十二神将像は、現地ではかなり離れたところにある台座の上に、しかも左右に6体ずつ固まってあるため、今回のように1体1体をじっくりと鑑賞することはできません。そういった意味では現地興福寺でもなかなかお目にかかれない、非常に貴重な展覧会です。

また、今回は参考展示として、仏頭と同じ白鳳時代に製作された深大寺の釈迦如来倚像が特別招聘されています。普段深大寺に伺うとガラスケースの中に坐しますお釈迦様が、今展覧会では360度から拝観できるようになっていて、これまた貴重です。

興福寺は来たる2018年に、根本中堂と言うべき中金堂が落成します。今回の展覧会は、その落成に向けた復元工事の資財調達の意味も兼ねてのものです。今日は興福寺から僧侶もいらしていて、講話がてら盛んに御寄附のお願いをされていました。

もしおいでになったら、今回は木像十二神将像と仏頭と深大寺釈迦如来倚像は360度拝観できるように展示してありますので、普段お寺では絶対に拝観することの出来ないバックショットを是非観て頂きたいと思います。
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夕映えの中で

2013年09月17日 18時19分11秒 | 日記
伊勢原大神宮から、山野楽器に用事があって海老名まで戻ってきました。

用事そのものを済ませてから何やかやとしていたら、外はすっかり夕暮れ時を迎えていて、駅へ向かう自由通路に出てみたら見事な夕映えの景色が広がっていました。

画面中央に存在感を放っているのは駅に隣接するマンションの建築重機ですが、その向こうに丹沢の山々が、夕日に後押しされてくっきりとそのシルエットを浮かび上がらせていました。この光景にはさすがに多くの人が感嘆していて、私のすぐ隣やちょっと離れたところに何人もの人達が携帯を空に向けてかざしていました。

美しい秋空に涼しい秋風、いい季節になってきました。
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日の宮

2013年09月17日 16時40分19秒 | 日記
今日は朝から台風一過とはかくなるものぞ…というような、これを好天と言わずして何をもって好天と言うのかという天候に恵まれました。おまけに吹く風は完全に秋の風で、朝方などはさしもの私が『寒い!{{(>_<;)}}』と思うくらいでした。

そんな中、今日は伊勢原市にある伊勢原大神宮にお詣りに参じました。先日御霊神社のお祭りに行けなかったこともあって、せめてこちらの例大祭には伺いたい…と思って、お詣りがてら確認しに参じたわけです。

こちらの例大祭は毎年9月20日近くの日曜日ということになっています。実は去年のこちらの例大祭の日には結構しっかりと雨が降ってしまったのですが、この週末の天気には特に問題はなさそうなので、とりあえず楽しみにしようと思います。

画面には写っていませんが、来たるお祭りにむけて神職や巫女さんが懸命に嵐の後片付けをされていました。こうい御苦労があったればこそ、私達は安心してお祭りを満喫できるわけです。有り難いことと感謝申し上げて、一先ず失礼しました。
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大変なことに…

2013年09月16日 12時33分21秒 | 日記
昨日お祭りを潰した台風はその後も勢力を保ったまま、朝方には豊橋市に上陸して長野方面に向かっていきました。どうやら関東直撃は避けられたようですが、それでも8時頃の厚木近辺の気象状況は凄まじく、去年の9月に続いて雨がほぼ真横に降るという椿事が再現されました。

本来ならば今日は都内に出掛けようと思っていました。それで、雨自体は10時を回ったくらいに収まったので、天気予報を再三チェックした上で一応駅まで出てみることにしました。

乗客数もまばらなバスに乗って海老名駅に到着したら、何やら改札口近辺が騒がしかったので行ってみたら、何と相模川に架かる鉄橋の風速計の数値が規定値を超えたので本厚木~海老名間が運転見合わせになったことを案内していました。小田急線は運行を左右する河川が3つ…多摩川・相模川・酒匂川…あるのですが、よりによって一番近所で止まってしまったかたちでした。

駅員に聞いてみたところ新宿方面には通常通り運行しているということでしたので、都内に出ること自体には問題ありませんでした。ただ『出たはいいものの、帰りにまたどこかで運転見合わせになったらどうしよう…』という不安感が払拭できなかったため、結局今日のお出かけは中止することにしました。

それにしてもすごかったのが、海老名駅前のバスセンターに出来ていたこの大行列です。この人達は全員、運休してしまった小田急線の代わりに相模川を渡る手段としての代行バスを待つ人達ですが、全員はハケるまでに一体どのくらいの時間がかかるのやら…もしかしたら最後尾の人がバスに乗り込むくらいには小田急線の運転が再開してしまうのではないかしら?と思うくらいに長蛇の列が、自由通路下の雨の避けられる道に沿って延々と出来ていました。

公共交通機関が正常に機能しているということがどれくらい有り難いことか…これを見ると嫌と言う程実感させられます。私は別ルートでさっさと帰ってしまったので事の顛末は見届けませんでしたが、何しろ皆様どうか御無事で…と思わずにはいられなかったのでありました。
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風雨ニ負ケテ…

2013年09月15日 21時11分11秒 | 日記
今朝目を覚ますと、窓の外から雨音が部屋の中まで忍んで来ました。「あぁ、やっぱり…」と思いながらカーテンを開けると、景色が煙るほどの激しい雨が、地面に激しく打ち付けていました。

台風が直撃する前段階からこの勢いで降っているとなると、今夜半から明日にかけて台風本体が関東に上陸したら、一体どんな事態になるのか…部屋の中で一人でそんなことを憂慮していたら一通のメールが…

『おはようございます。残念ながら御神輿は中止になりました。また来年よろしくお願いします。』

やはり…予想していたことではありましたが、それでも落胆は小さくはありませんでした。というのも、本来ならば今日は平塚市の横内地区にある御霊神社の例大祭の日で、西湘地区でもかなり豪奢な御神輿の渡御がある日だったのです。因みに先程メールを下さったのは、私の知り合いで御霊神社の氏子さんをされている方でした。

写真は昨年お邪魔した時に撮影したものです。御霊神社の御祭神は崇道天皇=桓武天皇の弟君の早良親王ですから、屋根には菊の御紋が燦然と輝いていて、それを守護するように配置された立体的な龍の彫刻は迫力満点です。これだけの御神輿を作れる職人も、もう日本にはいないそうですので、そういった意味でも貴重なものです。

そういう貴重な御神輿を風雨に曝すわけにはいきませんから、今日の中止はむしろ望んでいました。ただ、例大祭というお祭りは日にちピンポイントですから、今日中止になった場合には、氏子さんからのメールにもあるように来年までお預けということに相成りました。仕方のないことではありますが、西湘地区のお祭り独特の「どっこいどっこい!!」の掛け声と、担ぎ手の躍動に合わせて鳴らされる御神輿の鈴の音、それと共に歌われる『甚句』と呼ばれる独特の唄との掛け合いを、今年も堪能したかったな…というのが正直なところです。

どんな感じなのかが分かる動画を載せておきましたので御覧頂ければと思います。2010年9月の例大祭で、御神輿が各地区を回って帰って来た『宮入り』の場面です。

2010年横内御霊神社例大祭 宮入り
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御無事で…

2013年09月14日 16時00分48秒 | 日記
昨日の天気予報を見事に覆して、今日もなかなかの暑さに見舞われております。『残暑』というよりは、もはや『夏のやり直し』とでも言うべき暑さと湿度です。通りを歩いていると、そこここの家から蚊遣りの香りが漏れ漂ってきて、まだまだ『夏』を終わらせない風情を醸し出しています。

こんなに急激に暑くなったのは、この週末に東日本を直撃するとされている台風と無関係ではないでしょう。かく言う厚木も、今日いっぱいは晴れるという朝の予報は何処へやら、15時を過ぎた頃からすっかり曇天模様になってきて、いやがうえにも嵐の予感を抱かされます。

厚木神社にお詣りしてから御社の裏手の相模川の土手に下りてみたら、一角に秋桜が咲き始めていて、湿った風に吹かれながら身をそよがせていました。なるべく花の多いところを撮ったのですが、全体的にはまだ三分咲き程度といったところでしょうか。

明日からの荒天で、はたしてこの子達が無事に立っていられるかどうか…細いなりにしなやかな茎の持ち主ではありますが、こと直撃台風ともなれば大事です。去年首都圏を直撃した、大量の雨が真横に降った猛烈な台風の記憶もありますので、何とも心配です。どうかこれから接近する台風が、この子達にとっても私達にとっても、去年のような甚大な被害をもたらす大規模なものではありませんように…。
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今日の《cafe32゜F》 そしてお詫び

2013年09月13日 18時36分26秒 | 日記
2、3日前の週間予報通り、週末になって暑さがぶり返してきました。そんな暑さの中で、今日は以前にも頂いた新商品『アボカド・ベーコン・チーズのトーストサンド』のランチセットをオーダーしました。

ベーコンはソテーしてからサンドされるのですが、フライパンで炒めている最中、カウンター越しにベーコンの焼ける独特の香ばしい香りが漂ってきて、いやがうえにも食欲をそそります。御主人がこのサンドイッチのために選んだイギリスパンも、最近世間で流行っている「モチモチ」したものとは違う、パリッとした食感が心地よいパンです。丁寧に水出ししたアイスコーヒーと一緒に、美味しく頂戴しました。

ところでこれとは別に、このブログを見て下さっている皆様にお詫びしなければならないことがあります。先週の金曜日に白い曼珠沙華の写真をアップした際、もう一種類違う色の曼珠沙華が咲くのでお楽しみに…と期待を持たせてしまったのですが、今日その場所に行ってみたら綺麗に下草が刈り込まれていたのです。

「あれ?」と思っていたら、ちょうど園丁の方がみえたので

「あのぉ…この辺りに彼岸花が咲いていませんでしたか?」と聞いてみたら

「あぁ、つい昨日この辺りの草刈りをしましたので…」という返事…何と、見たかった曼珠沙華ごと全部刈られてしまったのです!

ガ━━(;゜Д゜)━━ン!!う、嘘でしょ~。何でまたこんな中途半端な時期に草刈りなんかするんだよぉ…:( TДT):。

ということで、皆様にお目にかけたかったオレンジ色の曼珠沙華は、来年までお預けと相成りました。誠に申し訳ございません…m(_ _)m。

来週には秋のお彼岸を迎えます。その頃にはもう少し涼しくなっていることを願いつつ…。
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不感症

2013年09月12日 15時35分40秒 | 日記
今日ののニュースをみてビックリしました。京都の伏見稲荷神社の有名な千本鳥居の前で、早稲田大学の学生が全裸で写真を撮って、あろうことかそれをツイッターに掲載して配信したのだとか。しかも、その件で早稲田大学が謝罪したのだそうです。

今までにも、人の口に入るものを保管する冷蔵庫や冷凍庫に入って得意満面の写真をSNSに掲載したり、いきさつの真偽は不明ながら、中華料理チェーン店のカウンター席に複数の男性が全裸で座っている写真が明るみに出たりと、『日本人の品位かく失墜せり』といった内容の報道が連日のように流されています。そして、それによって店一軒が廃業に追い込まれたりしているのですが、そういう最悪の結末を迎えた事例を見ても、彼等にはまだ『学習する』には不十分だったのでしょうか。

先ずきちんとしておかなければならないのは、これはイタズラなどというものではなく『公然猥褻罪』であるということです。そして、これだけの重大事を起こしておきながら、何故学校が謝罪しなければならないのでしょうか。謝罪すべきは、いい加減図体のデカくなった容疑者本人と、そういう品位のない人間に育て上げてしまった親です。

そして、それよりも私が危惧しているのは、日本の若者達に『神域に対しての畏怖の念』が欠如していることです。冒頭に敢えて不快なタイトルをつけたのは、このことについてです。

伏見稲荷と言えば千有余年の歴史を誇る霊場です。そして鳥居は、ここから先が神域であるという結界です。伏見稲荷に訪れたことのある方なら分かって頂けると思いますが、あの千本鳥居というものは他の神社の入口としての鳥居とは全く違っていて、何やら『異界』へ入っていくような特別な空気を醸し出している独特の世界です。そういった場所を『パワースポット』と一くくりに称して巡って歩いたりして、とかくスピリチュアルなもののチェックに余念がないと思いきや、そういった『霊力(霊感ではありません)』というものは感じずにいられてしまうほど、残念ながら今の若者達は鈍感に…いや、不感症になってしまったのでしょう。

そんなことを思いながら、出勤前に厚木神社に詣でました。ここは違う場所から明治期に遷坐された比較的新しい御社ですが、それでも一歩鳥居をくぐれば須佐之男命をお祀りする神域としての凛とした空気を感じることが出来ます。少なくとも問題の早大生に、お稲荷様の罰が最小限であることを願って止みませんでした。
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秋の訪れ

2013年09月11日 17時51分24秒 | 日記
地方によってはまだまだ残暑の厳しいところもあるかと思いますが、少なくとも神奈川県はここ2、3日の朝晩はとても涼しく、一ヶ月前の寝苦しい夜が嘘のように快眠できる日が続いています。過日九州に上陸して早めに温帯低気圧に変わった台風が秋雨前線を南下させ、それと共に大陸の秋風を呼び込んだことによるようです。

秋のお彼岸も近づいてきていることもあり、こうなると俄然『このまま秋に突入!』と期待は膨らむのですが、週間予報によると週末にはまた暑さがぶり返してくるということで、まだまだ安心させてはもらえないようです…。

そんな中でも街を見渡せば、あちこちに秋の気配を感じることが出来ます。駅前の花屋の店先に、《シーズンブーケ》と題された花束が売られていました。中には竜胆に吾亦紅に女郎花にと、秋の花々で溢れています。

そういえば、そろそろお月見です。
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勘違い召されますな

2013年09月10日 18時58分06秒 | 日記
2020年東京オリンピック開催決定が発表されてから日も経って、さすがにあの日のようなお祭り騒ぎも、世の中的に一段落しました。

ところで、こういうお祭りの開催が決定して国民の大部分が喜んでいると、必ずそのムードに水を差したがる人達というのが蠢動を始めます。はたせるかな今回も、開催決定のその日のうちにわざわざ被災地に飛んで、『震災の復興が後回しになる懸念』を煽るような記事を掲載した新聞がありました。今日も今日とて御覧の通り、案の定消費税増税論議を絡めて、何とか手放しで喜ぶのを阻止しようというネガティブキャンペーンに余念がありません。

あの…先ずきちんとお勉強して頂きたいのですが、先日ブエノスアイレスの総会で発表されたのはオリンピック開催『国=JAPAN』ではなくて『都市=TOKYO』でしたよね。それを見れば分かるように、五輪開催に関しての会場建設や準備というものは『開催都市』が賄うものなのです。勿論、一国の首相が招致プレゼンテーションに関わったからには「国は知りません」とは言えないでしょうが、それでもオリンピック準備にメインの財源として使われるのは国税ではなくて都民税ですから、国庫に直結する消費税や震災復興費とは出所が違うのです。

敢えて国庫金が使われるとしても、第一には各スポーツ法人を束ねる文部科学省の予算で、それは毎年支給されているものです。尤も、来るべきオリンピックホスト国として恥ずかしくないレベルに各競技の選手を育成しなければなりませんから、来年度以降は今までよりも多く予算請求がされるでしょうが…。

本来マスコミというものはそういう基本的な知識を弁えた上で、あくまでも中立の立場からオリンピック招致報道なり被災地報道なりしなければならないはずなのですが、新聞を読んでもニュースを見ても「恐らく聞かれた人がこういう答え方をするように持って行く玉虫色の質問をしたんだろうなぁ…」と思わされることしきりです。

またあるテレビニュースでも、猪瀬都知事と衛星中継でやりとりしていたキャスターが何かにつけて質問にシニカルな内容を絡めていて、始めは穏やかに答えていた猪瀬都知事が、後半では明らかに不快な表情をあらわにする場面もありました。こういうキャスターを見ていると「もしかしたら『自分は今このテレビを見ている全視聴者代表だ』なんて思いながらテレビに映って質疑応答してやしないでしょうね…」と言いたくなります。

別にテレビを見ている人間は誰一人として、こんな勝手なことをペラペラ喋る奴に自分達の考えを代弁してほしいなどという思いを付託した覚えはなく、ただ起きたことを飾らずに伝えてほしいだけなわけです。ですから、こういう輩が時折発する『報道の自由』というものは、実に薄っぺらく聞こえてしまってなりません。

とにかく報道機関には、ただ徒に国民の不安や不満を煽るだけ煽るのではなく、余計なことを飾りたてない中立的な姿勢での報道を望みます。
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